Blade Rondo -Frost Veil-/刻み記すラメント

Last-modified: 2022-08-09 (火) 01:36:12

(きざ)(しる)すラメント≫
コスト6 [L] ◆補助

召喚(ドリアーナ)
この行動はレスポンスされない。

[DEF]5
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆補助 末梢の楔:あなたのライフが相手よりも多いなら、あなたは勝利する。

※このカードは、2020年4月18日の発表により効果が修正されています。
現状、カードの使い方についても修正前の内容が多分に含まれている為、可能であれば修正をお願いします。
修正前の効果はページ下記に記述しています。
2021/11/21 目視出来る限り修正してみました。

 

Blade Rondo -Frost Veil-で登場した6コスト◆補助
発動に対してレスポンスされず、ターン開始時に相手よりライフが多ければ勝利する効果を持つ。

 

フィナーリア≫に続く2枚目の特殊勝利カード。
そして多くの場合、あちらより達成が容易であると思われる。

 

ラメントの発動に対してはレスポンス(Z)が行えず、ソロプレイの≪氷花清絶 ソーニャ≫が発動する≪末梢の楔≫に対しては発動出来る。
一度発動してしまえば、ほとんどの場合セットエリアに居座り続けることになる。
このカード単体では攻撃性能を持たないが、それを差し引いても驚異的な効果を持っている。

 

相性の良いカードは多く存在する。
①相手のライフを大きく減らすもの
マナティックルピナス≫や≪調停するカンパネラ≫など。
相手の攻撃を防御力やレスポンスで凌ぎつつ、ライフ差を1ターン守る組み合わせ。
調停するカンパネラ≫のように、相手もしくは自分の体力を操作できるカードであれば調整して特殊勝利に繋げやすくなる。

②こちらのライフを回復するもの
慈しむウィスパー≫や≪ぬくもりのアンバー≫など。≪ブラッディダリア≫はやや初動が遅いか。
回復量の割にコストが安いのが長所。

③その他
相手の回復を止めつつ着実にダメージを与える≪ローズバレット≫や、昼夜両方の効果が噛み合っている≪奔走するバーレスク≫、組み合わせによってはターン開始時毎に大ダメージを与えられる≪回遊するルフラン≫なども良相性。

 

召喚(Y)カードであり防御力5というステータスを持っているため、エラッタ前よりも弱体化しているとはいえ≪加護法≫を使用せず防御力を上げられるのは強みであろう。
しかも、レスポンスされないので防御力の上昇にも使え特殊勝利も狙えるため相手プレイヤーに意図的に体力調整させるという圧を与えることも可能ではないだろうか。

  • Blade Rondo -Frost Veil-発売直後から注目が集まっていたカードの1つ。
    混成構築だけでなく、同弾単体における環境でも優秀な効果を持っていたことから、SNS等の場にて高評価を受けることも多かった。
    2019年12月21日(土)に公式で開催される「ブレイドロンド混成ルールβ大会」においても、このカードが広く使われると見込む声は決して少なくなかった。
    しかし、実際には上位入賞者ベスト8の中でこのカードを採用したのはわずか1人であった
    このカードが場に出る前にダメージを与える構築が多く見られたことも起因しているだろうか。
     
  • 4月18日に、公式よりカード修正がなされたカードの1つ。

テキスト修正前

(きざ)(しる)すラメント≫
コスト5 [L] ◆補助

召喚(ドリアーナ)
この行動はレスポンスされない。

[DEF]6
あなたのターン開始時に以下を行う。
◆補助 末梢の楔:あなたのライフが相手よりも多いなら、あなたは勝利する。

コストが5であり、防御力が6であった。
修正でコストと防御力が入れ替わり、コスト面と防御性能の両者が弱体化したことになる。
同時に修正された他カードは、テキスト表記の修正…といった側面が強かったため、実質的に効果面で修正を受けたカードはこのカードのみとなる。
公式からも、「ゲームバランスが適正でない」という表現を受けている。

エラッタ前ではあるが、防御力を6持っていた。
攻撃力を限界値の9まで上げても3ダメージしか入らないと考えればその強さが分かるだろうか。
そしてその防御性能を持っていながら5コストであり、最速だと後攻3ターン目に召喚される(≪結実するドルチェ≫+≪鼓動法≫の組み合わせ)。
その早さで場に出た場合、多くの物理攻撃を無力化する事態になるだろう。

 

前述のエラッタ前の防御力含めて強力なカードであるのだが、単体では高い防御力を持つだけのカードにしかならないというのもまた事実である。
それでも5コストの防御力6は強いと言わざるを得ない。
だが、相手が魔法攻撃を軸に戦術を立てていると、その防御性能も危ういものとなってしまう。また物理を相手にしたとしても、≪絶対剣≫や≪圧壊剣≫のようなこのカードでは止めきれないカードも存在する。
場に出すタイミングやカードの組み合わせはしっかりと考えていきたい。

 
  • 単体でも特殊勝利・対物理性能の両面で優秀な性能を持っていたことに加え、次作との兼ね合いもあるかもしれない。
  • 召喚(Y)の傾向として、防御力のステータスはコストから1引いた数字になってるようであり、その点も踏まえて数値にエラッタを加えたのであろうか。
    次作「Blade Rondo Lost Dream」は物理が中心になると明かされており、混成構築をする上でこのカードが好ましくなかった可能性はある。
     
  • 「ラメント」は、嘆き、遺憾、哀悼を表現した詩歌や楽曲のこと。哀歌、挽歌。
     
カード情報
カードナンバーNo.76
イデア名Doriana(ドリアーナ)
Art水々
フレーバー卑しい魂の持ち主に、残酷な敗北と死を与える山の神の物語。

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