リムグガルド

Last-modified: 2022-07-10 (日) 17:51:12

「我の名は、深淵から這い上がりし†漆黒の堕天使†リムグガルド・R・レイヴェンである!」
「世界というのは、なんともシンプルで美しい…!」

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「さぁ!我の忠実なる部下達よ!儀式の刻が訪れたぞ!
(両手指の間にジャーキーとちゅ~るを構え)」

 

「我々は皆、自身の人生を描く画家なのだ。
 其方を創造するのも其方自身。
 今流れる歯車の運命を決めるのも其方自身なのだ。」

 

†プロフィール†

 
【名前】リムグガルド・"R"・レイヴェン
【身体】無性別/185cm/年齢不詳/
【容姿】細くて中性的な体型
【種族】人造人間/合成獣//
【職業】軍人(拷問官)/教師//
 
【一人称】我/私/
【二人称】汝/其方/特異点/†〇〇†/
【口癖】~である。フハハハハハハ
 

†詳細†

【好き】
生き物全般/貢献/絵画/演奏/
【苦手】
命を粗末にする事/争い事/支配/
【趣味】
動物&魔物の扱い/旅行/人間観察/研究/読書/釣り/絵画/手紙/演奏/音楽鑑賞/香水/料理/アクセサリー作り/DIY/アウトドア/天体観測//他諸々
 
性格
何事にも屈しないひたすらにポジティブに捉える真っ直ぐな性格。物怖じせずに、勇気を持ち立ち向かう強いメンタルおばけ。中学2年生が煩うような独特言動をしているが、嘘や偽りを図る事を嫌っている為、裏表がなく常に正直者。権力、地位、種族は関係なく、誰に対しても関心を持ち、平等に尊敬し愛し接するのをスタンスとしている。反面、支配される事、する事を大いに嫌う。基本は優しく接するが時には物事を正しく捉え厳しく言う一面もある。的を射る正論をぶつける事もあってか嫌われる事もはたあるがそれも彼の中では想定の当たり前の事だと特に気にしてはい無い。
 
詳細
本名は呼ばす自分なりに相手の特徴を捉えたあだ名(通称:キラキラネーム)をつけて呼ぶ。的確に特徴を捉えて呼ぶので誰を呼んでいるかが何となく理解出来なくもない。
:何でも完璧に熟してしまうイメージを持たれがちだが生来、手先が酷く不器用。初めての事の関しては必ず酷い出来になる。だが、やれば何でも出来る精神で何事にも積極的に惜しまずに努力に勤しむので知らぬ間に熟せるようになっている。
:基本は自国へ直帰。依頼も街でのゴミ拾いや、掃除等、地味なのばかり敢えて受けているのを伺える。持ち前の社交力とカウンセラー力で街の住人の悩み相談を聞いたり、お茶を嗜んだりと、親身になり取り組むので信頼も人脈も厚く広い。
:見た目の細身に似合わず大食漢で胃袋ブラックホールで、驚異的な味覚音痴の持ち主。
 

†能力†

 
【使える武器】銃器類/冷兵器/暗器
【戦術】魔物召喚術/武術も多少いける。
 

†ファミリア†

彼は魔物を理解できる様になっていくにつれ心を通わし強い絆を結ぶ事がある。契約する事で使い魔として召喚し使役をする事が出来る様になる。闘う事が苦手な彼にとっては貴重な主戦力だが、平等主義で支配を好まない彼は基本は自由ににしている。だが、どの魔物もこよなく愛情をそそぐ彼らの団結力侮る事なかれ。使い魔との絆が深まれば深まるほど、†覚醒した突然変異†の力がより鮮明に使えるようになる。

 
式神ウパくらげ
常にリムの側を片時も離れず、彼の独特な口調を通訳したり、脆弱である身体を献身的にサポートをしてくれている。名前は【雛菊】。元はただのウパくらげだったが、マンボッボの襲撃に遭い瀕死になっていたのをリムに助けられた。怪我回復後は群れに帰るが恩返しがしたいと、ひたすらに術を勉強し式神ウパへとなったという経緯がある。密かに『人間になりたい。』という夢も持っている。
 
ボレアス
名は【リーシャ・フォンダイン】。ドーミナスにて色々な出会いと経緯も得て仲間になった。リムの呪いを跳ね除ける程の強い守護力を持つ。
【リムへ与える主な能力】:寒冷耐性/冷気を扱える/ 等//
 
ケルヴィント
冥府を駆け回る幼き番犬(公式文)。本来、ケルヴィントはその鋭い爪牙で無自覚に戯れては切り裂く残虐性を持つ魔物だが、リムによりそれは加減が出来ていて比較的に大人しい。よくリムにじゃれては涎まみれにしている。リム特性ジャーキーが大好物。
【リムへ与える主な能力】:嗅覚が敏感になる。/歯が鋭くなり硬い物が噛み砕ける様になる。/ 等//
 
燠火狐
紅白一対の狐の妖(公式文)。リムがモッゴス旅行中に、魔女探しをしようと火山を訪れた時に出会したらしい。油揚げが大好物でよく式神ウパと争奪戦が繰り広げられるらしい。
【リムへ与える主な能力】:狐火を起こせる。/化けれる様になる。/妖狐結界が張れる。/等//
 
 
【特質】†覚醒した突然変異†(イミテーション・ジェミニ)
リムグガルドの身体は、人間・魔物多種数多なる血や肉体物質で構築された合成獣であり、人造人間である。それが、ある時に突然変異を起こさせた。彼は持ち前の鋭い観察眼で、魔物達の能力や技。生態や身体能力等を理解し模倣する事が出来る。あくまで模倣である為、本物には劣る。特殊で強力な能力になると反動で身体に負担を伴い、もしくは模倣は出来ないのもある。リムグガルドは常にこの能力により身体能力を模倣し戦闘力を格段に上げる事が出来、脆弱な身体を補っている。ファミリア(上記参照)達との絆によってより強力に出来、反動も軽減出来る。何故彼がこの様な特質を会得したのかは未だ解明がされていない。造主のみぞしる。
 
【魔道具】†嘆きのオルゴール†(ウェイルブライアー)
命を吸い取るオルゴールでリムグガルドの声帯を形成する為に埋め込まれた魔道具。その旋律を耳にしてしまった者は正気と力を失ってしまい意のままに操れるようになる。支配を好まないリムグガルドにとってそれは邪智暴虐そのものでしかない。魔道具の抑制を弱める為に歌う事と、魂が宿るとされている名前を呼ぶのを封じている理由でもある。
 
【魔道具】†忌神の眼†(混沌の視線)
その瞬き一つで力を奪い取ってしまう魔眼をリムグガルドのとして埋め込まれている。普段はマスクで封印しているが、その深い蒼に見えられてしまったが最後命を落としてしまうだろう。
 
【特質】脆弱な身体
リムグガルドの体は非常に脆く出来ている。防御も免疫力も低くどんな攻撃も彼を致命傷へと至らしめてしまうだろう。
 
【特質】不屈の精神力
過去にあった幾度の挫折がリムグガルドの心を強くした。今では彼の精神力は、幻影や洗脳、精神攻撃には一切惑わされる事は無いだろう。
 

†関係者†

地下魔法都市国家エトワノール

地下世界に存在する歴史ある魔法都市。エルフやドワーフといったあらゆる種族が住み豊かに暮らしている。ここで主に採掘されるとするのが『星結晶』という不思議な力の籠った鉱石。この鉱石によりこの国では優れた魔法都市として栄えている。だが、強力な鉱石故に他方の国や、魔物達の襲撃に狙われやすく、過去にも国を暴君に乗っ取られ【帝国】と恐れられていた悲しい歴史がある。現在治めているのは、4代目若き国王クラウン。
 
■レイモンド・シュナイダー
「今日のご飯は皆んなの大好きなハンバーグだよ?」
「あらあら、悪い子にはお仕置だからね!」
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:男/171cm/エルフ/エトワノール軍総帥/人形師//
:エトワノールの全軍を指揮する総帥でリムグガルドの上司である。温厚柔和でマイペース。趣味が人形集めで自作していたりする。料理が好きで主な得意料理が肉じゃがとハンバーグ。口癖が「大丈夫?ちゃんとご飯食べてる?」。その抱擁力で部下からは「ママ」や「お母さん」と呼ばれ慕われている。実は過去にリムグガルドに両親を殺され、その復讐の為に軍へと加入したが、リムの事を理解していく内に野心は消え気持ちを入れ替えたといった経歴を持つ。
 
■シャルロッテ・"リリィ"・ヴァルキュリア
「…………………。」
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:女/200cm/黒妖精(ディラハン)/エトワノール軍防衛隊長/戦士/
:エトワノールで門番をしているデュラハン。リムグガルドの同期。侵略してくる敵や魔物を容赦なく薙ぎ払う獰猛さから『エトワノールの狂犬』と呼ばれ恐れられている。その実態は、花を恥じらう乙女で、お洒落をしたいお年頃。可愛いものに目がなく、お化けがちょっぴり苦手。健気な雛菊の恋路を応援し見守っている。首が無いので筆談で会話。何故かリムには彼女の声が聞こえる。かつては暴君に仕えていた番人だったが、城への侵入を許してしまった事で怒りを買い、首を切り落とされしまいには呪いをかけられデュラハンとなってしまった。首があった当初は、綺麗な青い髪を生やし、誰しもが見惚れる程の美人だったらしい。
 

地下都市国家三勇士

かつて、エトワノールが乗っ取られた際に、暴君を討ち倒し国の繁栄となった3人の事を三勇士と呼ばれ今でも静かに讃えられている名。この国にいてこの名を知らない人は少なくはない。
 
■ヴィクトリア・エトワノール
「私は…この国を取り戻したいんだ…だから力を貸してくれ!」
「飛燕…私はやってみせる…誰が居ても平等に幸せになれる国にしてみせる!」
:女/エルフ/エトワノール初代女王/
:エトワノール初代女王。18の歳、過去に暴君に乗っ取られてしまった際、両親である国王王妃共々殺されたが命からがら生き延びた。若いしながらも正義感が強く国を取り戻す為、反乱軍を結成したが暴君の力に歯が立たず己の力のなさに打ちひしがれていた。そんな中、飛燕と出会い闘う事がなんたるか、自分が何をするべきかを諭されながら遂に暴君を倒し国を取り戻す。以後、新たなる国の女王へとなり最期まで民と国へと親身となり繁栄に貢献した。リムに対しても初対面では殺意むき出しにしていたが、リムの真摯な姿を見て側近へと向かえた。そんな彼女の初恋相手は飛燕。
 
■朧 飛燕
「まぁ、通りすがりの流浪人ですよ。」
「目は視えなくとも…今すべき事はわかるさ。」
:男/モッゴス人/剣士//
:修行の最中、偶然にもエトワノールに訪れた盲目の剣士。たまたま反乱軍を助けた事がきっかけに国の事を知りヴィクトリアから力貸して欲しいと言われ加勢した。以降並優れた剣術と不思議な能力で暴君に打ち勝った事に貢献したその後、国を去ったが彼の功績は現在でも尚、静かに讃えられている。リムも飛燕に助けられた経歴をもち尊敬している。
 
■マキナ
「イイよ★そっちの方が面白そうだシ★」
:性別不明/種族不明/魔道学者//
:ある疑問をきっかけにリムを造った張本人。その素性は明らかにされておらず、優れた知力と魔力で様々な開発をしていた力をバカルに買われ「面白そうだ」という理由で部下となるが、その後侵攻してきた飛燕達と出会し、「愉しそう。」という理由でバカルを裏切り反乱軍に加勢した。バカル討伐後は、国の魔法開発の基準を築きあげた。その後の行方は不明。
 

其の他

 
暴君バカル
「愚かだなぁ…?そんな事出来ると思ってんのかレプリカ?」
:男/龍///
:かつては王の側近を務めていたが、エトワノールで採れる膨大な魔力に目が眩み反逆を起こし国を乗っ取った。そんな彼の正体は巨大な龍。目的のためなら手段を選ばない暴君として恐れられていたが、ヴィクトリア率いる反乱軍、飛燕、そして裏切ったマキナにより討ち倒された。
 

†経歴†

Chapter.1『乗っ取られた絶望の帝国エトワノール』
エトワノールという国があった。その国には不思議な力を宿った鉱石が採れた。その石の力により国が繁栄し平和に包まれていた。だが、そんな魔力に目を付けた暴君バカルにより支配されてしまう。人々は苦痛と悲しみにより絶望に堕ちていくのだった。
その暴君の部下にマキナと呼ばれていた魔導学者が一人いた。
Chapter.2『完全なる模倣品』
マキナはある時、こんな疑問が浮かぶ。『人は流れ星に願いを求めると言う逸話がある。』『なぜ人は願いを星に込める様になったのか。』『もしかしたら、星には願いを叶えられる程の膨大な力を持っているのではないか』と。
マキナはある時に【星の力】を二つ手に入れた。一つは、【人の形に模した物】を造り、そこに星の力を与えるとその肉体は『生きて』動く様になった。だが、様々な肉片や臓器を適当に掻き集めて造ったのが原因でその身体の一部には呪いが罹ってしまっていた。マキナ曰くそれは【完全なる模倣品(レプリカント)】だった。
その情報を聞き付けたのが暴君バカルだった。暴君はレプリカントの事を気に入りマキナから譲って貰った。(マキナの理由:面白そうだから)
その後、レプリカントは暴君バカルの命令により帝国の処刑官となり、刃向かってくる民を呪いの力で執行し、その死体を捕食し処理を強いられた。只管に罪悪感を押し殺し、暴君に歯向かう力がなく従うしかない無力な自分に嫌悪感を抱いていた。
Chapter.3『盲目の剣士』
一方、生き残っていたエトワテーレの若き王女ヴィクトリアが勇敢にも国を取り戻すべく水面下で動いていた。だが、最善の策を得られず混迷を極めていた。そんな中、とある盲目を患ったモッゴス人の剣士が現れた事で状況は一転する事に。その名は飛燕と言った。盲目の剣士の類稀なる戦力と戦術、そして不思議な能力により反乱軍に光が齎しつつあった。
暗い牢獄へと足を進入した飛燕と王女ヴィクトリア。
そこで、番人をしていたレプリカントと出会すのだった。
Chapter.4『無慈悲な心理』
飛燕と王女ヴィクトリアに出会したレプリカント。
目が合った瞬時に(嗚呼…私は遂にこの抜けられない悲劇を終われる。)と悟りレプリカントは恐れをせず「私を終わらせて欲しい。」と二人に乞う。それを聞いたヴィクトリアは怒りに満ち即座に斬り殺そうとするがそれを飛燕が鎮めた。(そんな事したらお前さんはあの暴君と同じになると諭し。)
飛燕は静かにレプリカントの過ち聞く、自分が此処で生まれた事、逆らえず罪無き民を処刑してきた事全てを吐き出した上で再び終わらせて欲しいと乞った。だが、飛燕はそれは出来ないとレプリカントに厳しくも語った。
「お前さんが今まで嫌でも歯向かえなかってぇの力が無かったからじゃありゃせん。お前さんに歯向かえない本当の目的は、『力がなく命令に従うしかないと言う口実を隠れ蓑にして楽だから、と逃げていただけ』です。」
「自分が不幸ってぇのを他人のせいにするものじゃありません。不幸てぇのはな…自分が『不幸』だと思ったその瞬間に不幸になるんです。お前さんはただそれを覆す『勇気』が無かった。」
反論もするが、悉く翻されてしまうにつれ、自分は「逆らうのが怖いから」と言う理由ではなく、「従い続けていれば、ずっと楽に生きていられるから、歯向かうのを諦めて逃げ続けていた。」という自分にあった残酷で無慈悲な心理に気付いていく、でもそこからの自分はどうすればいいのか。答えは見つけられずに途方に暮れるしか無かった。
Chapter.5『勇気ある者』
遂に反乱軍は帝国へと進軍。飛燕と女王ヴィクトリアにより暴君バカルは倒され、レプリカントは処刑官から自由の身となった。だが、今まで殺めてきた【罪】がレプリカントに重くのし掛かりに再び「殺してほしい」飛燕に乞うがそんな彼に言う。
「お前さんがどんな過ちを持っているなんてそんなもんは関係ねぇんでさ。別に償えって言ってる訳じゃねぇ。必要なのは今を持っている力でどう生きるかなんですぜ?お前さんはこの国で誰よりも絶望を見て知っている。絶望味わった人ってぇのは不幸になるんじゃ無ぇんですよ。知っているからこそ誰よりも優しくなれて幸せに出来る生き物なんですよ。お前さんにはそれが出来る『勇気』を持っているんです。」
その後、レプリカントは必死に貢献へと励んで行く。周囲からは蔑まされていたがそれにも屈っせずに只管に自分のやれる事に励む。出来ない事があったら出来る限りで出来る様に努力し続けた。それにつれて周りからの評価が年々に変わり次第に慕われるようになっていった。
その後、女王ヴィクトリアにその才を買われ。『リムグガルド』と言う名前を与えられ国への更なる貢献へと満身していく。
リムグガルドと言う言葉はこの国で『勇気ある者』と謂れている。