凍った水底で

Last-modified: 2018-06-29 (金) 18:58:01

日程

2018/06/27(水) 22:00

概要

イベント内容

前回のイベント中止から、帰ってきた発狂イベント。
前回の予定の演出から変更されている。

前回(中止したイベントの後始末)のあらすじ

不穏なメッセージを残し、自らの過去を取り戻そうと自分の故郷に向かった青の人格のルーフェ。

青の人格の故郷、“水底の王国”は建物を残し誰一人としてここには存在しない。

何故なら、国は既に滅びており、全てが氷漬けにされ、それが解かれることなく、今を迎えたからだ。

かつては、“水底の巫女”により、最盛期を迎えた王国も理解を超える災厄には、無力だった。

ルーフェは、記憶を辿り、道しるべを辿り、かつての王国に辿り着く。そこで見たものは、

滅びた当時そのまま、「悪魔の氷」による災厄の跡...いや、氷に包まれた王国が、そこに広がっていた。

だが、人はおろか、遺体すら存在しない。
それは生前に行った犠牲の産物、身を尽くした氷の侵食の相殺で出来た本気の避難勧告の賜物であった。

その惨状を見て、ルーフェは静かに怒りを滾らせる。
その結果を見て、ルーフェは再びここが栄えることを願った。

そして、かつて青の人格が死んだ場所に段々と近づくたびに思い出していく、かつての災厄の日。

そして、自分が死んだ場所の近くで。

災厄に巻き込まれた、青の人格の想い人が氷の中で眠っていた。

それを見て、半ば瞬間的に氷を溶かしていく。

目を覚ますことがない想い人の姿に、憎しみの激情を抑えられなくなっていくが...そこで奇跡が起きる。

少しずつ体が動き始め、目を覚ました想い人が唇を微かに動かし...

大海の名に誓って、永遠の愛を告白した。

今回のイベントのあらすじ

想い人を飛行船シエルにお持ち帰りした青の人格のルーフェ。

そこに、謎の人物が手紙を送りつける。

そこに書かれていた場所に行ってみることにした。

そこに居たのは、見るからに好青年そうな男性。

だがなんとも、かつての水底の王国に襲った災厄「悪魔の氷」の残留魔力と、その男性の魔力が似ているような気がして...?

イベント内容

謎の手紙に呼び出され、星屑山:山頂に来た青の人格のルーフェ。

そこで、好青年そうな男性がルーフェを出迎え、こう言った。

「マーレルカさん、こんばんは」

ルーフェは、マーレルカとは誰だろうと思いながら、ふと気づく。

「気づきましたか?...ゲヒャヒャヒャ!!!ソウダ!!!オレガお前ノ命ヲ奪ッテヤッタ!!!」

故郷を奪った災厄と、よく似た魔力をしている事に。

醜く変わった男......いや、悪魔に対峙するルーフェ。

「...うぅ...っ...うぅぅ....ァァァァ!!!」

それは、異形となる。

声が変質し、蛸の様な触手をたくさん生やし、悪魔に突撃する。

そして、それはだんだん大きくなって行き、触手をたくさん生やして行く。

「ゲヒャヒャヒャ!!!オ仲間カァ?ムダムダァ!!!」

結果的には、悪魔の手の込んだ自殺だった。

「ゲヒャ...ヒャ......嘘ダ...」

触手が、ハエでも叩く様に悪魔を叩き潰す。

仇を取ってもなお、大きく暴れ回る。

ある時は独楽の様に。

ある時は車輪の様に。

ある時は触手を三対の翼にし、空を飛び氷を纏い落ちた。

そして、痛みに震え、周りがおびただしいほど気温が下がる。

触手が全て凍り、それが一つ一つ割れ落ち、狂気の終焉を告げる。

触手が消え残された氷の球体に居たのは、眠る青い人格のルーフェであった。

それは、いずれ溶ける。

目が覚め、見たのはいつものメンバーの姿であった。

何があったのか、予想も付かず、激しい疲労と妙な爽快感に包まれ、飛空艇のルーフェの自室へと戻った。