予備姿勢指示器 (SAI)
予備の人工水平儀。
“РЕЗЕРВ АГ” (Standby Attitude Indicator power) スイッチを入れて電源を入れた後、約60秒後にハンドルを戻してジャイロを開放する。垂直軸の校正には30秒必要になる。
固定/制御テストハンドルの機能は以下の通り:
- ハンドルを押すとテストを行う。
- ハンドルを引いてジャイロを固める。必要なら、引いた位置で時計方向に回して固定する。マウスでこの操作をするには、カーソルをSAIハンドルに合わせて右ボタンを押しながらホイールをまわす。ホイールをまわしながら右ボタンを離す。
- ピッチを調整するにはハンドルを回す。
排気温度計
各エンジンの排気温度(EGT)を表示する。大きい目盛は100℃単位、小さい目盛は10℃単位。
- “КОНТРОЛЬ Т ГАЗОВ ДВИГ РАБОТ” (Running engines exhaust gas temperature indicator test) テストボタンを押す[LCTRL + P]と計器は150℃以下を示す。
“КОНТРОЛЬ Т ГАЗОВ ДВИГ НЕ РАБОТ” (Stopped engines exhaust gas temperature indicator test) テストボタンを押す[LALT + P]と計器は800℃以下を示す。
回転計
各エンジンタービンの回転数を、最大回転数に対するパーセンテージで表示する。
- 離陸モード:97%
- 通常飛行:95%
- 巡航モード1:93%
- 巡航モード2:92%
- アイドル:72~78%
燃料計
前後の燃料タンクの残量を表示する。前方タンク“П”の容量は705kg、後方タンク“З”は745kg。
- 残量が110kgになると、主警告灯が光ってEKRANが"ПЕРЕДНИЙ БАК 110 КГ" (for forward tank - 110 kg) 又は "ЗАДНИЙ БАК 110 КГ" (for rear tank - 110 kg)と表示する。
- “КОНТРОЛЬ ТОПЛИВОМЕРА” (Self test fuel quantity indicator) ボタン[LALT + LCTRL + LSHIFT + P]を離すと、燃料計の針は現在の残量を示し、両方のタンクのランプが点灯する。