ヒンドレスの従者

カードとしてのヒンドレスの従者

攻撃・回復・防御の三得カード。だが2疲弊という嬉しくないおまけ付き。
基本性能はカードコストにしてはそれぞれ高めだが、この2疲弊、他には状態変化の付与は無しとくると一転して微妙なスペックに見えてくる。
わざわざ抵抗や無足と組で使うこともないだろう。

ただし特定の状況下では、この疲弊が逆に役に立つことがある。それは幻惑状態。
カードプレイや状態変化、敵の攻撃によるPPの増減が逆になるこの状態では、疲弊は「カードプレイの際にPPが回復する」プラスの効果に変わる。
平時における2鼓舞と同じ働きをしてくれるという訳である。マップ効果に幻惑があるダンジョンなどでは活躍の機会もあるかも知れない。

このカードは巨大湖の底のダンジョン固有ドロップ。
入手し損ねた場合はランダムダンジョンなどでの出現に期待しよう。ピックカードだけでも拾えればクラフトで作れる。

関連カード

疲弊つながり

　英雄の証（3疲弊1T）
　ゲヘナ?（1疲弊5T）・ヒンドレスの従者（2疲弊5T）・ナベリウス（2疲弊5T）

主人

　淀みの悲劇 ヒンドレス

その他の人魚

　自由な ウルリーネ・深海の衛士 フロレヒト・珊瑚の海の コバルト・人魚の王女 ヴェローレ・（流浪の人魚 エリノーマ）

巨大湖の底限定ドロップ

　リュウグウノツカイ・シードラゴン・ヒンドレスの従者・淀みの悲劇 ヒンドレス

ボス敵としてのヒンドレスの従者

巨大湖の底10Fボス。応報持ち。
このダンジョンではマップ効果に破防があり、防御系の補助効果の大半は無効化される（例外あり）。その点を頭に入れておくこと。

毎ターン毒をじわじわと積み重ねてくる。抵抗も免疫も機能しないこの状況では結構なプレッシャーになる。
ただし愚直で付与そのものを封じることは可能。愚直カードが無い場合は状態異常を治療できるカードを用意し、適度に治していくようにしたい。
決め技のタイダルバーストも強烈。ガードやシールドは貫通される以上、充分に回復しHPで耐えること。
絶界は破防状態でも有効なので、歪次元の杖でかわす手も考えられる。

倒す際は1怨恨にも要注意。ここでも破防のせいで確実に1悔恨をもらってしまう。
勝利後はすぐさま治療カードで治したい。無いなら何とか5ターン潰して自然回復させてから次の敵を倒すこと。

難易度マスター以降はベノムバーストを使用。毒を一気に増幅し勝負を決めてくる（ここまで治療をしなかった場合、増幅で16毒に達する）。
4ターン目には同時にアクアショットも来るため、一気に追い詰められる恐れがある。事前に治療カードで一旦毒を打ち消すか、その前に倒してしまおう。

過去作品でのヒンドレスの従者

シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。

奇妙な仮面で顔を隠した男性の人魚。
名前の通り淀みの悲劇 ヒンドレスの従者なのだろう。と同時にヒンドレスが、従者を持てる程度に高貴な身分であることがうかがえる。
しかしこの男、明らかに肌の色が生者のそれとは異なる。人魚にもこんな色の者は他に例を見ない。人外か、それとも不死者か？
そうなると主のヒンドレスの素性も怪しくなってくるが、真相は不明。全ては水の底である。

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