ホムンクルス

Last-modified: 2016-12-21 (水) 22:44:37

カードとしてのホムンクルス

 
ホムンクルス
レアリティ:★★★★コスト:8入手先:ダンジョン固有
15固定ダメージ 15HP回復
自身の状態変化を全解除
 

自身の状態異常を全治療……ではなく、自身の「状態変化」を全解除するカード。
つまり補助効果まできれいに全消ししてしまう。何とも使いどころの判断に困る一枚。

あえて用途を挙げるとしたら、デッキを圧縮したいが鍍金が効いているとか、魔剣のせいで敵の反射や鏡面を余計に多く食らいそうだとか、そういう時に使うとよい……のかも知れない。
だが圧縮と鍍金の両立のためだけに、この高コストかつ大振り過ぎるカードをデッキに入れ続けるのは結構な負担である。
反射や鏡面持ちのいるダンジョンなら、そもそも魔剣以外を主力とするデッキで挑むのが最適解。
ランダムダンジョンなどではどのボスが出るか予測できないものの、こちらはデッキの持ち込みができないためまずホムンクルスが手に入る機会すらほとんどない。

敵に付与された交換や還元などは補助効果扱いであり治療カードが効かないので、これらをどうしてもすぐ解除したい時にも役立つ……というのは間違い。
当然ホムンクルス自体が交換や還元の対象になってしまい、効果が発揮されないので解除はできない。流転なら交換を使い切った後に消すことが可能だが……
特定の補助効果を解除しないと重大な不利益が生じるボスもいないことはなく、そういう敵相手なら替えの利かない役目が果たせる。極めて限定的な例だが。

対になるカードとしてバフォメットがある。こちらは敵の状態変化を有利・不利問わず全解除する。

このカードは研究所跡のダンジョン固有ドロップ。
ピックカードとしては他のダンジョンでも出るので、それを拾ってからクラフトで作成する手順でも入手できる。

 

関連カード

(自身の)状態変化解除つながり
 ホムンクルス陰陽師 セイメイ?
ホムンクルス
 創られた奇跡 レル・レダ創られた悪意 ゾーイカンカンダラスキュラホムンクルス滾血の猛牛 オーガスト汚れた聖魔 ルーシー?
半竜半人
 ホムンクルス竜血病の リンダ竜血の覇者 ヴェスタス
その他のドラゴン
 聖龍の仔ドラゴンパピードラコ・メイジ?ドラゴンシードラゴンレッドドラゴンゴールドドラゴン?ブルードラゴン?ブラックドラゴンアイスドラゴン
 聖竜 カンナカムイアスディーグドラゴンゾンビ?スピリットドラゴン?・(ワイバーンヒュドラ
ドラグーン?

ボス敵としてのホムンクルス

 
名前HP使用技常時発動
ホムンクルス412ホーリーボルト2nターン(4固定ダメージ 4HP回復)x2なし
ブラッドカース5nターン血呪5T
断罪4nターン8固定ダメージ 因果2T
ジャッジメント3nターン16固定ダメージ 2感電5T
聖魔の怒り6nターン5固定ダメージx6 1感電5Tx3
 

研究所跡15Fボス。
攻撃は固定ダメージのみ、よってシールドや守護ガードは必要不可欠。回復頻度が高いので出血を仕込んでみるのも一案。
血呪に因果という高度な状態異常を2つも使うが、周期は長めなので対策は容易だろう。断罪は直接のダメージ量も大きいので確実に防御すること。

高難易度ではジャッジメントがまず脅威。
難易度ハードでも一発16ダメ、マスターで致死量の20ダメにまで達する。これを3ターンに1回という頻度で使ってくるから恐ろしい。
シールドでも守護ガードでも防ぎ切るのは骨が折れるが、ランドタートルなどの障壁なら簡単に止められるので用意しよう。

聖魔の怒りは総火力はオーバーキル級だが、連撃なので守護ガードなら労せず防御できる。
が、感電はそれなりに抵抗を重ねないと防ぎ切れない。少しでも感電したままでいると、ただでさえ痛いジャッジメントや断罪による被害が余計大きくなる。
治療カードも用意してあると安心。


過去作品でのホムンクルス

「彼らもまた、呪われた生を送っているのよ。」

一般にホムンクルスと言えば、錬金術で生成された人造人間のことを指すが、
DDFの世界では人間と他の生命体を錬金術で融合させた合成生物のことを主に意味する(いわゆるキメラ)。
余談だがホムンクルスは共通して、性欲というものが無いとされている。残念と思った人はオーガストとぶつかり稽古の刑。

はるか昔、世界崩壊によって一度文明が途絶えた時よりも前。魔法や科学の技術発展が絶頂を迎えた頃。
ホムンクルスの製造が盛んに行われていた。それはすなわち非人道的な人体実験であり、少なからぬ人間が素体に利用され異形のものと化した。
確認された被験者のうち男性は非常にまれで、ほとんどの素体が年端もいかない少女である点にも製造者の性癖業の深さが見てとれる。
一方で融合される生物も地上の動物に留まらず、天使や悪魔?死神までもが材料に用いられた。これもまた文字通りの神をも恐れぬ仕業である。

こうして生まれたホムンクルスは大抵その製造者を抹殺し、その後数百年にも渡って寿命で死ぬこともなくさまよい、または研究所の中に閉じ込められたままとなっている。
現代ではホムンクルスの製造は禁忌とされているものの、それでもタブーに手を染めたがる錬金術師は後を絶たないという。

 
 

この項のホムンクルスは少女と翼竜の融合体。容姿が中性的で無乳なので分かりにくいが女の子である。
名無しなのは彼女が生成されて間もなく、恐らく名前を与えられる前に製造者を殺害したからだろう。
ホーリーボルトやジャッジメントといった聖なる術と、ブラッドカースなど呪術の両方を使いこなす。必殺技は「『聖魔』の怒り」。
同じ聖魔の異名を持つホムンクルスにルーシーがいるが、由来がはっきりしている彼女と違い、なぜこのホムンクルスにこんな芸当ができるのかは不明である。

DDFでも研究所跡のボスとして登場。仲間にすることもできた。
普段は「哀れな魂の蠢きを感じる…」等と大仰なセリフを好んで吐くが、ピンチになると「なんなのよ… ホント、なんなの…」とボロが出る。実は中二病なのかも知れない。
ああ、光と闇を両方備えっていうのはそういう……


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