サマディー城下町
カミュ
「黒い太陽の影響で 前に来たときより
かなり 人が 少なくなってるな。
昔のにぎわいが ウソみたいだ……。
まあ あんな物が 空に浮いてたら おちおち 夜も眠れねえからな。
非難する気持ちは わからなくもないぜ。」
ベロニカ
「ねえ 〇〇。聞いた話によると
ファーリス王子の部隊が 黒い太陽の影響で
狂暴化した魔物の対応に 当たってるらしいわ。
ファーリス王子は 前の一件で
昔よりは たくましくなったと思うけど
彼が部隊を率いるのは ちょっと不安よね……。」
セーニャ
「あの黒い太陽のせいで サマディーは 大変な状況ですが
ウマレースは いつも通り やってるみたいですよ。
しかも 前よりも難しい 新しいレースが 開催されているみたいです。
よかったら 参加していきませんか?」
シルビア
「サマディー王国は アタシと 〇〇ちゃんが
運命の出会いを果たした 思い出の場所よ!
この大切な町を 黒い太陽や魔物なんかに 滅ぼさせたりはしない!
アタシが 絶対に 守ってみせるわ!」
マルティナ
「逃げだせるのなら まだマシで
多くの人たちは 不安があっても
この町で 生きていかないといけないわ。
今も この町で 不安を抱えて 生きている人のためにも
早く この事態を 解決してあげましょう。」
ロウ
「サマディー王が 黒い太陽を不安がる
町の人々を 必死に はげましておるようじゃ。
ヤツは すこし抜けたところがあるが……
いざという時は 頼りになる男。
サマディーの守りは 彼にまかせ
我らは 黒い太陽の対処に 当たるとしよう。」
グレイグ
「いかに サマディーの精強な騎士といえども
黒い太陽によって 狂暴化した魔物と戦うのは
ひと筋縄ではいかないだろう。
だが サマディーを守れるのは 彼らだけだ。
我らが 黒い太陽を なんとかするまで
なんとか 踏ん張ってほしいな。」
サマディー地方
カミュ
「あの黒い太陽 なんてデカさだよ……。
デルカコスタから 遠目で見たときとは
段違いのプレッシャーだぜ……。
あの太陽を 見ているだけで 背筋に 冷たいものが 走りやがる。
とてつもなく 邪悪なものに違いないぜ……。」
ベロニカ
「ねえ 見て 〇〇。
黒い太陽から とてつもなく 邪悪な瘴気が出てるわ。
見ているだけで 気分が 悪くなりそう……。
このままじゃ 日の光が 地上に届かないわよ。
早く あたしたちの手で サマディーに
本当の太陽を 取り戻してあげましょう。」
セーニャ
「〇〇さま わかりますか?
サマディー地方全体に まがまがしい気が 満ちています……。
空気が……とても 重苦しいです。
まるで 見えない何かが 私の首に巻きついて
ゆっくりと 締め上げているみたいです……。」
シルビア
「あの黒い太陽が 空に浮かんでから
サマディーのみんなは きっと 不安に思っているはずよ。
〇〇ちゃん 早く サマディーの城下町に 行って
みんなを はげましてあげましょ!」
マルティナ
「黒い太陽に 近い土地のせいか
ずいぶん 悪しき気配が 濃くなったわね。
魔物も かなり狂暴化しているし
油断したら その辺の魔物でも 全滅するわよ。
絶対に 気を抜かないようにしましょう。」
ロウ
「おお なんという まがまがしい邪気じゃ……。
あの黒い太陽を このまま放っておけば
サマディー……いや ロトゼタシア全体が
滅亡の危機に 追い込まれるじゃろう……。」
グレイグ
「あの 邪悪な気を放つ 黒い太陽の中に
邪神ニズゼルファが いるのか……。
どうりで すさまじい瘴気を放っているわけだ。
だが ニズゼルファよ。このまま お前の好きにはさせんぞ。
必ず 我々が お前を討ち果たしてみせる。」