聖地ラムダ
大聖堂
カミュ
「一緒に 長老の話を聞いていたはずなのに
気がついたら いないんだからな……。
みんな お前のことを心配してたんだぞ。
お前 ちょっと ボーっとしてないか?
今が正念場なんだから シャキッとしてくれよ。
なんせ これから 命の大樹に行くんだからな。」
ベロニカ
「まったく 〇〇ったら……
レディが祈っているところを のぞくなんて
勇者のクセに はしたないわよ!
それに あたしのカオ見て なんだか 泣きそうになってるし……
シャキッとしなさいよ シャキッと!」
セーニャ
「お話中に 音もなく いなくなるなんて……。
いつも フラフラしている私でも
〇〇さまのマネは できませんわ。
あら 〇〇さま……。ほほえましいモノを 見るようなカオをして
いったい どうされたんですか?
うふふっ。〇〇さまを見失ったのは
ほんのすこしの 時間なのに
なんだか なつかしい感じがしますわね。」
シルビア
「ンもうっ 〇〇ちゃんったら
いつの間に 剣を新調していたの?
アタシ 〇〇ちゃんのセンスに 文句をつけるつもりはないけど……。
ずいぶんトゲトゲしてて 凶悪なデザインね。」
マルティナ
「ああ 無事でいてくれて よかった……。
私が目を離したスキに 〇〇が
魔物に襲われたりしていないか 心配だったわ。
あら……〇〇。なんだか すこし 背がのびたんじゃない?
私の 気のせいかしら……?」
ロウ
「おぬしの父親 アーウィンも
エレノアとの婚儀の直前に 緊張してな……。
よくわからん場所を フラフラしていたんじゃ。
最近のおぬしは 目元といい ますます アーウィンに似てきたのう。
やはり 血は争えんものじゃな。」
ラムダの街中
カミュ
「じつは オレ……命の大樹に お前と
行ったことが あるような気がするんだ……。
……おかしな話だよな。散々 苦労して
ようやく 大樹に行けるってときに
こんなこと 思うなんてよ。」
始祖の森
カミュ
「いよいよ 命の大樹と ご対面だな。
世界中 あちこち 渡り歩いてきたが
オレたちの旅も 大詰めってワケだ。
大樹の中に宿る 生命力の根源……大樹の魂。
いったい どんなモンなのか
想像もつかねえぜ。
それにしても 〇〇。
お前 いつの間にか
ずいぶん 強くなってないか?」
命の大樹
ベロニカ
「どうしたのよ 〇〇。そんなに 不安そうなカオをして。
大丈夫よ 〇〇。何があっても アンタのことは
あたしが 守ってあげるから。」
セーニャ
「〇〇さま……ついに 大樹の魂のもとへ
向かう時が やってまいりました。
私は 勇者さまを守る使命を負った 聖地ラムダの 末裔……。
この先 何が起ころうとも 私が 皆さまを お守りいたします。
……さあ 参りましょう 〇〇!」
ロウ
「どうやって 命の大樹へ行くのかと思っていたが
まさか 虹の橋で 空を渡るとは
なかなか オツなもんじゃのう。
さあ 行こう 〇〇! 闇のチカラをはらう何かが
眠っているという 我らが 命の大樹のもとへ!」
ホメロス戦後
カミュ
「……ホメロスのヤツが 魔法を放ってきた時は
オレたちも おしまいかと思ったが
お前のおかげで なんとか 命びろいしたぜ。
それにしても あんな すげえ剣を どこで 手に入れてきたんだ?
もう 粉々になっちまったみたいだが……。」
(移動しようとしたとき)
カミュ
「おいおい 〇〇。
勇者のつるぎが 目の前にあるっていうのに
いったい どこへ行くつもりだよ。
世界のどこかにいる ウルノーガを倒すのが
勇者の……お前の使命なんだろ?
サッサと 勇者のつるぎを手に入れようぜ。」
ベロニカ
「ホメロスの あの すさまじい殺気……。
本気で あたしたちを倒そうとしてたわ。
みんなが無事で 本当によかった……。
でも アイツの尾行に よく気づいたわね。
アンタが いてくれなかったら
あたしたち 危ないところだったわよ……。」
セーニャ
「魔物の手先だった ホメロスは倒れました……。
次に対決するべきは ウルノーガ。
私たちの旅も いよいよ 大詰めですわね。
それにしても ウルノーガは いったい
どこに 身をひそめているのでしょう?
何か 手がかりがあればいいのですが……。」
シルビア
「ホメロスちゃんは 悪い子だったみたいだけど
わざわざ 大樹ちゃんの てっぺんに来るなんて
なんの用があったのかしらね。
聞きたいことが いろいろあったのに
王さまが やっつけちゃったせいで
もう わからなくなっちゃったわね……。」
マルティナ
「やっと お父さまに会えたというのに どうしてかしら……?
なんだか 素直に よろこべないの……。
ごめんなさい 〇〇。まだ お父さまに会えた実感が わかないのよ。
16年も へだたりがあったせいかしら……。」
ロウ
「ホメロスは 魔物の手先じゃった……。
ヤツの これまでの行いを見る限り
それだけは 疑いようもなかろう。
ウルノーガの居所は まだ 定かではないが
勇者のつるぎは ヤツとの対決に欠かせぬもの。
さあ 命の大樹から つるぎを受け取るがよい。」
グレイグ
「ホメロス……。お前ほどの男が なぜ 魔物などの手先に?
いったい 誰の差し金で……?」
勇者の剣入手後
カミュ
「デルカダール城で 宴か……。
一度 捕まったことがある身としては
なかなか 痛快な話だぜ。
牢で さんざん オレをバカにしていた兵士が
オレの姿見たら ビビるだろうな。
へへっ 今から 城に行くのが楽しみだぜ。」
ベロニカ
「ホメロスのヤツが 現れた時は 背筋が ヒヤッとしたわ……。
あの時ばかりは もうオシマイかと思ったわよ。」
セーニャ
「私の 目の錯覚でしょうか……。
王さまが 勇者のつるぎを手にしようとした時
黒いカゲが その手を はらったような……。」
シルビア
「グレイグちゃん……。
ウルノーガの手先だった ホメロスちゃんを
倒したのに 全然うれしそうじゃなかったわね。
それどころか すごく落ち込んでいたみたい。
あのふたりの間には ただならぬ絆が あったのかもしれないわね……。」
マルティナ
「………………。
ああ ごめんなさい……考えごとをしていたわ。
ようやく お父さまに会えたというのに
なんだか 実感がわかなくって……。
お父さまに 最後に会ったのは 16年前……。
そう感じるのも ムリないわよね。」
ロウ
「今まで 長い旅じゃったな。
ようやく 勇者のつるぎが手に入ったか……。
勇者のつるぎは この世にふたつとない剣。
肌身離さず 大事にしておくのじゃぞ。」
寄り道
ベロニカ
「王さまから じきじきに 正体を受けるなんて
〇〇も ずいぶん偉くなったわね。
あたしも 鼻が高いわ。
デルカダールみたいな大きな国の ごちそうって
いったい どんな食べ物が出てくるのかしら?
ふふっ 今から楽しみだわ。」
セーニャ
「デルカダール王国に 招待されるなんて
光栄ですが 緊張しますわね……。
ああ ムネが ドキドキいたします。
そうそう 〇〇さまは 旅の最初に
おひとりで お城へ出向かれたのですよね?
その勇気 私に わけてほしいです……。」
シルビア
「あの デルカダール城で パーティだなんて ホント もう最高!
はりきって 盛り上げちゃうわよ~!
ねえ 〇〇ちゃん 早く行きましょ。
アタシ 旅芸人の血が騒いじゃって
いてもたっても いられないわ!」
マルティナ
「16年間 ずっと会いたかった お父さまと
やっと ゆっくり過ごせるというのに……。
どうして こんなに 気が重いのかしら……。
ずっと ひとりぼっちで国を守っていた
お父さまに 今さら会いたくないなんて……。
私ってば 本当に ひどい娘ね……。」
ロウ
「……………………。……おお すまんすまん。
少し 考えごとをしておったんじゃ。
デルカダール城での宴会 楽しみじゃのう。」
聖地ラムダ(寄り道)
カミュ
「ホメロスの野郎は きっちり倒したし
勇者のつるぎは 手に入れたし……。
なんだか 拍子抜けするくらい 順調だな。
デルカダール王国で 宴が始まるまで
まだ 時間はありそうだし 王国に向かう前に
ここの長老に あいさつでもしていくか?」