ユグノア(時渡後)

Last-modified: 2022-04-24 (日) 18:41:06


ユグノア城跡

カミュ
「ここで ロウのじいさんが お前のじいさんだって
 知ったときは ぶったまげたぜ。
 まさか あの太ったじいさんが お前のルーツだなんて 思わないからさ。
 人は 見た目じゃ わからないもんだよな。」


ベロニカ
「ユグノア王国……昔 読んだ本には
 美しい国だと書いてあって あこがれたのよね。
 その頃のユグノアを ひと目 見たかったわ。」


セーニャ
「以前 来た時には 気づきませんでしたが……
 この辺りに ただならぬ邪悪な気配を感じます。
 〇〇さま ご注意ください……。」


シルビア
「あら パパやママの お墓参りに来たの?
 さすが 〇〇ちゃんは 優しいわね。
 パパとママ きっと よろこぶわよ。」


マルティナ
「ふと思いだしたんだけど 16年前のあの時……
 お城の地下にある 隠し通路みたいな道を通って
 ここから 逃げた記憶があるわ……。
 あの時は 逃げるのに 必死だったから
 記憶も あいまいなんだけど……
 いったい あの場所は どこだったのかしら?」


ロウ
「世界が平和になった あかつきには
 この地に ユグノア王国を再建したいのう。
 それが 余生でやり残した 最後の夢なんじゃ。
 ……その夢を 実現するためにも
 あの空にのぼった黒い太陽を なんとかして
 ロトゼタシアに 平和を取り戻そうぞ。」


グレイグ
「いくら詫びても ゆるされないことだが……
 ここで 〇〇と マルティナ姫を 
 捕らえようとした時のことは 申し訳なかった。
 だが あの事件がきっかけで 〇〇が
 悪魔の子かどうかを 疑うようになったんだ。
 もっと早く気づければと 悔やむばかりだな。」

地下

カミュ
「こ…この場所は ずいぶん 長い間
 誰も 立ち入らなかったみたいだな。
 すごい ホコリが積もって……ゲホォッ!」


ベロニカ
「なんだか 悲しい空気を感じるわ……。
 それに おぞましい 邪悪な気配も……。
 〇〇 気をつけて。何か近くにいるわ。」


セーニャ
「ジトっとしていて イヤな感じですね……。
 この場所には 16年前のユグノアの悲劇の 無念が
 うずまいているようです……。
 思いなかばに 息たえた人々の声が 今にも 聞こえてきそう……。
 人々が安らかに眠れるよう 祈りますわ。」


シルビア
「ここは16年前から 時間が止まっているようね。
 漂う空気にも 悲しさが感じられて……
 アタシも 悲しい気持ちになってきたわ。」


マルティナ
「私 この場所 覚えてる……。
 16年前の あの悲劇の日 ここを通った記憶があるわ……。」


ロウ
「……ここは ユグノアに 何か危機が訪れた時に
 城の外へ逃げるため作られた 地下通路じゃ。
 この場所に来るのは ひさしぶりじゃのう……。 
 それにしても 〇〇。先ほどから イヤな胸騒ぎがするんじゃ。
 この悪い予感が 気のせいであればよいが……。」


グレイグ
「……16年前 俺は ここにいながら
 お前の父……ユグノア王である アーウィンさまを
 助けることができなかった。
 今思えば あの時のデルカダール王は すでに ウルノーガに……。
 俺が気づけていればと 悔やみきれんよ……。」

バクーモス戦カットイン(S版)

ロウ
「アーウィンよ! 今 助けてやるぞ 待っておれ!」

バクーモス戦後

カミュ
「……お前もつらいだろうけどよ。
 ロウのじいさんもだいぶ参ってるようだ。
 今くらいはそっとしておいてやろうぜ。」


ベロニカ
「大丈夫よ 〇〇。アンタのパパとママは
 あたしたちの母なる 命の大樹のもとへ 還っていっただけ。
 きっと この先も ずーっと 〇〇を 見守ってくれているわ。
 だから さびしがる必要なんてないのよ。」


セーニャ
「アーウィンさま エレノアさま……
 とっても ステキなご両親でしたね。
 成長された 〇〇さまとお会いできて さぞ うれしかったでしょうし
 安心して 命の大樹のもとへ 還られたことでしょう。」


シルビア
「アナタのパパ……アーウィンちゃんは
 国を守るため 最後まで立派に戦ったのね。
 なんて 気高きこころざし なのかしら。
 〇〇ちゃんの 勇敢で素直なところは
 屈指の騎士でありながらも 人望の厚い王だったパパの
 いいところを 受け継いでるのかもね。」


マルティナ
「エレノアさま……亡くなってもなお アーウィンさまを心配して……
 ああして ずっと近くで 見守ってらっしゃったのね。
 おふたりとも 生きていた時と
 すこしも変わらず お互いを愛しておられた。
 おふたりは 私の永遠のあこがれだわ。」


ロウ
「……………………。」


グレイグ
「アーウィンさまは 王でありながら
 世界屈指の ユグノア騎士団を束ねる 騎士団長でもあった。
 騎士道を重んじる者の あこがれでな。
 俺も 心から尊敬していたんだ……。」

ユグノア城跡

カミュ
「ロウのじいさん 世界が平和になったら
 ユグノア王国を再建するのが 夢なんだってよ。
 ……でも ロウのじいさんの夢が かなって
 ユグノア王国が 再建されたら ユグノア王子の お前はどうすんだ?
 ユグノアの王さまになるか
 それとも エマちゃんたちと 一緒に過ごすか。
 へへっ 究極の選択ってやつだな。」


ロウ
「世界が平和になった あかつきには
 この地に ユグノア王国を再建したいのう。
 それが 余生でやり残した 最後の夢なんじゃ。
 どこかで わしらを見守っているであろう
 エレノアやアーウィン……そして〇〇に
 美しいユグノアを もう一度 見せたいんじゃ。
  ……その夢を 実現するためにも
 邪神ニズゼルファを 倒さねばならんな。
 そして わしらの手で 平和を勝ちとろうぞ。」