船で海に出た直後
アリス
「……いや~ 〇〇のダンナたちを乗せて
こうして また 船旅できる日が来るなんて
航海士アリス 感激の極みでげすよ!
そういや ダンナ。こんな話 知ってるでげす?
バンデルフォン地方の ネルセンの宿屋って所に
泊まると みんなが同じ夢を見るんだとか……。」
ロウ
「みんなが同じ夢を見るじゃと……?
そいつは 気になるのう。
まずは そのネルセンの宿屋に行ってみるか。
ネルセンの宿屋がある バンデルフォン地方は
ここから 船で 東に進んだ先にあったな。
では 〇〇 そちらに向かうとしよう。」
海
ロウ
「アリスの話によれば
バンデルフォン地方のにある ネルセンの宿屋では
泊まると 皆が同じ夢を見るそうじゃったな。
〇〇よ。
まずは ネルセンの宿屋に 行ってみんか?」
バンデルフォン地方
預言者イベント後
カミュ(記憶喪失)
「えっ? 預言者と名乗る 青い髪の女性が
オレに会ったことがあると 言ってたですって?
…………む そう言われてみれば たしかに そんな記憶が…………
……あるような気がしましたが
やっぱり 思いだせないですね。すみません。」
シルビア
「海で アタシたちを襲った化け物……
たしか ジャコラとか言ったっけ。
アイツも 魔王の配下 六軍王なのよね。
あの化け物を なんとかしない限り
海の旅は 危険が つきまとうわね。
次は アタシの船ちゃん 壊されちゃうわ……。」
ロウ
「おぬしが 船から落ちた時は
荒れくるう 黒い海に飲み込まれて
もう二度と戻らぬかと 思ってしまった……。
そんな時 突然 辺りが光に包まれて
おぬしが 海の底から上がってきたのじゃ。
さすがは勇者……奇跡のような出来事じゃった。
……さて アリスの話によれば
ネルセンの宿屋に泊まった者 全員が
同じ 奇妙な夢を見るそうじゃったな。
〇〇よ。まずは ネルセンの宿屋で話を聞くとしよう。」
グレイグ
「バンデルフォン地方か……。
この辺りは まったく変わらないな。
古い思い出が よみがえってくるようだ。
……いや こちらの話だ。さあ 行こう 〇〇。」
アリス
「ジャコラに襲われたのは 災難でげしたね……。
とはいえ ウワサの ネルセンの宿屋がある
バンデルフォン地方には 無事に着いたでがす。
シルビアねえさんの船は 無傷でがす!
船に乗りたい時は あっしに お声がけください!」
海
カミュ(記憶喪失)
「なんだか 気味の悪い海ですよね。
生き物の気配も 感じられませんし
おいしい魚も 釣れなさそうです。」
シルビア
「ジャコラっていう あの巨大な化け物……
魔王の命令で 海を支配してると言ってたわね。
以前訪れた 海底王国は 大丈夫かしら……。
あんな巨大な化け物が 海にいるんじゃ
人魚ちゃんたちも 安心して暮らせないわ……。
アタシたちが なんとかしてあげなくちゃ。」
ロウ
「ジャコラは 外海へ向かったようじゃが
今は 追いかけぬほうが得策じゃな。
あやつの妙な術を破れぬ限りは 勝てぬ。
……今は 急がば回れじゃよ。
術を破る方法を じっくり探すとしよう。」
グレイグ
「ジャコラ……おそろしい化け物だった。
あれを配下に したがえるとは 魔王のチカラは
どれほどまでに 強大だというんだ……。
あれほどのチカラを持つジャコラが 暴れているとなると
海沿いに住む者たちの 生活も 苦しいであろうな……。」
ダーハルーネ(寄り道)
カミュ(記憶喪失)
「……なんだか 魚の臭いがしますね。
巨大な化け物のせいで 魚は とれなそうなのに
いったい どうしたんでしょう。」
シルビア
「あんなに にぎわっていたこの町も
魔王のせいで ずいぶん人が減ったのね……。
みんな こわがって 避難していったみたい。
……それにしても アタシたちを追っかけていた
デルカダールの兵ちゃんたちは ここに残って
町の護衛をしているのね。立派なことだわ~。」
ロウ
「むう……多くの富豪や商人が 交易のために 行きかってた
この港町も すっかり さびれておるのう……。
こうして さびれてしまったのも
ジャコラが 海を支配している影響か……。
早く 元通りの海を 取り戻してやりたいのう。」
グレイグ
「お前は ここでホメロスに包囲されたそうだな。
あの話を聞いた時は まさか ホメロスですら
悪魔の子を取り逃すとは……と思ったものだ。
まさか その悪魔の子と呼ばれたお前と
その町に来ているなんて……考えてみると 不思議な気分だよ。」
適当な場所へ寄り道
カミュ(記憶喪失)
「こうして 知らない場所に来たら
何か 思いだすかと思ったんですが……
今のとこ 全然ダメですね。」
シルビア
「魔王のせいで 世界中のみんなが つらい思いをしているわ……。
アタシは みんなの笑顔を奪う魔王を 絶対許さない。
〇〇ちゃん いいわね?
魔王を倒して みんなに 笑顔を届けるのよ。
未来は アタシたちに かかってるんだから。」
or
シルビア
「魔王として君臨した ウルノーガのせいで
どこへ行っても みんな苦しんでて
この世界に 絶望しながら生きてるのね。
……でも そんな生き方 悲しすぎるわ。
〇〇ちゃん ウルノーガを倒して
早く みんなを 笑顔にしてあげましょ。」
ロウ
「こうして いろんな場所を回っておると
命の大樹が落ちたことによる 余波が
世界中に影響しとるのが わかるのう。
一刻も早く ウルノーガを倒し
世界に平和を もたらさんといかん……
気を引きしめなければならんな。」
グレイグ
「命の大樹は 地に落ちてしまったが
俺たち人間は もがき苦しみながらも
こうして 生きている。
ウルノーガは 大樹を落とせば
俺たちを 根絶やしにできると思ったのだろうが
人間は そんな ヤワな生き物ではない。
決して あきらめない強さ……
人間が持っている その強さを
俺たちが ウルノーガに わからせてやろう!」
ネルセンの宿屋
泊まった後
カミュ(記憶喪失)
「夢に出てきた あの戦士……
心なしか 悲しそうに見えました。
いったい 何があったんだろう。」
シルビア
「宿屋に泊まった みんなが 同じ夢を見るなんて……
ホント 不思議なコトも あるものね。
……あの夢に出てきた 声の主からは
救いを求めるような 深い悲しみを感じたわ。
なんとかして 助けてあげたいわね。」
ロウ
「……夢に出てきた あの戦士の甲冑の紋章。
あれは 紛れもなく
我が ユグノア王国のものじゃった。
わしに 少々 心当たりがある。
ユグノア城跡に行けば おそらく
夢の戦士のことが わかるじゃろうて。」
グレイグ
「あの戦士……もしかしたら……。
いや……なんでもない。おそらく 俺の思い過ごしだろう。
さあ 先を急ぐぞ。」
ユグノア城跡
カミュ(記憶喪失)
「うわあ ここは すごい場所ですね。
ボロボロの廃墟にしか 見えませんが
いったい 何が あるっていうんです?
……え? ここが 〇〇さんの故郷なんですか?
すみません オレ 失礼なこと……。」
シルビア
「仮面武闘会の賞品だった 虹色の枝を
持っていった ロウちゃんたちを追いかけて
ここに来たことが あったわねえ。
あの時から さらに ひどい ありさまになってるけど……
こうなったのも 命の大樹が落ちたのが原因ね。
これじゃ いつまで経っても
ユグノアの人たちの魂が 安らかに 眠れないわ……。」
ロウ
「ユグノア城跡……。ここに あの夢に出てきた
戦士の謎を 解き明かすカギがある。
わしの読みが正しければ おそらく あの場所に……。
〇〇よ 奥に進むとしよう。」
グレイグ
「ユグノアは それは 美しい国だった。
美しかったのは 景色だけではない。
そこに住む人々も おだやかで優しかった。
それを すべて壊してしまった すべての元凶 ウルノーガ……。
ヤツだけは 絶対に許さない……!」
地下通路発見後
シルビア
「ユグノアの地下通路へ つながる階段が
まさか あんな場所に隠れているとはね。
ちっとも 気づかなかったわよ。
もう 探す所もないし 地下に行けば 手がかりが見つかるかも。
さあ 行ってみましょ!」
地下
カミュ(記憶喪失)
「ゴホッ ゲホッ……!
この場所は かなり 長い年月
誰も 立ち寄らなかったみたいですね。
すごい ホコリが積もって……ゴホッ!」
シルビア
「ふーん……ユグノアの人たちは 何か起こった時に
ここを通って 城の外に逃げていたのね……。」
ロウ
「長いこと 手入れをしとらんから 老朽化も進んでおるでな。
暗いし 足元に気をつけるんじゃよ。」
グレイグ
「先を急ごう 〇〇。
この地下通路の先に
何か ただならぬ気配を感じる……。」
嘆きの戦士戦(カットイン)
ロウ
「〇〇よ ひとまず戦い
こやつを 鎮めるのじゃ!」
嘆きの戦士発見後
カミュ(記憶喪失)
「父親 か……。家族のことも覚えてない オレから見れば
なんだか うらやましいです……。
オレにも 家族が いたんですかね……。」
シルビア
「暗く悲しい悪夢から 彼を解放してあげて……
さっきの声の主は そう言ってたわね。
早く 〇〇ちゃんのパパを ゆっくり休ませてあげる方法を探さなきゃ!
ねっ? 〇〇ちゃん!」
ロウ
「あのアーウィンが まさか
こんな姿に なってしまっていたとはな……。
なんとしても ヤツを救ってやらねば……。
のう 〇〇よ。息子の お前ならば
アーウィンを助けてやれるかもしれん。
ヤツの声に 耳をかたむけてやってくれんか。」
グレイグ
「俺は 16年前 デルカダール王を救出するため
舞台を率いて この地を訪れた。
俺も あの悲劇の場にいた ひとりでな。
……〇〇よ。アーウィンさまは とても立派な戦士だった。
何があっても それだけは忘れるな。」
外へ出たとき
カミュ(記憶喪失)
「〇〇さんが 幼いころに 死に別れた父親が……
ユグノアの地下にいた あの戦士なんですね。
〇〇さん 大丈夫ですよ。
きっと あの戦士を助ける方法があるはずです。
なんとかして探しましょう。」
シルビア
「暗く悲しい悪夢から 彼を解放してあげて……
ユグノア王国の地下で聞いた声の主は
戦士ちゃんについて そう言ってたわね。
早く 地下にいる戦士ちゃん……もとい
〇〇ちゃんのパパを 助けましょ!
こんな所で ウロウロしてる場合じゃないわよ!」
ロウ
「死に別れたと思っていた 父親と
あのようなカタチで 再会するとは……
おぬしの心中は複雑じゃろうな 〇〇。
じゃが 〇〇 おぬしなら 必ずや
アーウィンを 呪縛から 解放してやれるじゃろう。
ユグノア王国の 地下にいる
嘆きの戦士に 語りかけてみるのじゃ。
おぬしが問えば 答えるかもしれんからの。」
グレイグ
「アーウィンさまは 王でありながら
世界屈指の ユグノア騎士団を束ねる 騎士団長でもあった。
騎士道を重んじる者の あこがれでな。
俺も 心から尊敬していたんだ……。」
ネルセンの宿屋(バクーモスに負けた後)
カミュ(記憶喪失)
「ユグノア城跡の地下で 〇〇さんが
戦士の中から 出てきた時は おどろきましたよ!
でも……〇〇さんの お父さんが
ああなった原因が わかったんでしょう?
じゃあ 早く助けてあげましょうよ!」
シルビア
「ちょっと 〇〇ちゃん……・
ユグノア城跡の地下にいる 魔物のこと
まさか 忘れたワケじゃないわよね?
忘れてないなら 早く行きましょう。
〇〇ちゃんのパパを 早く 助けてあげなくっちゃ!」
ロウ
「でかしたぞ〇〇!
アーウィンを 現世に 縛りつづける元凶を
よくぞ 引きずりだしてくれた!
さあ あとは その元凶を倒すのみ!
ユグノア城跡の地下へ 急ぐぞい!」
グレイグ
「ユグノア城跡の地下で お前がいなくなって
ようやく 現れたと思ったら
今度は こんな所で ウロウロと……。
お前は どこへ向かおうとしてるのだ!
早く ユグノア城跡に現れた魔物を倒さんと
俺の気は おさまらんぞ!」
地下(バクーモスに負けた後)
カミュ(記憶喪失)
「わっわっ! 戦士の中から
〇〇さんと ヘンな魔物が出てきましたっ!
いったい何が起こったんです!?
もうオレにはなにがなんだか全然わかりませんよ!」
シルビア
「〇〇ちゃんと 現れた魔物……アイツが
〇〇ちゃんのパパを 縛りつけてる 張本人なのね!?
あんな 悪いライオンちゃんは
アタシのムチで お仕置きして
しっかり 調教してあげるわ!」
ロウ
「お前と現れた魔物が アーウィンを
16年前の悪夢に 縛りつけている すべての元凶……!
さあ 〇〇よ! ヤツを倒し 父親の呪縛を 解き放つぞ!」
グレイグ
「その 顔つき……〇〇よ。
どうやら 何かを知り得たようだな。
くわしい話は あの魔物を倒してからだ。
まずは あの魔物を倒して アーウィンさまを お助けするぞ!」
バクーモス戦後
ロウ
「さあ いつまでも なげいていてはいかんな。
気を引きしめて 次の目的地へ向かうぞ。
ここより北にある グロッタの町ならば
人も多いし 新たな情報が 得られるかもしれん。
さっそく 行くとしようかの。」
カミュ(記憶喪失)
「〇〇さんの ご両親が
無事に 天に召されることができて
本当 よかったですね。
……オレの両親は どんな人だったんだろう。
〇〇さんの ご両親みたいに
あんな優しく オレを想ってくれてたかな……。」
シルビア
「〇〇ちゃんの パパとママは
きっと いつまでも 〇〇ちゃんを 見守ってくれているわ。
さあ 次の目的地へ行きましょう!
目指すは ユグノア城跡の北にある グロッタの町よ!」
ロウ
「アーウィンとエレノア……。
ふたりの愛が あってこそ
勇者のチカラが よみがえったんじゃな……。
ふたりとも ありがとう。
必ずや ウルノーガを倒して 世界を平和にすると 誓うぞ……。」
グレイグ
「16年前 ユグノア王国の地下……。
俺は あの場所に いながら
アーウィンさまを 助けることができなかった。
今思うと あの時から もう デルカダール王は ウルノーガに……。
くそっ 俺が あの時に気づけていれば……!
……〇〇 お前には なんと詫びを言っていいか わからん。
いや 言葉で許してもらおうとは思ってない。
すべての元凶である ウルノーガを 共に 討ち滅ぼすと誓おう。
それまで 必ずや お前を守り通してみせる!」
ユグノア城下町跡
カミュ(記憶喪失)
「勇者のチカラが戻ったからか……
なんだか 〇〇さんのカオが
イキイキしてるような気がします。
そのチカラが なんなのか わからないけど……
とにかく 大事なモノが戻って よかったです。
これで 百人力ですね!」
シルビア
「〇〇ちゃんの パパとママも
息子の成長を見て 幸せそうだったわ。
よかったわね 〇〇ちゃん。
もうすこし 余韻を味わいたいけど
アタシたちには 時間がないものね。
次の目的地に行きましょう。」
ロウ
「さあ いつまでも なげいていてはいかんな。
気を引きしめて 次の目的地へ向かうぞ。
ここより北にある グロッタの町ならば
人も多いし 新たな情報が得られるかもしれん。
さっそく 行くとしようかの。」
グレイグ
「海の六軍王や 新しい仲間のこと……
やるべきことは たくさんある。
だが〇〇よ。勇者である お前のチカラがあれば
必ずや 世界を平和にすることができるだろう。」