ED後

Last-modified: 2022-04-21 (木) 22:38:39


聖地ラムダ

宴の最中

カミュ
「そういえば お前 ウルノーガを倒したとき
 魔王の剣を 手に入れてたよな。
 見た目は 変わっちまったが
 あれは もともと 勇者のつるぎだったんだ。
 装備してみても 問題ないんじゃないか?」


セーニャ
「命の大樹に 新たな葉が芽吹き
 また 次の命が生まれる……私たちの命は
 そうして つながっていくのですね。
 もう お姉さまは いませんが……いつの日か
 また どこかで 出会える気がするんです。
 またいつか 同じ葉のもとに 生まれる……
 そう お姉さまと約束しましたから。
 それまでは……私も 精一杯 生きますわ!」


シルビア
「あ~ん なんて すばらしいの!
 マジメな ラムダの人たちと こうして
 ノリノリで踊れる日が やってくるなんて!
 みんなの自由を奪う 魔王も いなくなったし
 これで世界中の人々を 笑顔にする夢に
 また一歩 近づけたわね~ん!」


マルティナ
「16年前 あなたを手放してしまった日から
 私は 悪を砕くという信念を胸に
 これまで ずっと走ってきたわ。
 でも それも もう終わり。これからは 私も
 そろそろ 自分の道を歩もうかと思ってるの。
 まずは デルカダール王国の復興でしょ。
 ダーハルーネで スイーツ巡りもしたいし……。
 とにかく やりたいことを 全部やるわ!」


ロウ
「こうやって 民が よろこぶ姿を見ていると
 我らが 世界を救ったという実感が
 ふつふつと わいてくるのう。
 こんな晴れやかな気持ちは 何年ぶりかの。
 思えば ずっと 過酷な旅をしてきたから
 今の平和が 信じられない気持ちじゃよ。
 やるべきことは まだまだあるが……。
 悠々自適な隠居生活をする夢も
 そう 遠くないかもしれんのう ほっほっほ。」


グレイグ
「お…男前? い いい身体ですと!?
 わ 私は デルカダール王国の いち将軍。
 そんな賛辞を受けるような身分ではありません!
 お おい 〇〇! 先ほどから
 この ご婦人がたが 解放してくれんのだ。
 なんとかしてくれ!」

出かけるとき

カミュ
「なあ〇〇。じつはな……魔王を倒した後
 ケトスに乗って みんなを 故郷に送りとどけただろ。
 ……その時 グロッタの町の南で
 何かが キラッと 光った気がしたんだ。
 あの光は 普通じゃないように感じてな。
 もし 他に行く当てがないんなら グロッタの南に 行ってくれないか?
 どうしても 気になってしかたがないんだ。」


セーニャ
「ひさびさの冒険に 心が 躍りますわ。
 旅が終わったら お姉さまのお墓に
 ステキな報告ができると よいですね。」


シルビア
「ラムダのお酒 とっても おいしいのよね。
 パパと アタシのナカマたちの
 おみやげにしたいくらいだわ~!」


マルティナ
「〇〇が 手に入れた 魔王の剣を 見ていると
 なんだか 胸騒ぎがするのよ。
 もしかして おそろしい闇のチカラが
 まだ 残っているのかしら……。」


ロウ
「はあ……ラムダの里は 階段が多すぎる……。
 わしのような年寄りには ちと キツイ。
 誰か わしをおぶってくれんかのお。」


グレイグ
「ぬう……この里の ご婦人方は
 すこし 積極的すぎやしないか?
 お相手するのに 体力をけずられる……。
 ……〇〇 急かすようで悪いが
 早く お前が 気になってる場所に行かないか?」

適当な場所

セーニャ
「〇〇さま よかったら 旅のバックミュージックに
 竪琴の演奏なんて いかがですか?
 ラムダでの生活は のんびりとしていますから
 竪琴の練習くらいしか やることがなくて
 前より ずっと 上手に演奏できますの。」


シルビア
「そういえば ソルティコにいる アタシのパパったら
 〇〇ちゃんの話 ばかりするの。
 前より 具合がよくなったから 一度 〇〇ちゃんと
 剣の勝負がしたいな~って 言ってたわよ~。」


ロウ
「そうじゃ 〇〇。魔王を倒し 世界に平和を取り戻したと
 お前の両親に 報告を済ませたか?
 もし 旅の途中で ユグノア城跡に 立ちよることがあれば
 花のひとつでも そなえてやっておくれ。」


グレイグ
「今回の旅では 姫さまから 目を離さず
 常に そばでお守りしろと デルカダール王に 命じられているのだ。
 姫さまは ひさびさの旅に ゴキゲンのご様子。
 ハメを外して 危険なことをなさらぬよう
 見張っていろということだろうな。」

最後の砦

カミュ
「帰りたい故郷があるってのは いいもんだよな。
 オレには よくわかんねえけど
 イシの村のヤツらを見てると そう思うぜ。」


セーニャ
「デルカダールの王さまの おカオは
 魔王に 操られていたからではなく
 もともと あのように こわいカオなのですね。
 どことなく 魔物になられた時の
 マルティナさまに 似ているような……
 ふふ さすがは 親子でいらっしゃいますね!」


シルビア
「ちょっと ちょっと 〇〇ちゃん。
 ここは アナタの故郷なんでしょ?
 だったら アレがいるんじゃない……?
 アレといったら もちろん……〇〇ちゃんの こ・い・び・と。
 ウフフ 青春って いいわね。」


マルティナ
「お父さまと再会して いろいろな話をしたわ。
 ……離れていた 16年間のこと 魔王との戦いのこと それから……。
 ……ふふふ やっぱり これは秘密よ。
 世界が平和になった 今 クチに出すのは すこし 恥ずかしいの。」


ロウ
「村を滅ぼした デルカダールの民と
 イシの村の民が 共に暮らす砦……。
 なんと すばらしいことか。
 さすがは お前を守り育てた民たちじゃ。
 器が大きく 心が広いのう。」


グレイグ
「マルティナ姫が 砦に戻られてから
 我が王は すっかり 元気になられてな。
 まるで 16年前の日々が 戻ってきたようだ。
 我ら デルカダールの民が 失ったものは
 おふたりが きっと 埋めてくださるだろう。
 ……今は 心から そう思える。
 俺は デルカダールの盾に誓う。この命つきるまで
 デルカダール王家に仕え 守り 支えていくと……。」

デルカダール

カミュ
「〇〇 オレたちのことは いいから
 マルティナのことを 気にかけてやれよ。
 あいつは いつも 強気でいるが
 自分の故郷の この ありさまを見て
 平気でいられるワケがねえからな。」


セーニャ
「この場所で失われた すべての命が
 大樹のもとへ 向かわれることを
 今は ただ 祈りますわ……。」


シルビア
「なんて ヒドイありさまなの……。
 この城で 何が起こったのか
 想像するだけで 涙が出ちゃいそうだわ。」


マルティナ
「……お城のカベの模様 窓のカタチ。
 ボロボロでも 私は覚えているわ。
 なつかしい……すべて 16年前のまま。
 ……ふう 私ったら ダメね。
 悲しみにくれても なつかしんでいても
 王国は 元通りにならないのに……。
 何年……何十年かかるか わからないけど
 デルカダール王国は 必ず 立ちあがる。
 ……だって この国の民は強いもの。
 彼らが 共に歩んでくれる限り……
 私は 絶対に あきらめないわ。」


ロウ
「城や町を失っても 民がいれば
 国は 何度でも 立ちあがれるもの。
 ……わしは そう信じておるぞ。」


グレイグ
「姫さまに はじめて お会いした時から
 俺は この方をお守りするのだと
 デルカダールの紋章に懸けて 誓ったのだ。
 姫さまが 背負われた デルカダールの復興という 重荷を
 共に背負う覚悟は とうの昔にできている。」

ホムラの里

カミュ
「ベロニカのヤツ はじめてあった時
 このオレを なんて呼んだか 覚えてるか?
 ……ひよっこちゃん だぜ?
 今 思いだしても 失礼なヤツだよな。
 あの呼び名に関しては ずーっと
 ひとこと 言ってやりたいと思ってたんだよな。」


セーニャ
「うふふ この村を歩いていると
 〇〇さまと カミュさまに
 はじめて お会いした時を思いだしますわ。
 私は 荒野の地下迷宮で つい居眠りを……
 お姉さまは あきれてらっしゃいました。
 本当に なつかしいですわね。」


シルビア
「そうだ 〇〇ちゃん! せっかく ホムラの里に来たんだから
 温泉に入っていきましょうよー!」


マルティナ
「ヒノノギ火山を背にした この景色。
 相変わらず 見事なものね。
 伝説の鍛冶場で 勇者のつるぎを打ったのが
 昨日のことのようだわ……。
 私たち 本当に 魔王を倒したのね。」


ロウ
「火竜に 苦しめられていた時に くらべると
 この村にも ずいぶんと 活気が戻ったのう。
 なんとも まあ たのもしいことじゃ。」


グレイグ
「この村に住む テバという少年は
 なかなかに 骨のある男だったな。
 いつの日か ホムラの民をまとめる
 立派なリーダーに なるだろう。
 数十年後が 楽しみだ。」

サマディー城下町

カミュ
「……あー あっちいなあ。
 なんか アタマが ぼーっとするぜ。
 暑いのだけは ニガテなんだよなあ……。」


セーニャ
「私 この町の ウマレースが大好きです。
 おウマさんが出走する あの一瞬を思いだすと
 どうしようもなく 胸が高鳴りますわ。」


シルビア
「いつか この国のサーカステントで
 ナカマと一緒に ショーを開きたいの。
 ファーリス王子と 〇〇ちゃんの
 入れかわりマジックを見せたら
 とっても 盛り上がるんじゃないかしら。」


マルティナ
「サマディー王国の ファーリス王子。
 あの ふぬけたカオを見ていると
 ついつい カツを入れたくなるのよね。」


ロウ
「しかし 今だに わからんなあ。
 なぜ 魔王ウルノーガは この地に落ちてきた
 勇者の星を切ったんじゃろうか?
 勇者の星の表面に 書かれた
 ニズゼルファ……とかいう 言いにくい言葉も
 なぜか 気になってしょうがないのじゃ。」


グレイグ
「近い将来 この大国を治めるのが
 あのファーリス王子なのか。
 ……いささか 不安になるな。」

レース場

カミュ
「おっ レースに出るのか?
 世界を救った勇者さまが 負けちまったら
 カッコつかねえぞ がんばってこいよ!」


セーニャ
「〇〇さま 出場なさるのですか?
 出ると決めたら 優勝あるのみです!
 がんばってくださいませ!」


シルビア
「今度 〇〇ちゃんと 勝負する時は
 ナカ馬のマーガレットちゃんと 参加したいわ。
 美しき友情で 勝利は 間違いなしよ!」


マルティナ
「〇〇 レースに出るの?
 勇者たる者 一度 勝負すると決めたら
 絶対に いちばんを目指すのよ!」


ロウ
「〇〇 レースもいいが
 落っこちて ケガなぞせぬようにな。
 わしは 観客席から見ておるぞ。」


グレイグ
「サマディーのレースには 一度出てみたい。
 リタリフォンと共に走れば 〇〇にも 負けはせぬぞ。」

サマディー城

カミュ
「ファーリス王子は 変わらねえなあ。
 どんな時でも のほほんとして
 悩みがなさそうで うらやましいぜ。」


セーニャ
「ファーリス王子さまの お洋服。
 相変わらず にぎやかな色合いですね。
 羽のぼうしが ステキです。」


シルビア
「ファーリス王子は いつまでたっても
 シャキッとしないのよねえ。
 見てるこっちが 心配になっちゃうくらいよ。
 ……まあ 騎士への道は 長く険しいもの。
 ながーい目で 見守ってあげるとしましょうか。」

ダーハルーネ

カミュ
「海の男コンテストなんかに 出るヤツの気持ちが
 オレには 全然 わからねえんだよな。
 オレは これでも 元盗賊だ。
 明るい太陽の下にいると なんとなく 落ち着かねえんだよ。」


セーニャ
「この旅が終わったら ダーハルーネの町で
 マルティナさまと シルビアさまと
 スイーツ巡りをすると 約束しましたの。
 よろしければ 〇〇さまも ご一緒に いかがですか?」


シルビア
「そうだ みんな お忘れかもしれないけど
 今回の旅には シルビア号の 頼れる操縦士
 アリスちゃんも 参加してくれてるのー!
 アリスちゃんは 魔王ちゃんとの戦いの後も
 シルビア号を いつでも 出港できるよう
 管理してくれていたのよ。
 それで 〇〇ちゃんが 旅に出るって知らせたら
 駆けつけてくれたの!
 いつか ありがとうって言ってあげてね!」


マルティナ
「はあ……なんて ステキな町。
 町中から ステキな甘いニオイがする……
 おいしいスイーツが 私を呼んでるわ。」


ロウ
「いやあ 若いというのは いいもんじゃのお。
 こんなに広い町で デルカダール兵を相手に
 追いかけっこなんて わしにはムリじゃ。
 お前たちと出会うのが すこし 遅くて
 よかった よかった ほっほっほ。」


グレイグ
「姫さまは 我が王に似て 大の甘いもの好き。
 見ろ あの幸せそうな おカオを……!
 デルカダール王国の復興を終えたら
 俺は この町にある すべての店のスイーツを
 姫さまの前に お持ちしてみせますぞ!」

バンデルフォン地方

カミュ
「ウルノーガの野郎が 世界に残したキズ跡は
 オレたちには どうしようもねえ。
 時が 癒してくれるのを 願うしかねえさ。」


セーニャ
「バンデルフォン地方にいると
 なぜか 心が落ち着く気がします。
 風を受けて回る 風車の音や
 太陽を浴びてかがやく 小麦畑の景色。
 ……とても 心地がいいですわ。」


シルビア
「グレイグが パパの所で修行してた時も
 バンデルフォン王国のことを
 クチに出すことは なかったわね。
 グレイグにとって 故郷を奪われた経験は
 とても つらい思い出なのよ。」


マルティナ
「パープルオーブが 魔王の手に渡っていたら
 私たちは 魔王に挑むことすらできなかったわ。
 王国を失っても 勇者の進む道を守った
 バンデルフォンの 民たちの勇気に
 私たちは 感謝しなければならないわね。」


ロウ
「また ネルセンの宿屋で ひと眠りして
 愛娘や ムコ殿に会えないものかの。
 悪夢でなく 幸せな日々の夢の中でな……。」


グレイグ
「あれから もう 30年か……。
 遠くはなれはしたが ここは 我が故郷。
 忘れたことなど 一度も なかった。
 父上 母上 バンデルフォンの民たちよ。
 ……今は ただ 安らかに 命の大樹のもとで 眠ってほしい。」

グロッタの町

カミュ
「ブハッ 〇〇 見たか?
 グレイグのダンナの像の アタマ。
 まだ ブギーの野郎のまんまだぜ?
 この町のヤツら なかなか 面白いセンスしてるじゃねえか。」


セーニャ
「ハンフリーさまは 責任感が強い方です。
 闘技場がなくなって 違う町になっても
 子供たちの暮らしを守ってくださいますわ。
 ……まあ ちょっと 人が良すぎるので
 悪い人の言葉に だまされないように
 注意してほしいものですね……。」


シルビア
「闘技場がなくなっちゃったなら
 レディ・マッシブとは もう さよならね。
 なんだか アタシ さびしいわ。
 でも 忘れないで 〇〇ちゃん!
 愛と正義の美青年戦士 レディ・マッシブは
 いつも アナタの そばにいるわ!」


マルティナ
「グロッタの町の人に 罪はないけれど
 町の玄関に 趣味の悪い像が
 出しっぱなしなのは いただけないわ。
 ブギーのアタマに グレイグの身体って
 見てると なんだか イライラするのよね。」


グレイグ
「このような 風紀の乱れた町に
 姫さまを ふたたび お連れしたと知れたら
 我が王になんと言われるか……。
 〇〇 用を済ませたら ただちに 出発してくれ!」

ユグノア地方

カミュ
「〇〇 空から見た 不思議な光は
 グロッタの町の南で 光ったよな?
 せっかく 近くまで 来たことだし
 あの光の正体を 確かめてみねえか?
 とんでもない お宝があるかもしれないぜ?」


セーニャ
「美しかった ユグノアの大地も
 魔王の手によって 破壊されたのですね。
 この地が背負う悲しみは どこよりも深いけれど
 いつの日か ふたたび 在りし日の姿を
 取り戻すことを祈りますわ……。」


シルビア
「カミュちゃんが言ってた キラっと光るもの
 アタシも なんだか気になるのよね。
 〇〇ちゃんと 旅をしてたら
 そういう場所には スゴイものがあるって
 アタシでも なんとなく わかるのよ。」


マルティナ
「……その 〇〇。あなたとふたりで過ごした
 小屋でのことは グレイグには 言わないでちょうだいね。
 彼は あの時のことを 後悔しているみたいで
 思いだすたび 謝ってくるものだから
 うっとうしくて たまらないのよ。」


ロウ
「のう 〇〇。せっかく ここまで来たんじゃ。
 お前の両親の 墓参りをしていかんか?
 アーウィンも エレノアも
 お前が来るのを 楽しみに待っとるはずじゃぞ。」


グレイグ
「……ここに来ると イヤでも思いだす。
 ウルノーガを主君と信じこみ
 お前を 追いかけまわしていたことを……。
 あまつさえ 守るべき デルカダールの姫君
 マルティナ姫にまで 刃を向けるとは
 俺の目は……なんたる ふし穴であったことか!」

ユグノア城跡

カミュ
「オレは 親のカオを覚えちゃいないし
 兄妹 ふたりで 生きてきて
 会いたいと 思ったこともねえよ。
 だが もしも 会えるなら
 オレとマヤを見て 笑ってほしい。
 ……たとえ それが 夢の中でもな。」


セーニャ
「この場所に来ると いつも 明るいロウさまが
 16年間 背負われた 悲しみを思って
 胸が いっぱいになってしまいます……。
 今は ただ 〇〇さまのご両親や
 ユグノアに生きた すべての人の魂が
 大樹のもとにあることを 祈りますわ……。」


シルビア
「もしも 〇〇ちゃんが
 ユグノアの王子さまとして 育っていたら
 一緒に旅をすることは なかったかもね……。
 幸運だったと 言うつもりはないけれど
 人生って わからないものね……。」


マルティナ
「あなたが 最後の砦にいてくれたら
 イシの村や デルカダール王国の復興にとって
 とても 心強い存在になるわ。
 ……けれど もしも あなたが ユグノア王国の復興を
 考える時がきたなら 私は 決して 止めたりしないわ。」


ロウ
「さてと ひさしぶりに 家族がそろったな。
 お前の両親に 魔王を倒し
 世界を救った報告を しにゆくとしよう。」


グレイグ
「魔王の手によって 故郷を奪われたのは
 俺も同じだからな……。お前の気持ちは
 痛いほど わかっているつもりだ。
 あの 美しかった故郷の記憶は
 今もなお 俺の心に生きている……。
 生き残った人間に できることは
 この地に生きた 人々のことを
 忘れずにいてやることだけだと 俺は思うぞ。」

お墓参り後

カミュ
「……なあ 〇〇。
 なごり惜しいが 冒険は まだ終わってない。
 あいさつが済んだなら そろそろ 行こうぜ。」


セーニャ
「〇〇さまの お父さまと お母さま。
 どんなに ステキなご両親だったんでしょう。
 私も 一度 お会いしてみたかったです。」


シルビア
「〇〇ちゃんが 許してくれるなら
 いつか ユグノア城跡でも
 アタシのステージを やりたいと思うの。
 今回ばかりは 笑いは封印して
 勇王アーウィンと 伝説の勇者の物語。
 ……なんて どうかしら?」


マルティナ
「アーウィンさま エレノアさま……どうか 安らかに。」


ロウ
「アーウィンとエレノアに
 もう一度 会いたくないかと言われれば
 答えは 決まっておる。
 会いたい……会いたくて たまらんよ。
 だが わしには やるべきことがある。
 お前を残して あの世には行けんさ。
 ほれ 〇〇 旅を続けるぞい。」


グレイグ
「〇〇 アーウィンさまは
 我が王に 勝るとも おとらない
 王の中の王で あったぞ……。」

ソルティコの町

カミュ
「シルビアの本名って ゴリアテなんだよな。
 グレイグが シルビアを そう呼ぶから
 一瞬 誰のことか わからなくなる時があるぜ。」


セーニャ
「相変わらず 潮風が 気持ちのいい町ですね。
 世界中が 魔王の手中にあった時でも
 ここは どこか おおらかな雰囲気でした。
 それはそうと 〇〇さま。
 あなたが 行きたかった場所は ここですか?
 他にも行きたい所があれば おともしますわ。」


シルビア
「あーん また みんなで
 アタシの故郷を歩けるなんて 夢みたい!
 なんだか 踊りだしたい気分だわー!
 そうそう 〇〇ちゃん。
 アタシのパパ 前より 具合はよくなったけど
 まだまだ 本調子とはいかないみたいなの。
 アナタの 元気なカオを見たら
 パパも きっと 笑顔になると思うのよ。
 よかったら パパのお家に寄ってちょうだいね。」


マルティナ
「ソルティコの運河……見事なものね。
 この技術 デルカダール城の治水工事に
 ぜひ 応用したいものだわ。」


ロウ
「シルビアのナカマたちは
 世界が 平和になった今も
 ソルティコの町で 暮らしておるのか。
 ヤツらは ああ見えて 武闘派じゃから
 騎士の町である ソルティコに
 すっかり なじんでしまったようじゃなあ。」


グレイグ
「……ああ 心配だ。
 シルビアのナカマたちに 囲まれて
 師匠は 息災でおられるだろうか……?
 あの者たちは 気のいい連中だが
 毎日 あのテンションでこられたら
 師匠の心労は 計りしれぬものだろう……。」

カジノ

カミュ
「いいねえ いいねえ この熱気!
 コイン1枚で 大金持ちに なれる……
 カジノには 男のロマンがつまってるよな!」


セーニャ
「先ほど ためしに スロットを回してみたら
 何千枚か 当たったんです。
 ……でも 私には 価値がわからなかったので
 おとなりの おじいさまに さしあげました。
 よろこんでいましたよ。うふふ。」


シルビア
「ははーん さては 〇〇ちゃんってば
 ロマンを追い求めずには いられない性分なのね。
 その気持ち……わかる気がするわ。
 いい? こういうのは 強気で勝負するのよ!
 がっぽり コインを 手に入れて
 豪華な景品を ゲットしてやりましょ!」


マルティナ
「ロウさまに 賭けをやらせちゃダメよ。
 ふたりで旅をしていた時 ひと晩で
 食費を すべて すってきたことがあるの。
 それから ひと月ほどかしら
 かたいパンだけで 飢えをしのいだのよ。
 あんな思いは もう こりごり。」


ロウ
「〇〇 カジノに来たんじゃ!
 たまには パーッと 遊ぼうぞ!
 ムフフ かわいいバニーちゃんは いるかのお!」


グレイグ
「……自分で言うのは 情けないんだが
 俺は 運がいいほうじゃない。
 賭けごとは しないほうが いいと思うのだ。」

ジエーゴの屋敷

カミュ
「〇〇 お前は マジでスゲエよ。
 さっきのナカマたちと同じ 羽の服を着て
 シルビアのパレードに 参加したんだろ?
 ……オレには とても マネできねえ。
 オレの ちっぽけなプライドが
 あの服だけは 着ねえと言ってるんだよ。」


セーニャ
「ふっ……ふふふ。
 すみません パパさまの踊りを思いだすと
 つ つい 笑いが……ふふふ。」


シルビア
「アタシ パパに教えられちゃった。
 一生懸命 努力した芸ならば
 どんなものでも 人を笑顔にできるのね。
 はーっ! アタシも負けてらんないわ!
 世界中を笑顔にする アタシの夢を
 きっと かなえてみせるわ!」


マルティナ
「私のお父さまも 最近まで ふせっていたし
 シルビアのダンスぐらいなら
 ちょうどいい 運動になるかもしれないわね。
 この旅をしている間に グレイグに頼んで
 振り付けを覚えてもらおうかしら。」


ロウ
「いやあ 親子というのは 似るものじゃ。
 軽快なステップを踏む ジエーゴ殿は
 シルビアに うりふたつじゃったわい!」


グレイグ
「さすがは 我が師……!
 シルビアの みょうちきりんなダンスにも
 一切 手をぬかず マスターなさるとは……!
 俺は 見てくれだけを見て
 剣の道とダンスは 関係ないと思いこんでいた。
 ……まだまだ 修行が足りないな!」

ナギムナー村

カミュ
「……はあ この村には なんにもねえなあ。
 この村で生きていくのは オレにはムリだ。
 なんだか 息がつまっちまいそうだぜ。」


セーニャ
「ああ 海はいいものですね……。
 波の音も 吹きぬける風も
 ラムダでは 絶対に感じられぬものですわ。」


シルビア
「新しいステージ衣装を作るなら
 羽の代わりに 貝殻の飾りを
 使おうかなって 思っているのよ。
 2枚の貝殻が ゆっくりと開き
 美しいアタシが こんにちは!
 ……なかなか ステキだと思わない?」


マルティナ
「キナイと ロミア……。
 魔王が いなくなっても 消えない悲しみが あるのね。
 人を思うって むずかしいものだわ。」


ロウ
「キナイの母上とは まじめすぎる息子の話で
 なかなか 話があうのじゃよ。
 今度 ゆっくり お茶でも飲みたいのう。」


グレイグ
「この村で起きたことだけは
 姫さまは 何も語ってくださらん。
 つらいことが あったのだろうな……。」

ムウレア

カミュ
「海の中で 息をする感覚は
 何度 体験しても なれるもんじゃねえな。
 ついつい 息を止めちまうんだ。」


セーニャ
「海底の世界を 知ってしまうと
 お魚さんを食べる時
 なんだか 罪悪感を感じるんですよね。
 いつも 食事の前には ごめんなさいね ありがとう。
 と言ってから 食べるようにしていますわ。」


シルビア
「海底王国の人たちを 笑わせるのは
 世界一の旅芸人を目指す アタシにとって
 いちばんの 関門になりそうだわ。
 言葉の通じない お客さんだし
 ……そもそも お魚ちゃんの笑顔って
 いったい どんなカオなの。
 サンゴ礁で サンゴショーするには
 まだまだ 修行が足りないかも……。」


マルティナ
「旅が終わったら 人魚の女王さまと
 ゆっくり お話ししてみたいわ。
 女王としての 心がまえを聞いてみたいの。」


ロウ
「海底で生まれ育つ この国の民も
 最後は 空にある命の大樹へと還る
 海底の民の一生は なんとも 長い旅じゃなあ。」


グレイグ
「人魚たちの 神秘的な姿。
 なんと うるわしいことか……。
 ……やや 〇〇。い…今のは その ひとりごとだ!
 どうか 聞かなかったことにしてくれ!」

プチャラオ村

カミュ
「記憶を失ってた時のことは あんまり 覚えてねえんだよ。
 とてつもなく 情けない姿を お前らに さらしたような……。
 そうでもないような……。」


セーニャ
「この村の お料理って
 どくとくの スパイスの香りが
 なかなか クセになるんですよね。
 街中も あのスパイスの香りで満ちていて
 なんだか お腹が空いてしまいましたわ。」


シルビア
「アタシが パパと仲直りできたのは
 チェロンちゃんと バハトラちゃんのおかげ。
 ふたりには 感謝してもしきれないわ。
 いつか アタシのショーに ふたりを招待して
 最高の笑顔を 届けてあげたいものね。」


マルティナ
「この村の階段を 毎日 駆けのぼったら
 すばらしい トレーニングになりそうね。
 ヒマがあったら 試してみようかしら。」


ロウ
「そういえば この村の近くにある
 プワチャット遺跡は 魔王に滅ぼされた
 古い王国のものじゃったな。
 遺跡の悪しき壁画は消え 魔王は倒れた。
 これで かの国の うかばれぬ魂も
 大樹のもとへ 還ることができたかのう。」


グレイグ
「この村の住人をさらった フールフールに
 シルビアが渡した うまのふん……。
 あいつは いったい どこから持ってきたんだ。
 ずっと ふところに入れていたとしたら
 ……なんて おそろしいヤツなんだ。
 俺には 絶対 マネできん。」

クレイモラン王国

カミュ
「黄金病の一件があってから バイキングのヤツら
 すっかり おとなしくなっちまってな。
 張りあいが まったくねえんだよ。
 オレたち 兄妹をこきつかってたツケを
 はらってもらおうかとも 一度は 考えたが
 そんな気も ふっとんじまうくらいだぜ。
 それに もう 過ぎた過去のことだ。
 お前のじいさんの手紙にも 書いてあったろ?
 人を恨んじゃいけないよ……ってな。」


セーニャ
「城下町が 活気に満ちていますわ。
 シャールさまと リーズレットさんは
 国を治める才能が おありなんですわね。」


シルビア
「ああ よかった。クレイモラン王国の人たち
 今日は いつも通りに生活してるようね。
 また 町のみんなが 凍ってたり
 キンピカになって 固まっていたら
 どうしようかと思ってたわー!」


マルティナ
「デルカダールは 高地にあるけれど
 雪が降らない土地だから
 兵士たちが 寒さに弱くて こまってるの。
 心頭滅却すれば 寒さなんて感じないはず
 まだまだ 訓練が足りないようね。」


ロウ
「さすがは 英知が集う都 クレイモラン。
 二度の 苦境を乗り越えて
 すっかり 元通りとは 立派なものじゃ。」


グレイグ
「ここだけの話……デルカダールのヨロイは
 寒い所だと 手の皮がくっつくほど 冷えるから
 着るのが とても つらいんだ。
 だから 雪山の従軍などは とても大変でな。
 ムンババと戦った あの時は……
 ……いや 思いだすから やめておこう。」

クレイモラン城

カミュ
「まさか 子供の頃に 町から見上げてた
 クレイモラン城の中を 堂々と
 歩ける日が来るとは 夢にも 思わなかったぜ。」


セーニャ
「この国の国章は 雪の結晶を模していますが
 どこか 魔法陣にも 似ていますよね。
 さすがは 雪と魔法の王国ですわ。」


シルビア
「リーズレットちゃんは
 ホメロスの死を 知っているのかしら……。
 こっぴどく だまされたとはいえ
 一度 恋した人を失くすのは
 女の子にとって つらいことでしょうね。」


マルティナ
「シャールったら おとなしいカオして
 けっこうな やり手だわ。
 あの 魔女のリーズレットを すっかり 手なずけてしまうなんて
 大国の女王を つとめるだけあるわね。」


ロウ
「シャール殿は 美しくなられたのお。
 今は亡き クレイモラン王も
 鼻が高いことじゃろうな ほっほっほ。」


グレイグ
「シャールさまは マルティナさまと
 さほど おかわりない年齢のはずだが
 心なしか 落ち着いておられるな。
 我らが姫さまも 女王となれば
 あのように お優しい笑顔で
 ほほえまれるように なるのだろうか……。」

バイキングのアジト

カミュ
「マヤのヤツ 目を覚ましたは いいが
 あんまり 町に寄りつかねえんだよな。
 ……今日も きっと あそこだな。」


セーニャ
「湾を埋めるほどの 巨大な黄金の氷山を
 カミュさまの 幼い妹が
 出現させていらっしゃったんですよね……。
 まだ 子供の 小さな身体で
 ウルノーガによって 与えられたチカラに
 たえられるワケが ありませんわ……。」


シルビア
「きゃー! 寒い 寒い!
 相変わらずね クレイモラン地方!
 はやく 町の中に入って あったりましょ!」


マルティナ
「……え? 薄着なのに 寒くないかって?
 ふふふ……心配いらないわ 〇〇。
 心頭滅却すれば 北風すらも心地いいものよ。」


ロウ
「カミュの妹さんは 元気にやっておるかの?
 ああいう はねっかえりの娘を見ると
 マルティナ姫が 幼かった頃を思いだすわい。
 最初の頃は 人見知りでなあ。
 わしが 何を言っても ニコリともせず
 ムスッと おこってばかりいたもんじゃよ。」


グレイグ
「むう……ここは 冷えるな。
 〇〇 どこかで 暖をとろう。」

風穴の隠れ家

カミュ
「マヤと旅に出たら 色んな所に行って
 このちっぽけな国しか知らない あいつに
 もっと もっと 広い世界を見せてやりたい。
 〇〇の村にも マヤを連れていくよ。
 お前のお袋さん ご自慢の手料理を
 あいつにも 食わせてやってくれよな。」


セーニャ
「ふふふ カミュさまの あんなに優しいカオ
 私 はじめて 見ましたわ。
 まさに お兄ちゃんのカオ……ですわね。」


シルビア
「グレイグが 修行で アタシの家に来たのは
 アタシが マヤちゃんくらいの時だったわ。
 グレイグったら 年上のクセに 剣術も 馬術もからっきし!
 ホームシックで 泣いてばかりいたのよ。
 あの頃は かわいかったのに
 今じゃ すっかり ムキムキのおじさんだもの。
 時の流れって 不思議だわ。」


マルティナ
「カミュと マヤさんを見ると
 兄妹の関係に あこがれちゃうわ。
 私にも お兄さまがいたら
 手合わせしたり 勉強を教えてもらったり
 とっても 楽しかったでしょうね。」


ロウ
「おのれの選択が 兄や国の者をキズつけたのだと
 マヤ殿は 幼いのに きちんと受けとめておる。
 なんとも かしこい娘さんじゃ。
 それが わかっておるなら もう大丈夫。
 贖罪の気持ちを 共に背負ってくれる
 頼もしい兄も そばにいてくれるようだしの。」


グレイグ
「……兄妹でも 友でも 師でもいい。
 誰よりも 信頼のおける者がいるということは
 なにものにも かえがたい 幸福だな。」

ドゥルダ郷

カミュ
「なあ 〇〇。ユグノアの王子さまとして 育っていたら
 この里で 修行していたんだろ?
 サンポみたいな 丸坊主の姿は ちょっと 想像できないな。
 お前は サラサラヘアーが似合ってるぜ。」


セーニャ
「ロウさまが 愛読なさっている『ピチピチ★バニー』とは
 いったい どんな 本なのですか?
 誰に聞いても 答えてくださらないし
 カミュさまには 怒られてしまいました。
 気になって 夜も眠れませんわ。」


シルビア
「グランドネビュラ……グランドネビュラ……。
 グランドね…ぶっ! ……イタタ~。
 あの技って とってもかっこいいけど
 言いにくい名前ね。舌をかんじゃったわ。」


マルティナ
「せっかく ドゥルダの里に来たんだから
 大修練場に 寄っていきましょう。
 どれだけ強くなっても 修行は大切よ!」


ロウ
「我が師 ニマ大師は もうおられぬが
 ドゥルダ郷には サンポ大僧正がおられる。
 何も心配することはない。
 師匠ほどではないが あの子の お尻たたきも
 なかなか 強烈だと聞いておる。
 修行の厳しさは 変わらぬじゃろうて。」


グレイグ
「〇〇 お前は 知らないだろうが
 ひからびたロウさまが 動く様子……
 あれほど おそろしいものは 他にないだろう。
 子供の頃に見た 人形劇の
 まがまがしいミイラ そのものだった。
 思いだすと 背筋が寒くなるぞ。」

神の民の里

カミュ
「魔王が倒れても あの神の民は
 ひとりぼっちのままか……。オレたちが
 もうすこし早く 魔王を倒せていたらな……。」


セーニャ
「う~ん……私の 思いちがいでなければ
 神の民の里の建物と よく似た遺跡を
 ユグノア地方で 見たような気がしますわ。 
 あの遺跡と 神の民の里には
 何か つながりが あるのでしょうか?」


シルビア
「神の民ちゃんたちは なんで
 お空の上に 住むことになったんでしょうね?
 地上に暮らす人間と ケンカでもしたのかしら?」


マルティナ
「気がつけば 海の底から 空の上まで
 私たち 本当に この世界の
 スミからスミまで 旅をしたわね。
 これからも あなたと一緒なら
 どこにだって 行ける気がするわ。」


ロウ
「魔王に落とされたという 神の民の里には
 この世界の謎に 迫る 多くの発見が 残されていたはずじゃ。
 完全な姿を見ることが かなわず
 本当に 残念な限りじゃよ。」


グレイグ
「地上を離れ 空に浮かぶ島……。
 先代勇者の記憶を伝える 聖なる苗木……。
 いずれも 地上には 決してないものだ。
 神の民は 地上の人間が知りえない
 人知をこえた チカラを 持っていたのかもしれないな……。」

忘れられた地(謎の遺跡に行く前)

セーニャ
「〇〇さま 先ほどから
 キョロキョロ 辺りを見まわされていますが
 何か 気になることでも おありですか?
 ……え? 白くて丸い生き物が 塔に向かって 行進している……?
 ……私には 何も見えませんが
 〇〇さまにしか 見えない何かが
 ここには いらっしゃるのでしょうか……。」


シルビア
「〇〇ちゃん。あの時 拾った 魔王の剣は
 大事に持っていたほうが いいと思うわよ。
 だって そんなに チカラの強い剣を
 使いこなせる人なんて アナタしかいないもの。
 いつか 役に立つ時が 来るかもしれないわ。」


マルティナ
「〇〇 あなたが 気になってる場所って
 本当に この島のことなのかしら?
 大きな塔の遺跡は 壮大だけど
 私には 他に何もないように見えるわ。
 早く 他の場所に行きましょう。」


ロウ
「この島にある塔は 古の時代に失われた
 文明の名残りのようじゃな。
 ぜひ 一度 中を見てみたいものじゃ。」


グレイグ
「空から見るより 近くで見たほうが 大きくて 立派な塔だ。
 どことなく 古代図書館と似た造形だし
 もしかすると あれと同じくらい
 古い時代の遺跡なのかもしれないな。」