ナギムナー村
カミュ
「もし こういう村に 生まれていたら
オレも 漁師をやっていて
今みたいに 盗賊には なってなかったかもしれないな。
でも オレが盗賊じゃなかったら
あの牢屋で お前と 出会わなかったろうし
きっと オレの人生は 今のでよかったのさ。」
ベロニカ
「今 あたしたちが やるべきことは
漁師さんを 励ますことでも 漁を 手伝うことでもないわ。
また 漁師さんが 安心して漁に出られるよう
世界の海を 平和にすることよ。
さあ 行きましょ 〇〇!」
セーニャ
「ああ 海はいいものですね……。
波の音も 吹きぬける風も
ラムダでは 絶対に感じられぬものですわ。」
シルビア
「今度 ステージ衣装を 作るつもりなんだけど
その時 ナギムナー村の貝殻の飾りを
使おうかなって 思っているのよ。
2枚の貝殻が ゆっくりと開き
美しいアタシが こんにちは!
……なかなか ステキだと思わない?」
マルティナ
「キナイは 今 どうしているのかしら……。
いろんなことが あったからこそ
彼には 幸せになってほしいものだわ。」
ロウ
「〇〇。ナギムナーの者たちは 狂暴化した魔物に苦しみ
大好きな祭りをする 余裕もないと 言っておったぞ。
我らが 早く あの黒い太陽をなんとかして
ナギムナー村の皆が 安心して
祭りをできるようにしてやらねばのう。」
グレイグ
「この村の者に 聞いたのだが
お前は 以前 西の海を荒らす クラーゴンを倒したそうだな。
クラーゴンは 我が軍の船隊でも手こずる やっかいな相手。
そのヤツを わずかな人数で 倒してしまうとは さすがだぞ。」
白の入り江
カミュ
「白の入り江に来ると なんだか
時が ゆっくり流れてるように感じるんだ。
まるで 人魚と同じ時を 生きてるみたいにな。
まっ そんなはずないか……。
すまねえ 変なこと 言っちまって。」
ベロニカ
「この入り江は たしか
6つのオーブを 探してる最中に 迷い込んだ場所だったわね。
今は 霧が 晴れているから 迷い込むってことは ないと思うけど
なんだか いつ来ても 不思議な場所よね……。」
セーニャ
「ロミアさまと はじめて会ったのが
この白の入り江でしたね。
あの時は まさか あこがれの人魚さんに 会えるなんて
夢にも思いませんでした。
ホントに 貴重な経験でしたね。」
シルビア
「風も吹かなければ 波ひとつ立たないなんて
この入り江は 何か 神秘的なチカラに
包まれているのかもしれないわね。」
マルティナ
「ロミアは いまだに この場所で
キナイのことを 待ち続けているのね……。
人間と人魚の恋……。やはり 違う時を生きる
ふたつの種族が 結ばれることはないのかしら……。」
ロウ
「黒い太陽を 放置していれば この青い海も 白い砂浜も
凶悪な魔物に けがされてしまうかもしれん。
そうなる前に わしらが 黒い太陽を なんとかしなければのう……。」
グレイグ
「西の海に 航海中の船が こつぜんと消える
神隠しの領域があると 聞いたことがあるが
ここが その領域なのか……。
しかし 見れば見るほど 幻想的な場所だ。
こんな場所なら たとえ 神隠しにあっても おかしくはないな。」
ナギムナー村の村長から依頼を受けた後
マルティナ
「見て 〇〇! キナイとロミアが 魔物に襲われているわ!
早く 助けてあげましょう!」
アリス
「ヤツらは こっちに気がついてないでがす。
いったん引いて 戦いの準備をととのえてから
おふたりを助けにもどるのも 手でがすよ……。」
魔物退治後
マルティナ
「キナイとロミアが 無事でよかったわ。
これも 私たちが来るまで キナイが
命を懸けて ロミアを守ってくれたおかげね。
ロミアが 待ち続けていた キナイ・ユキは もういないのだし
これをきっかけに ふたりの仲が 深まるといいわね。」
海底王国ムウレア
カミュ
「海の魔物が 狂暴化しているってのは
ここの住民にしてみりゃ 死活問題だよな。
早いところ なんとかしてやりたいもんだぜ。」
ベロニカ
「ねえ 〇〇。
魚たちが やけに アンタの周りに 集まってくるわね。
まるで 仲間だと思ってるみたい。
やっぱり 勇者ともなれば 魚とも 心通わせることができるのかしら。
よく見ると カオも 魚っぽいしね。」
セーニャ
「海底の世界を 知ってしまうと
お魚さんを食べる時
なんだか 罪悪感を感じるんですよね。
いつも 食事の前には ごめんなさいね ありがとう。
と言ってから 食べるようにしていますわ。」
シルビア
「海底王国の人たちを 笑わせるのは
世界一の旅芸人を目指す アタシにとって
いちばんの 関門になりそうだわ。
お魚ちゃんたちにも アタシの芸は 通用するのかしら……。」
マルティナ
「ねえ 〇〇。黒い太陽の影響で
海底王国に 危機が 迫っているみたいよ。
人魚の女王さまに くわしい話を聞いて
なんとかしてあげましょう。」
ロウ
「ロトゼタシアには 人間だけではなく
人魚や海の民や 魚たちのような
たくさんの生き物も 住んでおる。
〇〇。わしたちの戦いは もはや
自分たちのためだけに あるのではない。
それを 忘れてはいかんぞ。」
グレイグ
「人魚たちの 神秘的な姿。
なんと うるわしいことか……。
……やや 〇〇。い…今のは その ひとりごとだ!
どうか 聞かなかったことにしてくれ!」
デスエーギル討伐後
マルティナ
「デスエーギルが いなくなったから
千里の真珠は もとに戻ったようね。
人魚たちも ひと安心したみたい。
でも 海の魔物が 狂暴化しているのは 今も変わらないわ。
やっぱり 私たちが あの黒い太陽を なんとかしなくちゃ。」