【ぼうけんのしょをけす】

Last-modified: 2018-08-15 (水) 13:21:23

概要
関連項目

概要

【冒険の書】を消して、メモリの空きを作る為の機能。
FC版のDQ3とDQ4では、作れる冒険の書は3つまでに制限されており、3つの枠全てが埋まっていて、新たな冒険の書を作るためには、このコマンドを利用して消す必要がある。
当然ながら一度消すと二度と戻せないので、うっかり必要な冒険の書を消してしまわないように気をつけよう。
また、バックアップ目的で冒険の書を複製したい場合に、これで空きを作る利用法もある。
これらの作品では、冒険の書に空きがない状態では、【ぼうけんのしょをつくる】と【ぼうけんのしょをうつす】のコマンドは表示されない。
　
リメイクを含めたSFC版・GBC版の作品では、【王様】や【教会】でセーブする際に、他の冒険の書に上書きすることができるようになったため、冒険の書を消さずに直接コピーすることも可能。
ただし、これらの作品でも冒険の書に空きがない状態では、開始画面で新しい冒険の書を作ったり、冒険の書をうつしたりはできないため、このコマンドで消す必要がある。
　
メモリーカードを利用するハード（PS、PS2）の作品でもこのコマンドは残っているが、「データは埋まっているが別データで新しくプレイしたい」場合でもこの機能を利用する必要はない。
　
DS版の【天空シリーズ】では、「ぼうけんのしょをつくる」で既存の冒険の書の削除と新規作成を同時に行える上、「ぼうけんのしょをうつす」コマンドも無いため、冒険の書を消す必要性がない。にもかかわらず、なぜかこのコマンドは残っている。
一応、中古屋に売却する前にデータ初期化できるようにしたのだろうか？
　
今のところDQ9のみ、従来までの作品と異なり冒険の書が1つしか用意されていないため、データを消さないと最初からプレイすることができなくなった。
当然、コピー（バックアップ）することもできない。
　
余談だが、セーブがバッテリーバックアップだった頃の冒険の書は「消す」よりも「消える」ことのほうが圧倒的に多かった。