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【国王】

Last-modified: 2019-05-28 (火) 12:16:11

概要 Edit

王国における最高権力者。
ドラゴンクエスト本編シリーズに共和制が採られている「国」はなく、今のところ全て君主制国家である。ドラクエには女性の国王である【女王】も数多く登場するが、ここでは男王についてのみ記す(女王については該当記事参照)。
DQ1、2、3からなるロトシリーズではまず一番最初に彼らから旅の目的を説明され、支給品をもらうところから物語が始まることとなる。またこの三作では【復活の呪文】を主人公たちに教えたり【冒険の書】へ記録したりするのは基本的に国王の仕事であった。
 
DQ2では各キャラに前後左右4方向のグラフィックパターンが用意されたが、実は国王は正面向きの1パターンしか作られていない。
そのため他のNPC勢と違って横や上から話しかけても正面を向いたままでこちらを向いてくれることがない。
正面しかパターンのないNPCシンボルは他にも【竜王のひ孫】【ハーゴン】がいる。
ただしこちらはそもそも正面からしか話しかけられないので「正面パターンしかない」という事実にゲーム中気付くことはないだろう。
DQ3で他のキャラ同様4方向のグラフィックパターンが作られた。GBC版DQ3では王の表情は四角で表示されていて、目鼻口がわからない。
 
ゲーム中の王は基本的に国民や旅人に大してはアポ無しフリーパスで面会してくれるのだが、ほとんどの王宮は夜になると城門が閉められるので、夜にも会うことができる王様はシリーズ中でもとても少ない。
 
普段は【城】の玉座にふんぞり返っていることがほとんどで、たいてい【大臣】がそばにいる(例外はDQ4の【ソレッタ】王など)。
また戦場や別荘、離宮など王宮以外に滞在している事はほぼ無く、年齢は壮年~老年である事が多い。
呼びかけられる際は基本的に「王様」と地位そのもので呼ばれる。これは本来は誤りであり「陛下」(階段の下という意味。遣える者に直接呼びかけるのを忌むことで敬意を示す)と呼ぶのが正しいのだが、そのようなケースはほとんど存在しない。
また存命している王のうち、側室や寵姫のようなものが居る王は今のところ登場せず、妻帯している場合登場するのは基本的に【王妃】のみである。
 
上述したように面会の際、特にボディチェックを受けたり武器を預けたりする必要はないのだが、初期シリーズではフィールドグラフィックが「抜き身の剣を振り回している」という余りに危険極まりない姿であることもあり、一国の最高権力者たる者としては無防備すぎるのではないだろうかと思うかもしれない…が、3のサマンオサ兵などを見る限りでは、兵士たちにかかると主人公たちでも抵抗できずに囚われてしまう模様。
あるいは「人間相手には暴力をふるいたくない」、「無駄な騒ぎを起こしたくない」と主人公たちが自粛しているのかもしれない。抜き身の剣をブンブン振り回しているくせに。
 
リメイク版のDQ4では移民の一員として多くの王が登場するのだが、この王らが治めている国がどこかに存在しているのか、もう存在しないのかは不明である。

ゲーム中での役割 Edit

上述したようにロトシリーズではまず最初に彼らから旅の目的を聞くところから物語が始まっていた。 
しかし、4以降の作品では主に教会でセーブする方式に変更されたので、王様と会う重要性は下がった。これは公式によると利便性の他に「セーブ役としての対応」を国王に担わせると国王としての対応をさせ辛いためであるらしい。
 
しかし、シナリオ上王や側仕えの者等から主人公一行に重要な依頼がもたらされる事は依然として多く、ゲームをエンディングまで進める上で全く会わずに済ませられる王様は【メダル王】、DQ2の【武器屋の隠居】(※)、FC版3の【ロマリア王】、4の【ブランカ王】、6の【ポセイドン王】ぐらいである。
(※アプリ版以降のDQ2では武器屋の隠居に会う事は攻略上必須となった。詳しくは該当記事参照のこと)

項目のある王様一覧 Edit

DQ1【ラルス16世】
DQ2【ローレシア王】【サマルトリア王】【ムーンブルク王】【武器屋の隠居】【デルコンダル王】
DQ3【アリアハン王】【ロマリア王】【ポルトガ王】【エジンベア王】【サマンオサ王】【ラルス王】
DQ4【バトランド王】【サントハイム王】【エンドール王】【ボンモール王】【キングレオ】【ブランカ王】【スタンシアラ王】【ソレッタ王】【メダル王】
DQ5【パパス】【エリック】【ラインハット王】【オジロン】【主人公(DQ5)】【デール】【メダル王】
DQ6【レイドック王】【ホルテン】【フォーン王】【ポセイドン王】【グレイス王】【メダル王】
DQ7【バーンズ・グラン】【フォロッド王】【ゼッペル】【コスタール王】【海底王】【メダル王】
DQ8【トロデ】【パヴァン】【クラビウス】【竜神王】【メダル王】
DQ9【セントシュタイン国王】【ガンベクセン】【モーダメ王】
DQ10【バグド王】【グロスナー王】【プーポッパン王】【ニコロイ王】【ウラード国王】【アリオス王】【ムーニス王】【ドミネウス王】【ジュテ国王】
DQ11【デルカダール王】【アーウィン】【サマディー王】【クレイモラン王】
DQM1、2【タイジュ王】【マルタ王】【カレキ王】【砂漠の王】
トルネコ1、2【王様(トルネコ)】
トルネコ3【グレートバレイナ国王】
スラもり2、3【おうさま】
DQH【ディルク】
DQH2【オレンカ王】【ジャイワール王】【ゼビオン王】【ダラル王】【フェルノーク王】【モーリアス王】【ナジム王】
DQB2【ムーンブルク王】

元国王 Edit

前国王およびかつて王位についていた人物のうち、存命の人物。世を去った国王は『第○代の国王』や『先代の国王』みたいな感じで扱われるようになるため、元国王とは呼ばれない。
 
初出はDQ2のローレシア王である。エンディング直前で王位を主人公に譲り、ほんの数秒だけだが劇中で元国王としてふるまう(DQ1のラルス16世は、エンディングで禅譲しようとしたが未遂に終わっている)。
最初の登場時にすでに王位を退いている人物としては、DQ3のロマリア王の父が初出……と言いたいが、ロマリアはどこもかしこも元国王で溢れかえっている……。DQ9のモーダメ王は存命ながら国が無いという珍しい元国王である。
 
その他にも、【アイテム物語】【おうごんのつめ】のエピソードで、【イシス】国の過去の国王と見られる人物に「ファラ王」なる人物が登場している。
 

  • DQ2→ローレシア王
  • DQ3→ロマリア王の父とロマリアのみなさん、そして主人公
  • DQ4→【キングレオ王】
  • DQ5→パパスとオジロン
  • DQ7→ゼッペルの父
  • DQ9→モーダメ王
  • DQ11→【ロウ】
  • DQH2→ジャイワール王、ザラーム

 
なお、DQ8の【ミーティア】の祖母も、もし即位していたとするならば元女王にあたる時期がある。こちらを参照。
DQ10では在位中に消息不明となった先王ゾルトグリン】がいる。

その他の君主号 Edit

王の他にも君主号は多々あれど、意外なことにDQシリーズでは王以外はほとんど登場しない。というより王国以外の国家形態を明示しているのはDQ9の【ガナン帝国】(DQ9)、【ガテリア皇国】【ウルベア地下帝国】(DQ10)くらいである。
 
現時点では皇帝はガナン皇帝である【暗黒皇帝ガナサダイ】しか見当たらない。ウルベア皇帝は【ウルタ皇女】が次期皇帝を名乗ったところまでにとどまる。モンスターで皇帝のつ者は登場してるが。
ガナンも元々は王制で、ガナサダイの代で皇帝を名乗るようになったことが劇中で判明している。DQ世界での皇帝と王の違いはいまひとつハッキリしない。
 
また、DQ8の【法皇】についても一種の君主といえる。モデルであると思われるローマ教皇(ローマ法王とも)は、「われらがもっとも聖なる君主」や「使徒的君主」などの称号を保持しているし、バチカン市国についても君主国という扱いを受けているためである。

DQ7(漫画版) Edit

ゲームに沿った国王はバーンズ・グランのみ登場している。
また、オリジナル展開として【キーファ】の転生編で、ムーンブルク王国の前身であるブルク国の【ブルク王】【ゴドム王国】【ゴドム王】が登場している。

ダイの大冒険 Edit

名前のある男性の国王は、【ロモス王国】【シナナ】【テラン王国】【フォルケン】【ベンガーナ王国】【クルテマッカVII世】の3名。
また、名称不詳の【アルキード】の国王がいた他、国家を統べている訳ではないが魔王軍の【オリハルコン】軍団を統率する王(キング)・【マキシマム】がいる。

ロトの紋章 Edit

名前のある王としては、【カーメン王国】【カーメン4世】【ローラン王国】【ローラン4世】、アリアハンの【ノバァク13世】が挙げられる。また、名称不詳の王としてはノアニールの田舎城の王、外伝「イシス恋の遁走曲」に登場したイシス王が存在する。
続編「紋章を継ぐ者達へ」では【ムスタファ】がイシスの王として在位している。

スライム冒険記 Edit

【魔龍】に命を奪われた【キングノイル王】?が登場。

スライムもりもり Edit

地上界の王として【キングノイル城】のキングノイル六世が登場。また、魔王マゴは魔界を治める王だといえる。

備考 Edit

なお、現実のヨーロッパでみられる、公国や侯国の君主としての公爵や侯爵は、シリーズ中今まで一度も登場したことがない。それどころかDQ世界では爵位の概念すら存在していない模様。もし存在するならば、大臣や貴族などが爵位で呼ばれる場面もシリーズで一度くらいはあるはずである。
DQ5の【ルドマン】が居を構えている【サラボナ】や、DQ8の【リーザス村】【ポルトリンク】のように、領主と思しき者が統治する町もあるのだが、上述の理由から国家という形は取られていない。
 
但し、英語で「男爵」の意味のある名前を冠したキャラやモンスターに【バロン】【バロンジャッカル】が、そのまま「伯爵」の名を冠した【こうもりはくしゃく】というモンスターが居るには居る。
また、【バロンのつのぶえ】というアイテムも存在している事から、少なくとも魔物社会や昔の人間社会に爵位の概念が存在していた可能性も否定できない。
 
一方でDQ10には、英語で「公爵」を意味するdukeの名を冠した【デュークアックス】という武器が登場している。【メルー公】(女王の夫)もいるが、爵位なのか単なる尊称なのかは言及されていない。