【ドガ】

Last-modified: 2020-08-23 (日) 16:36:10

概要

どことなく打撃の擬音っぽいが、DQ6などに登場する【NPC】の名前。
日本人には馴染みが薄いが、海外ではドガあるいはドーガという名前(主に姓の方)は一応存在する。

DQ6

民芸品を扱う商人の兄弟の兄の方の【あらくれ】
英語版での名前はBuck。
名前だけだと「誰だっけ?」となるかもしれないが、「【むらのみんげいひん】を売る」のが主人公の最初の仕事だし、また後述の価格吊り上げで印象に残っている人は多いはず。
 
弟の【ボガ】とともに【シエーナ】【マルシェ】)のバザーでそれぞれ店を出して競っている。
町の西側に店を出しており、彼の方に先に話しかけると民芸品を300Gで買ってくれるという。
町の東側に店を構える弟のボガは330Gで買うと言い、他にも350Gで買い取る女性がボガの店の北にいる。
一見するとこの女性が一番高く買い取るように見えるが、ドガとボガの店で行ったり来たり交渉すると、2人は兄弟の意地か、どんどん買い取り価格を上げてくれるのだ。
一応、ドガとボガは兄弟、とか、売買は最初の店ですぐ行わずじっくりと歩いて行え、などという台詞がヒントになっているが、初見だと分かりにくい。
最終的にドガは480G、ボガは450Gという価格提示になるので、ここはドガに売るのが大正解。
 
当初の目的はそのお金で【せいれいのかんむり】を購入することだが、実際には冠はその後タダで手に入るので民芸品を売って得たお金は主人公が好きに使うことができる。
ちなみにこの480Gは、町の南東はずれの店で【とうぞくのかぎ】(470G)を買うのに使うのがセオリー。
リメイク版では盗賊のカギを売る店が変わり、値段も値切れば200Gになったので他にも買い物を楽しめる。
 
1度目のバザーで情報を聞く限り、商売の実力は兄であるドガの方が上のようだ。
しかし、ムドー撃退後に開かれる2度目のバザーでは、ドガが全く準備していない間に弟のボガが一気に勝負を仕掛けたらしく、ボガが(恐らく)初勝利を挙げている。
 
SFC版発売時のVジャンプの記事では「兄のドガは豪快な性格、弟のボガはきまじめ」と紹介されている。
1度目のバザーでは豊富な資金力を使い民芸品の買い付けに豪快に勝利するドガだが、2度目のバザーでは前回の失敗から学び、先手を打って堅実に勝利したボガ。
弟が自分に勝った時にはその勝利を認め喜びながらも、「次は負けないぜ」と闘志を燃やしているあたりにこの兄弟の絆が窺える。
こうして互いの長所を生かし、切磋琢磨する形で商売の腕を上げていく彼らも、この町を夢で願った老人の願望から生まれた存在なのかもしれない。

DQ10

ドガという名前の【ドワーフ】が夢現篇に登場している。ドワーフで始めた場合は主人公の兄となる。
詳しくはこちらを参照。