DQ10オフライン・オンライン
【フウラ】が「ケキちゃん」と名付け、大事にしていた【ケーキ神】の人形。
【アズランのおはなし】で【怪獣プスゴン】に一目惚れされ、フウラと取り合いになる。
戦闘後、プスゴンが本気を出そうとしたが、フウラがケキちゃんを譲ることでその場を納めた。
アズラン外伝クエスト【ニブルヘイム・サガ】では、【戦士シグルド】の手引きで主人公は【モリナラ地下洞】に閉じ込められていた彼女を「救出」(【だいじなもの】として手に入る)。
シグルドにより「目覚め」の儀式が行なわれるも、目覚めなかったため、クエスト【神々の黄昏】では【滅びの魔竜】との戦いになる。
戦闘勝利後、シグルドの指示で「魔竜」にとどめを刺す寸前に目覚めた彼女が制止する。
「調停者」から捨てられたあと「魔竜」に大事にされていたことに感謝を述べるが、「世界の均衡を守る」ために「魔竜」に別れを告げた。
シアトリズム
【ずっこけモンスター】のステージ背景に描かれている。
楽曲はDS版DQ5初出だが、背景はケキちゃんのおかげで(プスゴン戦が行なわれた)天ツ風の間がモチーフになっていることがわかりやすい。
ウォーク
イベント「思い出の冒険旅行~みんな笑顔で はいポーズ~」にて2025年5月13日に「ケキちゃん」名義で風乗りフウラ装備の★5ブーメランとして登場。
防具はフウラと同じ姿になれる装備。肌の色にエルフと同じ紫色が追加されているため、肌の色も合わせにいける。
Lv10で「かまいたち改」、Lv15でバイキルト、Lv20で「ケキちゃんのご加護」、Lv30で「風斬りのロンド」を覚える。いきなりスキルは「いきなりピオリム」と「いきなりまもりのたて」の2つ。
およそブーメランらしからぬ見た目からネタ武器と侮るなかれ。攻撃だけでなく補助、回復をも一手に担える万能武器。
「ケキちゃんのご加護」は最大MPの20%を消費して、味方全体に「敵からの攻撃でHP30%以下になった時1回HPを50%回復する」効果と、行動開始時にHP回復効果を付与する(効果4ターン)。
行動開始時のHP回復量は詠唱したキャラの回復魔力に比例し、唱える前にラーミアの鞭や円月輪で回復魔力のバフをかけておけば、4ターンの間、数百ものHP回復が自動でかかる為、被ダメの多い敵と戦う際でも回復行動なしで常にHPを高水準に保つ事ができる。回復量は一番最初の回復がそのまま4ターンの間適用される為、回復バフは最初の一度だけでOKと至れり尽くせり。
一度発動させておけばどちらの回復効果も自動で発動する為、詠唱者自らは回復行動をとる必要がなくなる新しいタイプの回復方法といえ、詠唱者はまた別の役割を果たす事ができる。
領域などターン開始時にダメージを受ける攻撃で致死ダメージを受けても、回復量が上回れば生存できる。その特性上、領域に対抗できる実質初めての特技。使用は戦闘中一回のみ。
「風斬りのロンド」は敵全体に攻魔複合260%のバギ系の体技ダメージを与え、不運『呪文』を付与、更に次に行動する味方一人の会心率か暴走率、更にそれらが発生した時のダメージを上げる。これ自体の威力は攻魔複合である事を考えても、実装時点においてはそれほど高いとはいえない。が、これの真価はその後にかかる効果のほうにある。
会心率・会心ダメージを一段階上昇させる効果は、魔人の固有特技『会心のひらめき』と同じ。風斬りのロンドの登場により、魔人以外の職業にも『会心のひらめき』と同等の効果を付与できるようになった。
会心ダメージ上昇効果は、一段階では1.18倍、二段階重ねがけした場合はおよそ1.8倍にもなり、強力な単発攻撃と組み合わせれば絶大な威力を発揮する。
同時に『会心のひらめき』と同等の特技が武器に付与されたという事は、こころ道で分かれている為今まで不可能であった、魔人の『根絶やし』と『会心のひらめき』の同居が可能になった事をも意味する。
実装時点では、固有の状態異常である不運『呪文』を最大限に生かせる呪文・武器は少なかった。ただバイキルトが使えるため、斬撃・体技の会心率UPを狙う運用が主な使い道であったが、2025年8月7日に真夏のまぼろしバーバラ装備に於いて攻撃魔法特化の鞭装備ブルフィオーレが実装され、ついにケキちゃんに相応しい強力な単体呪文【プチマダンテ】が登場した。
暴走させた数に応じてマナレベルが上がり当然マナレベルが高い程強力になるこの呪文、マナレベルを最大のMAX(暴走5回)まで上げ、大魔道士の連続呪文や魔響の詠唱によるやまびこが乗った時の火力は筆舌に尽くしがたいものがあり、魔王の地図のLv99のボスモンスターでさえ三発を要さず屠る。