ローマ字表記:Gi'Tor
読み:ぎとうの・たみ
区分:殻人
発案者:春夏秋冬巡
取り扱い:伝聞のみ*1
【Tag: 人種 殻人 擬蟷の民 同盟種 伝聞のみ 発案:春夏秋冬巡 】
概要
魔北種族によって人工的に作られ、離反した種族の一つ。
自覚としては同盟種だが、大陸同盟には認知されていない。
殻人と肌人の混ぜものであり、表面はほぼ開拓の民と同じと言っていい。
ただし、実体としては人間の形状に擬態した蟷螂だというのが理解としては正しいだろう。
分布
エルネセトア大陸西部を中心として分布。
第一次魔北大戦以降に製造され送り込まれた種族のため、それ以前には存在しない。
人類種を社会文化の内側から破壊する、というコンセプトで魔北種族に生み出された。
しかし、魔北種族に対する忠誠心を持っていなかったため、独自活動を開始し離反。
生態にて後述するが、生殖機能の問題により、魔北種族側からも失敗作として放棄されている。
形態
表面上はほとんど開拓の民と同じ姿形をしているが複数の差異がある。
真の肘
彼女らの「真の肘から先」は腕に沿うように隠された鎌である。
人間風の腕部が凹として、凸の鎌が収まるように常時は隠れているのだ。
鉄の剣と同等に打ち合える程度の性能。
隠し足
子供の握力程度しかないほぼ退化したものだが、腹筋を模す形で隠れた2対の足がある。
顎
開拓の民と同様に喋れるし咀嚼した姿を見ることが可能だが、実際の構造は違う。
顎は上下にも動くが、さらに左右に開くことができる。
下顎には開拓の民相当の歯は無く、左右に開いた開口部に切断用の牙が生えている。
機能としては、噛み切りは左右開口、噛み締めは従来の上下開口と分離されている形になる。
生態
オスは居ない。種の全員がメスである。
開拓の民と交わることで増え、必ずメスの擬蟷の民を産む。
交尾の際には捕食欲求が激しく出てしまうため、本能による死亡事故が稀にある。
その際は骨まで残さず食べてしまうので行方不明となる模様。総じて大食い。
人工の種族であるため、平均寿命は安定しておらず個体差が激しい。
特に生殖機能に大きな問題があり、低成功率、高流産率である。
種としては数世紀の後には自然消滅すると考えられている。
逆に個体としては、100歳を越えても生存する事例などもある。
文化
文化を形成するほどの個体数が存在しないため、固有の文化は特にない。
強いて言えば、自らの種族が公になることを隠そうとする傾向がある。
「人食い衝動持ちだし、討伐対象や非加盟種化しそうだな」という思惑によるものである。
関連するもの
- 暴食姫フィーディア……木を食べた記録があるが、種として食えるわけではない。何だお前。
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相談コメント欄
- 1.種の欠陥として、妊娠確率が極めて低いことを入れておいてください(そのおかげで出来損ないとしても放置されているということで)。 以上、確認お願いします。 -- tocoma110? 2020-05-09 (土) 19:30:23