【生物】/危険度等級

Last-modified: 2024-03-08 (金) 11:26:31

アルファベット表記:Dangerous Level
読み:きけんどとうきゅう
分類:基準
発案者:tocoma110
Tag: 生物 退獣士 秘境開拓者 発案:tocoma110


概要

生命体の危険度を意味する。
一般的には秘境開拓組合退獣士連盟の間で定められるものを指し、例外等級を除いた六段階区分で評価される。
等級が高いほど危険な存在であるが、その理由も有毒性・固有生態・純粋な身体能力の高さ・気性など様々な要素から算出される。
基本的には「脅威を抹消するための討伐に要する労力」と「もたらす被害の大きさ」が主たる判定要因。そのため、時代によって危険度が移り変わることもあるが、C以上の種がD以下になることは稀。

  • なお、群れが一丸となって動くような種は個体ではなく、その「群れ」での危険度で語られる場合がある。
    その場合は「種族危険度」などの呼称で切り分けて評価・言及されることが多い。

主だったランク分けは以下の通り。
 

各等級内訳

※以下における「対処しうる」とは「その生物個体を撤退・撃退まで追い込める」「その生物種の影響を人類種が活動できるレベルまでの処置を施せる」ということを意味しており、その生物個体の殺処分を完遂しうることまでは確約していない。この点は留意して考える必要がある。
 

【通常枠】

S級

最新鋭の装備を揃えた熟達者が一個大隊揃い、綿密な作戦によって対処しうる『可能性がある』生物。
主だった例は古竜級真竜類、超大型生物、群生化したコウテツイナゴ、モウリョウダケなど。
また、便宜上第一~第三世代の理造神前期巨人機、強化型理属獣などもこの位階の脅威として認定される。
大半は一つの都市を完全に壊滅まで追い込める災害を引き起こすような生物であり、脅威度はそれまでと一線を画している。実際にこの危険度の生物を討滅するのは退獣士連盟の一支部の総力戦となる。あるいは、国家が動いてなお、というレベル。
この位階の生物相手に個人で勝利を収めるのは、超古代文明の強化装着装甲のような装備を纏い、それに相応の攻撃武装を用いて成し得えてなお、神話的な偉業である。

A級

専門の知識・技術・装備を持つ熟達した技能者が、一個小隊以上で作戦行動を取ることで対処出来る生物。
主だった例は貴竜級真竜類大型獣鷲レッサーアントゥーラ?など。
大型種が増え始め、単体で一つの都市を危機に追い込むような生物が多く属するようになる。群生種の場合、大きな第一次産業被害を出すような種が目立つ。
退獣士の本格的な討伐対象であり、彼らのようなプロですら死傷者を多数出す危険性が高い。
秘境開拓者なら余程の武闘派を自負していない限り、直接的な戦闘行為は避けることが推奨される。もし仮に開拓者で討伐を試みるなら、対個体で金級の武闘派開拓者3パーティー以上で相対することが望ましいとされる。

B級

専門の知識・技術・装備を持つ技能者が複数実隊単位で作戦行動を取ることで、対処出来る生物。
主だった例は獅子鷲、大型擬竜類若竜級真竜類など。
個体の場合、十数m~30m未満の大きさの種が多い。また、きわめて個性的な能力を持つ種が増え始め、その能力への対策を取っていないと、容易く足元をすくわれる可能性がある。
退獣士が専門のチームを組んで対応するレベルであり、この危険度の生物を単独で相手取るような人間は、達人の域。
秘境開拓者の場合、銀級の実耐行動単位がチームで対応するしやり過ごす(逃げのびる)ことがセオリーとされる。仮に倒さねばならない場合は、綿密な作戦を用意した上で臨むべきである。

C級

専門の知識・技術・装備を持つ技能者が一実隊単位で作戦行動を取ることで、対処出来る生物。
主だった例は獅子鷹、中型擬竜類クァッル類など。
先天的な精術利用や、屈強な肉体、あるいは特殊かつ有害な習性・特性を持つ生物が属しやすい。
一般的に退獣士が討伐に当たる生物は、このランク以上の生物であることが多い。
秘境開拓者でも武闘派ならば直接戦闘も不可能ではない。位階相応の実力である場合は、チーム戦での対処が推奨される。一般的に、開拓活動中は回避不能な場合以外は交戦を避けた方が良い。

D級

専門の知識・技術・装備を持つ技能者が対応することで、対処出来る生物。
大半の有害野生動物はここに属するため、ある種の分水嶺でもある。
一般的な秘境開拓者(銅級~銀級)が請け合い・相手取るような生物の危険度は、大抵ここに属する。

E級

専門の知識がなくとも適切な武装・薬物等で対処出来る生物。
通常の野生動物や害獣などが属する。

 

【等級補助記号】

上記のS~Eまでのランクにおいて、特筆すべき特徴を備えているものを指す。
 

○+

全体的な能力・特性・習性に対し、部分的に特筆すべき能力を部分的に備える生物に付けられる。
一時的な能力向上型の変身・変貌を遂げる、頻発はしないが危険な攻撃手段を持っている、位階相応の能力だが極端な攻撃性や異常な執念深さを持つなどの特徴を持つ生物が該当する。単体での能力としては1段上に行くほどではないが、部分的な能力・特性からそれに準ずるあるいは食らいつきうる、というケースにあてはめられることが多い。
大抵、生息環境域でも食物連鎖の上層に位置する。

○ー

その危険度相応の特性を備えているが、何らかの対抗手段が確立されている種や個体、に付けられるもの。
特定の部位を破壊すれば無力化出来る、一定の入手難易度の薬品や成分を用いれば容易く無力化出来るなど、その種が不得手とするもの・弱点の情報が退獣士連盟や秘境開拓組合で共有されていることが条件となる。
地方によって討伐手段の格差が生じることもあるため、技術発展・情報量の差から難易度が上下することは、珍しくない。


その他、群れとしての脅威度が極めて高い場合などにも用いられる。
このケースでは単体での性能は1段ないし数段落ちるが、群れとしての修正や特性、あるいは繁殖力などによって脅威となるものが当てはまる。

 

【特別枠】

EX級

計測不能領域。
単体で一国以上を滅ぼしうる可能性を持つ存在を当て込む。人類では届かぬ怪物。
上古竜や神代竜“帝”、また便宜上第四世代理造神後期型巨人機なども属する。
いわば生きた大災害であり、これを倒すというのは絵空事でしかない。

 

各種生物制作について

強さの度合いについてですが、大体こんな認識で見てください。
(※下記の目安は個体での強さです。群生での評価の場合は個体はもっと弱くてもOKです)

  • EX級
    生きた自然災害人類では決して超えられない壁
    規格外の総称。
    ウル○ラ怪獣の強豪枠(Zンや金山丈)、怪獣王・キング○ドラ級、あるいはそれら以上の存在が該当します。核爆弾直撃でも生き延びますし、個体によっては“偉大なる青”も滅ぼしかねません。
    例外的存在を詰め込んだ等級です。
    種としては個体数・目撃例も少なく、ムービー登場枠と思ってください。
  • S級
    地方都市一つを軽々と消滅させうる程度には危険な生物です。
    地球上でのウル○ラマンがよく戦っているくらいのウルト○怪獣程度の強さです。つまり、条件がそろえばウルトラ○ンを倒しうるレベル。
    大半の人類種の攻撃には当然の如く耐え凌ぎ、核爆弾の直撃にも一発程度なら、素のスペックで耐えるかもしれません。
    イベントモンスターないし、イベントギミックバトル、極稀に超級難易度の隠しボス枠です。
  • A級
    人里近くに出た場合は緊急事態とみなされる位階です。
    ウルト○怪獣や東○怪獣の内、比較的小振り・下級の怪獣なんかでイメージして下さい。(活躍による格付けで言うと)初代ド○コとか? 攻城級威力の兵器や都市直接攻撃用精術などが、正当な撃退法として導入を検討され始める段階で、確実な討滅は非常に難しいでしょう。個人での討伐はそれこそ英雄的行為です。
    大ボス・隠しボス枠です。
  • B級
    特殊な武器・武術などがなければまず対処出来ません。これが人里近くに出ると大騒ぎです。
    腕利きの退獣士や武闘派秘境開拓者でも、単身で戦える人材は少ないです。精術にしても、大火力の術なしでは仕留めるどころか撃退も難しいかもしれません。攻城兵器等を駆使して、撃退・討伐が現実的な視野に入ります。
    大型種が多いので、複数組欄・パーティーでの総力戦などに映えるエネミー軍と言えるでしょう。
    RGPならボス級、あるいは異常に強力な一般エネミー的ポジションです。
  • C級
    中型擬竜がある通り、世間的にはここからが「一般人では対処出来ないクラスの生物」になります。
    特殊な技術なしでは剣技格闘は通じず、弾丸も当たり場所次第ではダメージ足り得ないかもしれません。精術にしても、対人級より高い威力の術が求められます。
    C級上位はいわゆる中ボス枠に相当します。RPGだと比較的攻略しやすいボス枠~強力なエネミー、あるいは前半でボスだったのに後半で一般枠で出るとか。
    C級上位以上が退獣士の主だった敵と言えるかもしれません。
    特撮で言うと、等身大の怪人~ライダーの大型モンスター系程度と思ってください。
  • D級
    危険な野生動物です。象とかライオンとかクマとか、大きめのイノシシとかレベルです。まあ、もう少し危険なやつかもしれません。
    ステータスの高い人種でも一対一でやり合うとそれなりに危険だと思います。
  • E級
    野生動物級です。鹿とか馬程度までの脅威です。
    クラフト素材を落とす野生動物とか、そういうレベルの相手です。
    刃物持った一般人とかもここレベルでしょうか。

 
危険度等級S・EXの生命体については、制作の際にまず管理人にご相談ください。

 

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