【地理・社会】/九大州

Last-modified: 2020-05-14 (木) 13:15:08

アルファベット表記:Nines Provinc
読み:くたいしゅう
分類:地方・地名
発案者:tocoma110
Tag: 地理社会 文化圏 九大州 発案:tocoma110


概要

エルネセトア大陸における人類生息圏の通称。
九つの文化圏で構成されており、それぞれが特色豊かな国々で構成されている。
その中でも特に文化的影響力が大きい華州俄州畏州の三つを''三大文明圏'と呼んでいる。'
ただし、九大州という名前はあくまでも人類の文明圏が存在する範囲という程度の意味であり、
この九大州の中にも秘境と呼ばれる地域は多数含まれている。
 


その面積は非常に広大で、一つの州を端から端まで移動するのには健脚な開拓の民が大きな支障なく歩めたとして、5年程は要すると目されている。
馬や陸走鳥などの騎乗動物、あるいは船などを用いたとしても、3年を切ることは難しいというのが一般的な見解である。

  • そのため、多くの人々は複数の州を行き来することはまずなく、秘境開拓者冒険者などであっても、複数集をまたいで活動する場合は、ある程度内陸部地域までかかわれるのは精々が2~3州である。
    大陸全土を回るような存在も決していないわけではないが、そうした存在はほとんどが根無し草であり、定住家宅を持つことは難しい。

九大州一覧

  • 華州
    大陸東部~東南部。
    華丹帝国という大国が支配する九大州最大の地方。
    中央集権制でありながら、各地方は元来の統治者の裁量にも任せる柔軟性を併せ持つ、
    独自の統治形態が長らく続いている稀有な地方。
    三大文化圏の一つ。
     
  • 楪州
    大陸南東部~南部。
    亜熱帯な気候が強く、密林や河川が目立つ。
    無数の国が乱立しており、多様な民族・氏族がそれぞれの領土を築いている。
     
  • 爬州
    大陸中央部。獣ヶ原のある巨獣の園。
    土地に根差す国家が少なく、遊牧民族など流動的な生活を営む集団が多い。
     
  • 亜州
    大陸中央南東部~中央南部。
    閑散とした乾燥地帯であり、巨大な砂海を渡る独自の『砂船?』による生活は営まれる。
     
  • 綴州
    大陸南部。
    精術研究では最も発展している地方。
    古代文明の遺跡の数が多くさらに精素濃度が高いため、様々なトラブルが起こりやすい。
     
  • 俄州
    大陸南西部~西部。
    無数の都市国家で構成され、それらが結ぶ巨大な連合が支配している。
    河川・内海・外海で用いる造船・操船技術に優れ、それらによる貿易で発展している。
    三大文化圏の一つ。
     
  • 応州
    大陸西部~北西部。
    鬱蒼とした森林、寒く乾いた機構の色濃い北方地域。
    魔北地方と近く、また各地の豪族支配が強いため戦乱の時代を繰り返している。
     
  • 畏州
    大陸北部。雪と氷、針葉樹の世界。
    厳しい環境と魔北地方の二つの脅威に立ち向かうため、宗教により結束を強めている。
    三大文化圏の一つ。
     
  • 燦州
    大陸北東部。
    険しい山並みと高地が続く山岳地帯。
    魔北地方と相対する機会が多いことから、武術文化が発展し武芸者が多い。