アルファベット表記:Feadia Electrum-League
人種:開拓の民……?
性別:女
職業・立場:貴族令嬢→小都市国家の暗君→冒険者
活動時期:大陸歴1411年1月21日~死没日不明
発案者:春夏秋冬巡
扱い:自由使用
【Tag: 住民 自由使用 冒険者 発案:春夏秋冬巡 】
概要
暴食姫という二つ名を持つ、1400年代の著名な人物。
小都市国家を食費で傾ける前代未聞の暴挙により、貴族から冒険者に転身した放蕩者。
エレクトラムリーグ硬貨と日記をエルネセトア大陸中にバラ撒いたことで知られる。
外見
紫の瞳と緩く波打った銀髪、色白の肌で知られる女性。その胸は豊満であった。
貴族階級のため肖像画があると考えられているが、実物は1800年代時点でも未発見。
亡国当時の怒り狂う民衆によって焼き捨てられたのでは、とも言われている。
来歴
出生
俄州の貴族、ローレルフィールド(Laurel-Field)家の末女として、妾から生まれる。
歩き巫女*1の母から旅についての薫陶を受け育つ。
政略結婚と暗殺未遂
俄州の小都市国家、ゴールデンリーグ家に齢13にして政略結婚に出される。
しかし、婚礼の会食にて、毒による暗殺にて参列者一同が死傷する大事件が発生。
「食事で幻覚を見る体験は初めてです。面妖ですが、これは、なかなか……」
本人も毒により倒れるが唯一の生存者となり、婚礼が成立していたため法規上、家督を継承。
あまりにも異例な過程によって、小都市国家の王女として成り上がることとなる。
傾国と革命、出奔
令嬢フィーディアは家督継承を一切考慮されていなかった。
つまり、彼女に政治はわからぬ。彼女は奇食にとりつかれただけの令嬢である。
国庫の管理以外を、(何の考慮もせず)家臣団に放り投げた結果、権力闘争と混乱が発生。
政治の急速悪化の中、当人は食への旅や投資を金に糸目をつけず繰り返していた。*2
結果として、家臣団の知り得ぬうちに国庫が空になり、この状況が国民に漏洩。
大陸歴1429年4月12日、怒れる民衆による革命により、エレクトラムリーグは没落した。
この時、当人は運良く、亜州への長期外出*3のため出国したばかりで不在。
国外にて自国の没落を知り、そのまま帰らずに流浪の旅を開始することとなる。
その後
亜州を出発点に、エルネセトア大陸の各文化圏を反時計回りに旅することとなる。
最後の足跡は大陸歴1455年、大西海のエルタニア島。
その後の足跡は知られておらず、人知れず没したと考えられている。
後世の扱い
国家運営を放棄して道楽に耽った者として、革命直後は悪女として名を馳せた。
しかし、他の都市国家群による介入と調査によって評価が変わる。
そもそもの王家暗殺事件が、家臣団の陰謀だったと裁判で示されたからである。*4
当時は、本当に暗殺を生き延びていたのか自体を疑問視され、一転被害者として見做された。
1500年代においては、狂気の食歴から暴食姫と呼ばれ、奇人扱いが完全に定着した。
余談
1500年代において、当人を名乗る銀髪の女性が各地で出没する、という噂が存在する。
開拓の民の寿命としては有り得ないため、信じている者はほとんど居ない。
仮に実在しても、自分を暴食姫だと思っている狂人だろう、と思われている。
まさかの本人である。
彼女、フィーディアは実際には開拓の民ではなく、擬蟷の民である。
人間的な外見は擬態であるため、表面的な姿形は18歳の時と大差がない。
免許の類を持たないように生きているため、秘境には潜るが冒険者として活動中。
もっとも、食事のための採取を依頼をする側として組合を利用してはいるようだが……。
既にエルネセトア大陸を2,3周ぐらいしている。
属性:混沌・中庸
行動原理は美味しい食事を求めることに尽きる。
本人は大真面目に美味いものを求めているだけで、奇食をしているつもりは皆無である。
装備・保有する特殊な技術
- 基本的には、自らの「真の腕」たるカマキリの腕で一切の戦闘をこなす。
だが、開拓の民ではないと知られないよう、ダミーの細身な刀剣を2本有している。
他人の目を気にする状況では腕を出さず、これで凌いでいる模様。
非戦闘時には、もっぱら、肉や魚を焼く時に刺して使う串としてこの刀剣を用いている。
関連する人物
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関連するもの
- 【食文化】/御家没落から○○年……狂気の食道楽日記。とはいえ可食レシピもそれなりにある。
- 【物品・機械】/エレクトラムリーグ硬貨……金策のためにばら撒きまくった希少貨幣
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