アルファベット表記:Ryunga
読み:リュンガ
区分:不明
発案者:tocoma110
【Tag: 人種 竜眼の民 竜 発案:tocoma110 】
概要
実在の証明されていない、半ば伝説的な種族。
いずれの記録でも優れた能力を持つことは共通しているが、姿については特に定まっておらず詳細は不明。記録によって肌人の場合もあればそれ以外の場合もあるなど多彩。
また、それらの人種にはあり得ない特徴をそろえることもあり、どの分類とすべきかは意見が割れている。
最大の特徴として、真竜類のそれに酷似した眼を持っていると記されている。
そのため、極めて特殊な個体ごとに形態の異なる妖亜であるとか、突然変異の一種であるなど様々な憶測が飛び交う。
分布
不明。
特段ここという場所もなく、九大州全域にぽつぽつと記録が残っている。
形態
前述の通り、基本的な形態は様々。
肌人、毛阿、羽阿、鱗阿、殻人、這阿、緑亜、鉱亜、妖亜、そのすべてに記録がある。
そのため、そうした形態の差異にはあまり意味がないものと考えられている。
記録された個体により際はあるが、以下のような特徴を全身あるいは部分的に持つことが多い。
- 独特の質感の鱗
- その種に本来ないはずの部位
- 頭部などに角、長くしなる尻尾、背面などに翼など
- 爪・牙などが本来種より鋭い・太い
そして、唯一共通する特徴が真竜類と極めて近似した瞳・光彩を持つ眼だ。
独特の輝きと紋様を備えるその瞳は一目見ればわかるとされるほど特徴で、本種の名前の由来でもある。
その眼は上等の宝石類すらも凌駕するほど美しいとされ、多くの文献でその特徴が取り上げられることが多い。
生態
詳細は不明ながら、優れた能力を持つとされる。
基本的には近似した姿を持つ種と比した場合、全体的な能力で種の平均を大きく上回っているという。総合して見た場合に魔鬼種族などと同等ということも珍しくないとされ、融合装着装甲装着者と互角時にそれ以上という例すら存在するという。
眉唾な点は多く含むが、「極めて優れた身体能力・知力を持つ」こと自体は間違いないとされる。
文化
不明。
多くの場合で一処に長く居座らず流浪するか、秘境近隣という奇特な場所に居を構えるという。
その他
その正体は存在変換によって人類種に変身した真竜類。
彼らが何らかの理由で人類種社会内での活動を取る際に利用するものであり、一種のアバター、擬人化。
元が強大な生命故に矮小化にも限度があり、故に様々な特徴が残ってしまうという。
形態を近づければ近づけるほど存在はスケールダウンし、能力も低めることが出来る。しかし、気を緩めてしまうとちょっとしたことで本来の力が発揮され、本来の肉体に近づいて(戻って)しまうのだという。
故に、彼らは常時どこかしらに本来の肉体に近い場所を残し、ある程度自分の状態を誤魔化し続けるのだとか。
- 仮に、どれだけ精巧な擬態を実現したとしても、その眼だけは完全に変えることが出来ないらしく、特徴として残ってしまう。
また竜玉石も肉体のどこか(主に胸元)に現れてしまうが、それらは擬態時に皮膜で覆い隠蔽するのだという。
形態以外については人格面がその肉体に合わせた形にある程度調整されるという。
そのため、個体差はあるが「人類種の脳構造に落とし込んだ場合」に近い形の人格・思考回路を持つようになる。
本来の姿と意識上は地続きであるのだが、考え方についてはかなり違和感を覚えるらしく、形態を変えるごとに本来/擬態時の感覚にむずがゆさを覚えるとか何とか。
ここまでの存在変換を行なうには相応の力が不可欠なため、古竜級程度の経験が必須となる。
貴竜級で行なえるとなれば相当な実力者ということになるが、そうした例は極めて稀。また、他種族についての関心あるいは理解がないと難しいため、長生し多くを知った個体か変わり種の真竜類以外、好んでなろうとするものも少ない。加えて、誰もがそれを望むわけでもないので、人類種とかかわりがあってもなれない個体も珍しくない。
- この点に顕著なのが“天銀の剣”である。
彼は上古竜以上の真竜類の中でも人類種に強く関わる竜は珍しいが、彼は竜眼の民になったという記録も伝承もない。そして、彼自身そうした関わり方には全く関心がないらしいことは、彼を知る者の間では有名らしい。
主だった個体
関連するもの
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