【組織・職業】/ティムリア

Last-modified: 2023-08-26 (土) 12:20:50

アルファベット表記:Ti'amria
読み:てぃむりあ
分類:獣使い、術師
該当地方・国家:【地理・社会】/九大州 全般
発案者:サムタミハジ サブ:管理人tocoma氏
Tag: 組織職業 職業 虎鞭獣師 獣使い 波音術 精素技術 精術 発案:サムタミハジ


概要

別名、虎鞭獣師。獣使いの総称。
 
その中でもクァッルを扱う者たちはクァッル・ティムリア(猛猫使い)と呼ばれ、各州政府から発行される免許を持ち、戦場や狩り場でその手腕を振るう。クァッルの発する波音に対処するため、クァッル・ティムリアは精術の知識・技能を持っていなければならず、免状取得の際は必須とされる。
 
別名の「虎鞭獣師」の由来は「マステルクァッル」の肉髭を模倣した操作鞭を使用することから。
この鞭を持つことを許されるのは極一部であるが、それ故に象徴として知られている。
 
ティムリアの中でも屈指の実力を持つ上級者には「ティムリア・グレテンティス(強獣使い)」という名誉職が与えられる。無論、肉髭鞭の所持を許されている。
ティムリア・グレテンティスは華州出身の"大牙師父"ディアン・ファンなどが有名で、教えを請うために州を2つも越えて来た者もいると言う
(堅物の彼が弟子を取るとしたら、大変な気まぐれか、百年に一度の逸材でも無ければあり得はしないだろうが)
 

関連するもの

異説

一部のティムリアは、クァッル以外の獣を操る場合がある。
下記は一例。

  • ファンドラ・ティムリア
    fandoraTi'amria。 精象使い。
    波音器官の牙をもつ象、ファンドラを使役する獣使い。
    クアッル・ティムリアに続いて大陸において獣使いとしては分布が広く、高地が多い燦州以外ではほぼ全域で見られる。
    鈍重ではあるが、巨体で温厚なファンドラは、主に物資の輸送役として使役される。
    森林や荒野、砂漠地帯などでも問題なく物資の運び手となるために、秘境開拓においても需要が高い。
    欠点をあげるとすれば、巨体に相応しい、莫大な餌代がかかること。
    成体であれば毎日、2トールほどの干し草や果実を必要とする。
    かつての魔北大戦時は、鎧を着込ませた攻城兵器として利用されたこともあったが、1500年代以降においては軍用にファンドラを使役する術は廃れている。
  • ローフ・ティムリア
    RoufTi'amria。巨鳥使い。
    亜州において見られる、巨大な鳥を使役するティムリア。
    鋭い嘴や爪による急降下攻撃は、驚異的であり、対地戦法においては、並みの魔獣を上回る戦力となる。
    牛を一飲みするとまで言われるほど(実際に牛をさらっていくことはあっても、丸呑みは出来ない)の巨体は、砂海における移動手段としても重宝される。
    よほどの大型個体でない限り、空輸出来る重量はさほど大きくないため、物の輸送よりも1,2人程度の人間の輸送を得意とする。
    数ある獣の中でも、巨鳥は人の思うようには動かない傾向が強い。
    使役するティムリアの側も、『鳥に指示しているのではなく、鳥に聞いてもらっている側』と、独特な価値観を持っている場合がある。
    巨鳥が飢えてくる前に、頃合いを見て自然に放ち、定期的に食事をさせておくなどの習慣がある。
    長時間人を乗せて飛ばせる場合には、鳥が飢えないように、先んじて餌を食わせておくなどの配慮も必要。
  • ヤマー・ティムリア
    YamaTi'amria。山羊使い。
    燦州や畏州の山岳部において見られる、山羊を使役するティムリア。
    急傾斜の坂道や、急こう配の岩山などを物ともせず昇っていく堅蹄の山羊が、村落間をつなぐ郵便配達などに利用されている。
    比較的戦闘向きではないと言われる獣使いだが、もちろん攻撃力が無いわけではない。
    普段こそ温厚な山羊だが、一度頭部にある角を突いて突進すれば、相応の破壊力を持つ。
    山羊そのものの逞しさから、汎用性も案外高い。
    技術の修得は簡単ながら、その実、とても奥が深いというティムリアのいぶし銀。
    多岐にわたる山羊のそのポテンシャルを活かせるかは、獣使いしだいとも言える。
    余談ながら、山地で仕事をする獣使いには、獣そのものだけでなく、地形や山の天候についても熟知して操獣を行わなければならない傾向が強い。
  • ダゴヌア・ティムリア
    DagonuaTi'amria。 剛蛸使い。
    俄州の一部でのみ見られる、大ダコを使役できる、特殊なティムリア。
    鞭ではなく、波音を響かせる法螺貝や銅鑼などで、海中の大ダコへと命令する。
    暗き水底から忍び寄る、その実態は海の暗殺者と言ったところ。
    海中から船舶に対して奇襲を仕掛けるのを得意としており、これを完全に防ぐのは困難である。
    大蛸の使役そのものが非常に難しいが、熟練の使い手であれば、これで船団を壊滅させることも可能と言われている。
    一方で、大ダコが一定の海域から離れられないために、これを使役するダゴヌア・ティムリア自身も海の近くに定住を余儀なくされる他。
    その船に対する攻撃力の高さから船乗りには忌み嫌われ。
    さらには剛蛸使いに必要不可欠な専用の波音杖が、製造禁止となっている地域も存在する。
    様々な問題から、技術の継承者も少なく。
    ダゴヌア・ティムリアは、数年以内になくなってしまうのではないかと危惧されている。

相談コメント欄

  • 1.次回から記名の上で改変箇所をコメントに記載してください。 2.名称は次の通りで変更をお願いします。つづりはお任せします。「ロックバード」→「ローフ」/「ゴート」→「ヤマー」/「ダゴン」→「ダグヌア」 3.魔蛸ではない別の表記でお願いします。また、「蛸の使役自体が非常に難しい」というのも併せてお願いします。 以上、ご確認よろしくお願いします。 -- tocoma110? 2020-05-10 (日) 01:04:47
  • 各種了解しました。 1こちらは次回以降の追記注意点として留意しておきます。2、名称を指定のものに書き換え、と英語つづりの設定、魔蛸→剛蛸への変更。蛸の使役自体が~の一文を説明に追加しました。 また確認をよろしくお願いします。 -- haruba-ru? 2020-05-10 (日) 09:44:20