Chi-He

Last-modified: 2025-12-16 (火) 04:52:24

ChiHe.png

概要

日本軍において3400ゴールドで購入可能なプレミアム戦車分隊。

BR・Tier

項目数値
Tier2
BR

車両性能

項目数値
乗員(人)5
最高時速(km)△△⇒44.00
砲塔旋回速度(°/C)△△
俯角/仰角(°)△△ / △△
リロード速度(秒)△△
車体装甲厚
(前/側/後/底)(mm)
50/25/50/9
砲塔装甲厚
(前/側/後/底)(mm)
50/25/25/12
エンジン出力(rpm/hp)△△⇒2000/240
重量(t)17.2
視界(%)△△

武装

名称搭載数弾薬数貫徹力
(前/側/後)(mm)
主砲一式四十七粍AT砲1120(APHE:60,HE:60)△△ / △△ / △△
車体機関銃九七式七粍七固定機銃13000△△ / △△ / △△
砲塔上機関銃九七式七粍七固定機銃11000△△ / △△ / △△

解説

特徴

日本の課金戦車だがBR2相当の性能があるかと言われたら微妙。

サイト クリックで表示

1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が機銃手の視界、6枚目が運転手席の視界となっている。
Chi-He Sight1.jpg
Chi-He Sight2.jpg
Chi-He Sight3.jpg
Chi-He Sight4.jpg
Chi-He Sight5.jpg
Chi-He運転手.jpg

 

【火力】
チハ改と同様の47mm砲を搭載、高初速で弾道が良く同格及び格下に対して十分な貫徹力があり、炸薬入りで小口径砲にしてはそこそこの加害力がある。
しかしBR2は75mm砲が跋扈しており、47mmより貫通力、榴弾威力共に凌駕している。
特に榴弾に関しては47mm砲は範囲が3.7mしかなく、対人戦でも正確な射撃と手数が求められる。幸い榴弾も高初速で弾道が良いので狙う分には困らないだろう。

 

【装甲】
ハ号ケニと比べると一部だが50mmの部分があるというだけで頼りない。対戦車ライフルやM2ブローニングの攻撃は安定して弾けるのだが、BR2は75mmや対戦車ロケットが普通に居るので安心できない。弾薬の配置もあまりよくなく、砲塔から車体まで満遍なく搭載されているのでワンパン撃破も珍しく無い。被弾しない運用が求められる。

 

【機動性】
特有のクセはあるものの快適、馬力不足は感じられない。

 

【総論】
スペック的にはチハ改と同じく使えない程低いわけでは無いが、それでもホイのスペア以上の価値を見出せない。3400ゴールド払って買う価値があるかと言われると微妙。総じて趣味枠である。

史実

クリックで表示

【車輌】
一式中戦車 チヘ*1は日本陸軍が開発していた中戦車の一つ。ネット上では打ち込みの手間からチヘと呼ばれることが多い。ソ連との国境紛争で培った教訓から、九七式中戦車から車体を変更することで防御力や機動力を向上させる目的の改良型として1940年から開発開始された。しかし、開発が開始された段階ですでに性能的に陳腐化しつつあり、のちに当時日本陸軍が仮想敵国に設定していたソビエト連邦*2の戦車に及ばないことが、ドイツの在外武官からの情報により発覚している。くわえて太平洋戦争が勃発すると戦車開発に回せる予算が徐々に削られ、また新型の操向装置を搭載することが決定していたもののこの装置の開発も難航していたため、開発が終了した頃には戦局が絶望状態に陥っていた1943年であった。その後1944年2月から45年2月にかけて170輌が量産され、内地に駐屯していた一部の戦車隊に他の本土決戦用車輌とともに配備されたが、結局本土決戦がなかったことで実戦を経験するものはなかった。
【部隊】
本車を運用する戦車第三師団・戦車第六旅団は1942年に内蒙古地域に駐留していた騎兵集団を改編して編成された。主に北支派遣軍に属し、第十二軍の指揮下で大陸打通作戦などに参加。戦車第六旅団は大陸打通作戦の後半戦となる湘桂作戦に参加し中国軍と激戦を繰り広げた。

小ネタ

ーー加筆求むーー

出典/参考文献

クリックで表示

コメント

  • これ乗ってる人見たことあるしかも塗装変えてた -- 2025-12-15 (月) 21:33:10
    • ”愛”じゃないかな? -- 2025-12-16 (火) 04:52:24

*1 チヘはあだ名ではなく、開発段階で用いられる偽名であるが、現代では通称として使われている事が多い
*2 アメリカとの戦いは海軍の領分であって、陸軍の本分は大陸でのソ連への対応であると認識が強く、1943年半ばまでは陸海軍一丸となってアメリカと戦う意識は低かった。