概要
アメリカ軍戦車ツリーの10番目に使用可能になるイギリスの巡航戦車。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 2 |
BR | II |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | - | - | ◯ | - | - |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 3 |
砲塔旋回速度(°/C) | 36°/ C |
俯角/仰角(°) | -12 / +20 |
リロード速度(秒) | 4.0 |
車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 13 / 14 / 14 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 32 / 14/ 17 / 13 |
馬力 | 289hp at 1500rpm |
重量(t) | 20.3 |
視界(%) | △△ |
速度(km/h) | 42.29 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 57mm 6ポンドオードナンスQF Mk.III 砲 | 1 | 65 | △△ / △△ / △△ |
同軸機銃 | 7.92 mm ベサ機関銃 | 1 | 3375 | △△ / △△ / △△ |
解説
アメリカ軍戦車ツリーの10番目に使用可能になるイギリス軍巡航戦車である。
本車両はMk.Iから始まる中でMk.IIIに該当する。
特徴
57mm砲と同軸機銃を持つ3人乗りの車両。
BR2帯の車両では、オープントップの自走榴弾砲であるM8 Scottや、車体と砲塔にそれぞれ大小の砲を搭載するMk I Grant、M3 Leeといった車両が存在するが、それらのややクセのある車両たちと比較すると、旋回砲塔に単一の砲を搭載した本車は標準的で扱いやすい車両である。
【火力】
57mm砲と同軸機銃を有する。
弾薬/弾種はAP弾33発、HE弾32発、機銃弾3375発(内225発装填済み)の他、間接防御装備として発煙弾発射機を備えており、発煙弾50発を搭載している。
57mm砲は比較的装填速度が早く、車長(装填手)に装填速度向上パークを付けることでストレスなく発砲を継続できる。
ただしその分、弾が尽きるペースも早いので、やたら無駄撃ちすることは避けたい。
AP弾は75mm砲と比較して加害力にはやや劣るため、敵車両に対しては弱点に狙いを定めて丁寧に攻撃する必要がある。
相手がBR3までの車両であれば、遭遇が想定されるドイツ軍日本軍ともに装甲の厚い車両は少ないため、どこを狙っても貫通できないという局面に陥ることはまず無いだろう。
HE弾はAP弾と同じく75mm砲などより加害範囲は劣るものの、榴弾の殺傷範囲は意外と広く、密集した歩兵や屋内に潜む歩兵をまとめてキルすることができる。
【装甲】
全周に渡って非常に薄いため正面からの攻撃でもたやすく貫通される。
正面向かって右側の車体部分前面に弾薬庫があり、ここを狙われると一巻の終わりである…。
相手がPz.IV F1などの場合一発で爆散することも珍しくなく、そうでなくとも乗員とモジュールがボロボロになる。
しかも、乗員数が3名しかいないため、一人でも欠けると戦闘力は大幅に低下してしまう。
本車の装甲は基本的に頼れないものだと覚悟しておくべきだろう。
【機動性】
軽快であり陣地転換が容易に行える。
装甲が薄い分、上手く立ち回って敵車両や敵航空機に狙われにくい(狙いづらい)という運用をしたいところ。
車高が低いため、比較的被弾を受けづらいという利点を活かしたい。
【総論】
防御力に不安はあるものの、BR2帯ではバランスの取れたクセのない使いやすい車両。
火力に関しては、優秀な手数も相まって歩兵を相手にする分には不足を感じることはないだろう。
格上の車両相手には厳しいところはあるものの、適切に弱点を狙うなど機動力を活かした立ち回りで工夫したいところ。
ちなみに、本車は乗員が(指揮官/銃手/運転手)3名で構成されており、指揮官である車長が装填手を兼任しているが、ハッチから身を乗り出している間は装填作業を行えず、砲の装填速度が著しく低下するので留意しておこう。
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小ネタ
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