概要
ドイツのワルサー社がGewehr 41を基に、ソ連製自動小銃を参考として改良を施した半自動小銃。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | 4 |
BR | IV |
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード |
- | 〇 | 〇 | - | - |
距離毎ダメージ減衰率
項目 | 改修前⇒改修後 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 12.7⇒15.3 | 10.4⇒12.5 | 8.5⇒10.2 | 7.0⇒8.4 | 5.7⇒6.9 | 1.5⇒1.8 | 0.8⇒0.9 |
貫徹力(mm) | 1.0⇒1.0 | 0.1⇒0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 7.92 |
---|---|
打撃力 | 12.7⇒15.3 |
銃口初速(距離/秒) | 750⇒750 |
発射速度(発射数/分) | 320⇒350 |
リロード時間 (秒) | 2.3⇒2.3 |
垂直反動 | 110⇒94 |
水平反動 | 28⇒23 |
供給システム*1 | 10発弾倉 |
重量(kg) | 5.0 |
弾倉質量(g) | 26.2 |
射撃方法 | セミオート |
解説
特徴
反動がやや大きく、それでいて初期装弾数10発であり、予備が20発と継戦力が低くkar98と比較して使いにくい印象のある銃であったが、アップデートにより予備弾数が40に強化された。
但し、遭遇戦や弾薬箱付近の戦いではボルトアクションの隙が無いためKar98とは比べ物にならないほど使いやすい。通信兵にてアンロックされる半自動小銃であるが殆どの兵科にて装備出来るため人数の多い小銃分隊に配備すればかなりの火力増強が出来る。
【火力】
アップデートにより以前より12.0→14.4 12.7→15.3となった。火力だけでなく発射速度も強化された。
連射性が高い分ボルトアクションライフルより打撃力が控えめに設定されているものの、未改造でも100m以内で1発でダウン、最後まで回収済みなら200m以内で1発ダウンである。(兵士の体力は基本10)しかし、超過ダメージによる即キルが出にくい威力のため、中距離の敵を倒す際には二発ぶち込む癖をつけた方がいいだろう。
また、改造することによって打撃力が上昇したり拡散値が低下したり、やや大きい反動が減少し中遠距離まである程度使い勝手が良い銃になるため、極力改造して運用することを奨める。
【適正距離】
弾の拡散がしやすく、前述のように打撃力が控えめにされているため通常のボルトアクションライフルより短い準遠距離での交戦に向く。
【命中精度】
反動は大きいが、マウントして射撃することである程度補うことができる。
ただ、腰撃ちで使用する際には明後日の方向に弾丸が飛んで行ってしまうことも……。
アップデート 0.3.2.42により、連射系武器の反動が軒並み増加した。が、それと引き換えに大幅に連射速度を強化された。
【総論】
連射性が高いため弾薬箱で補給しつつ土嚢にマウントし射撃することで軽機関銃のようにも運用できる。
遠距離のボルトアクションライフル、中準遠距離のセミオートライフルと、どちらも実戦で引けを取らない有力な選択肢となるだろう。
史実
本稿はGewehr 41の記事と合わせて読むとより理解が深まるかと思います。
軍による様々な制限下で開発されたGew41は信頼性の面で余り良い出来とはならなかった。Gew43はソ連製自動小銃SVT-40を参考に特に問題のあったガスポート周辺が再設計されており、信頼性が大きく向上している。また、弾倉もSVT-40を参考に10発の取り外し可能な箱形弾倉となり、素早い最装填が可能となっている。着剣装置が省略され、プレス加工による部品が増えているなど戦中開発らしく生産工程の省力化が考慮されているのも特徴である。
マークスマン的な運用が想定され当初はZF-4スコープとセットで配備する予定であったが、実際にはスコープなしで運用されることが殆どだった。生産数は約40万丁*2。
小ネタ
ーー加筆求むーー