セリフ/【理想ってやつは……どんだけ血をすすりゃ気が済むんだ!】

Last-modified: 2023-02-22 (水) 16:26:03

FF13

第12章にて、リグディ大尉のセリフ。
レインズの射殺後、襲撃してきたPSICOMとの戦闘中に、リグディが憤激するように放ったセリフである。
リグディは「ファルシの支配下にあるコクーンを人間主導のものに変革する」というレインズの理想に惚れこみ、また彼に心酔していた。
しかし、ダイスリーによるコクーンを混乱に陥れるための策として、レインズは聖府代表として利用されてしまう。
「騎兵隊の司令官たるレインズが聖府の代表に就くこと」は、リグディら騎兵隊にとって裏切り以外の何物でもない。
全てはバルトアンデルスの思惑通りに進み、リグディたちはレインズの執務室に襲撃をかけ、かつての同志に問いかける。
 
リグディ:「これがあんたの望みだったのか?」
レインズ:「もはや私はファルシの奴隷だ」

     「――撃て」
 
レインズの望みではないと頭で理解はしていても、レインズがどうする事も出来ずに自らをファルシの奴隷と称し撃てと指示した事、リグディ自身もそれに従うしかないという逃れられない眼の前の現実。
それらを目の当たりにし、理想というものの厳しさを痛感させられたがゆえの台詞である。