FF7関連作品の新たなリメイクで、「FF7」「BCFF7」「FF7AC」「DCFF7」「CCFF7」の計5作品を収録し、この一作で前日譚・後日譚を含んだFF7の物語と歴史をすべてを楽しめる内容となる。
- 各タイトルが章立てとなっており、遊びたい章を選択して遊ぶ形式になる。
- 2023年1月にサービスを終了した「FF7FS」のシナリオの収録も決定。
2022年内配信とされていたが延期され、2023年夏にクローズドβテストが開始される予定。
- CBT期間:2023年7月7日-14日
- 2023年9月7日(木)より正式サービスを開始。
プラットフォームはiOS/Android。開発担当はアプリボット。
ゲームとしては、買い切りアプリではなく、基本プレイ無料で課金要素有りのいわゆる「ソシャゲ」である。
- 野村氏は「本作のコンセプトはあくまでオリジナル『FFVII』ベースの作品として気軽に楽しんで頂く、というものです」「他コンピレーション作品もこれで集約しておしまいだとは思っていません」とコメントしている。
あくまでも気軽にFF7コンピレーション作品に遊べるようにするのが目的であり、これが各作品の決定版的なリメイクかといえば違うようだ。
事実、CCは本作とは別のリマスターが発表されている。
フィールドではデフォルメされた3頭身キャラを動かし、バトルではリアル等身に切り替わる。
バトルシステムもオリジナル版FF7のアクティブタイムバトルを踏襲したコマンドRPGとなる。
- リアル路線のアクションRPGとして産まれ変わったFF7Rシリーズとはまた違った、「もう一つのリメイクの形」である。
キャラクターはストーリーの進行で必ず手に入り、キャラを強化する武器をガチャで手に入れる歴代で言うオペラオムニアに近いシステム。
だが、キャラごとのCアビリティは武器によって決まり、重ねることでアビリティやステータス補正もどんどん上がっていくため、ガチャで武器を引かなければどうしようもないバランス。
お着替え要素であるウェアもガチャ必須。
そのため、サービス開始数ヶ月後では武器ガチャも期間限定の無料ガチャやガチャチケットの配布、無料石の配布量増加などを行うようにしている。
武器やキャラの育成も現状では結構周回が必要で時間がかかる。
そのことに文句でもあったのか、スタミナ剤をめったやたらに配っている。
サービス半年程でスタミナ9倍消費が追加され、周回はかなり楽になった。
ストーリーとしてはFF7編、CCFF7編、FF7FSの3編でサービス開始。
定期的にシナリオ追加や期間限定イベントを開催している。
- 期間限定イベントは基本的に夏休みのスイカ割りやハロウィン、クリスマス、バレンタインなどのいかにも時期限定といった内容。
ただし、クリスマスなどの名前を直接言ったり、由来を語るのは大人の事情でNGなようで別の言い方や由来をされていることが多い。
また、話を矛盾させないように基本的にイベントクエストで起こった内容は魔法「ポータル」の影響で記憶できていないという処置が執られている。- ただ強敵を倒すだけと言った内容のイベントも存在していた。
FF9やFF7リバースとのコラボイベントも開催。
9コラボでは黒のワルツ達が敵役としてゲスト出演していた。
コラボウェアとしてはクラウドがジタン、ティファがサラマンダー、セフィロスがクジャ、ルティアがビビをそれぞれ担当。
主なスタッフは以下の通り。
プロデューサー:市川翔一
クリエイティブディレクター:野村哲也
ディレクター:鳥山求
シナリオ:野島一成