キャラクター/【ティーダの母】

Last-modified: 2024-04-12 (金) 06:39:54

FF10

文字通り、ティーダの母にしてジェクトの妻。本名不明。
ジェクトに心底惚れており、息子のティーダそっちのけでジェクトにベッタリであった。
故にティーダは「父が母を取った」と感じ、彼がジェクトを嫌う大きな原因となった。
本編開始の10年前にジェクトが行方不明になったことに失意のあまり衰弱し、39歳で病死。
よって、本編では回想と異界でのみの登場となる。


回想シーンや異界のイベントでしか見られないが、茶髪に七分丈のジーンズと若々しい格好をしている。


異界送りされてないのに異界でティーダの思いに反応して姿を見せたのは、夢のザナルカンドがそもそも異界のような存在だからなのだろうか?

  • ユウナいわく、「生きてるときから死を受け入れていた」とのこと。
    ティーダにとっては不憫な話である。
    • なにか病気を持っていて、余命が少なかったのだろうか。
      • 単にジェクトの失踪で生きる気力を失くしたのだろう。いわゆるうつ病のような状態。
  • 個人的にFF10トップクラスのダメ人間だと思う
    息子そっちのけで旦那にべったり・旦那がいなくなったら息子がいるのに死を受け入れる・ティーダがジェクトを嫌いな理由は自分にあるのに、まるで息子が悪いかのような説教
    「母親失格」としか言いようがないダメ親の見本市、このダメ母から産まれたティーダが素直にあの性格に育ったのは奇跡ともいえる。
    やはりアーロンの功績だろうか
  • 不器用ながらも愛情を息子に向けた父親に対し、皮肉にもこの母親が明確に息子に愛情を向けるシーンは数々の回想の中には出てこない。果たして実際息子は母親を愛していたのだろうか?色々考えさせられてしまう人物である。
    • ティーダは母親を悪く言わなかった。
  • 「母親は子供のことが最優先」というのは、母性愛神話。ティーダの母は、母親である前に人間。彼女が「夫であるジェクトをとても愛していた」ことは、「ジェクトと険悪な関係になった」などよりはずっと良かっただろうし。ジェクトがティーダの母を愛していてもかまわないように、ティーダの母も子供ができても夫を雑に扱わず愛していたということで。
    • そういうのをダメな親という。
    • 実際、ティーダの母はジェクトと寄り添ってる間は見向きもしてくれなかった。ジェクトは「いいのか?行ってやれよ」と言っていた様だが。
      • シカトしてたわけではなく、返事していた。ティーダも待つことを覚えるべきだったし。

ティーダの回想にて「死んでしまったら きらいだってことも伝えられないのよ」という名言を残す。


彼女は本当にティーダそっちのけだったのだろうか。死亡したのも、ジェクトがいなくなったことだけが原因だったのだろうか。ティーダの思いこみである可能性はないだろうか。

  • そういう描写がない以上ディーダの思い込みという可能性はないな。
    ただの思い込みだったら真相が分かるイベントがあるか最後にジェクトから聞かされるはずだし。
    • 可能性がないと断言するのもどうかと。FF10はティーダ主観の物語なので、幼少期の思い出補正は多少なりともかかってると思う。ゲーム中で全てをイベントにして明らかにする必要はないし、ジェクトは妻について何か思うところがあっても説明するような性格ではなさそう。それに幼少ティーダはジェクトの話なんて聞こうとしないだろうし、成長したティーダとジェクトはゆっくり話せるような時間などない。
      映像スフィアでジェクトが語ってる限りでは家族仲は険悪そうには感じないので、ティーダの思い出補正による誇張orジェクトが家族のことを全然理解してない鈍い父親である可能性もある。ブリッツ選手として多忙だろうだから有り得なくもない。
      • そんなプレイヤー側に何も伝わらないような設定を盛り込んだりはしないと思うけどね。これがティーダの思い込みであるならそういうイベントなり話は用意しておくはず。

彼女もまた、夢のザナルカンドの住人であり、都合のいい夢の世界に生み出された存在である。
そこで番として用意されていたジェクトを世界が想定しなかったバグによりを失った彼女に対して、果たしてかの世界はどのような修正をかけるだろうか?


作中後半の描写(ジェクトが居るとティーダに構ってくれなかった、ティーダがまだ生きているのに自身の死を迎え入れていた)などから、ファンから散々に言われてしまうキャラクターだが、一方で序盤の描写に目を向ければ
・ベタ惚れの夫であるジェクトを死んでしまえばいいとかいう息子に対し、上から単に否定するのではなく「死んでしまったら きらいだってことも伝えられないのよ」とあくまで諭す方向で死ねという考えを改めさせている(またこれが掟より召喚士の命が優先と掟を無視してユウナを助けにいく序盤の描写に繋がっており、ティーダの人格形成にちゃんと繋がってる)
・上記の諭すシーンではちゃんと足を屈めて息子の目線に合わせて話そうとする
など真っ当な母親している描写もちゃんとあったりする。
またジェクトが居ればティーダに構ってくれなかったってのは裏返せばジェクトが居ない時にはちゃんとティーダに構っていたとも取れ、「妻であることより母であることをとれ!」という考え方とは相反するのだろうが、一人の人間としてはそこまで罵倒するほどのキャラクターではない。