プロマシアの呪縛/第1章~第4章/龍王の導き

Last-modified: 2012-06-17 (日) 15:31:04

・第1節<龍王の導き>

進行内容
 バストゥーク共和国の近くに現れたプリッシュは、飛空艇を追っていってしまった。
 彼女の後を追いかけよう。


  1. 前節から自動的に進行。
     
    ??? : ……!
    ??? : ……[Your Name]……!
    ??? : ……起きろってば、[Your Name]!!!
    (倒れている冒険者、呆れながら見下ろすプリッシュ)
    Prishe : ……なんだよもう。
     こいつ、見事に行き倒れやがって……。
    Prishe : んん!?
     あれは、あの空飛ぶ船は!?
    Prishe : 畜生、あいつのせいで
     こんな妙な場所に来ちまったんだな!
    Prishe : まっちやがれーーーーー!!!
    (飛空挺を追って走り去るプリッシュ)
     
  2. バストゥーク港・飛空旅行社に近づくとイベント。
     
    Prishe : おい! てめぇら!
     あのでかい船はてめぇらのもんか!
    Carey : ……え?
    Klaus : ……はい?
    Prishe : だから、あのでかい船が
     てめぇらのもんかってきいてんだ!
     さっき飛んでっただろ!
    Carey : 飛空艇のことですか?
    Prishe : ひくうてい、っつーのか。
    Klaus : はい、飛空艇は
     ここバストゥークのシドさまが
     作られた偉大なる大発明で……
    Prishe : 作ったのはシドっつう奴か!
     どこにいやがんだ、そいつは!
    Carey : ……え、ええ、
     シドさまでしたら大工房に……
    Prishe : だいこうぼう、だな!
     よくわかんねぇが、わかったぜ!
    (大工房へ向かって走り去るプリッシュ)
     
    Carey : あの嵐のような人は
     いったい誰なんですか? まるで台風ですよ!
    Carey : 言われるままに、
     シドさんが大工房にいると教えてしまいましたが、
     それでよかったのでしょうか。どうしましょう。
     
    Klaus : このごろ、飛空艇が
     上空でなにか巨大なものにぶつかって
     破損する事件が立て続けにおきています。
    Klaus : まだ客を乗せる飛空艇では
     その事件では起きてはいないのですが、早急に
     対策を検討しなければ大事故につながって
     しまうかもしれません。
     
  3. 大工房(H-8)のCidに話しかける。
     
    Cid : ふぅ、酷い目にあったぞ。
     ……ん? なんだ?
     言葉づかいの悪い娘さんを知らんかと?
    Cid : ああ、おぬしはあの娘さんの知り合いだと
     いうのか! いやぁ、まいったまいった。
     あの娘さんの剣幕ときたら……
    Naji : 先ほどの狼藉者は、
     留置所へ連行いたしました。
    Ayame : コーネリアさまが
     お話相手になってくださっています。
     工房長、お怪我はありませんか?
    Cid : ああ、大丈夫だ。
     いや、彼女はだいぶん混乱しているようだったから、
     少し休んでもらってから話をきこうと思ってね。
    Cid : 別になにされたというわけでもないし、
     罰を与えたりするわけではないから
     安心したまえ。
    Cid : ……それで、おぬしは彼女が
     なにを言わんとしていたか知っているかね?
    Cid : 「飛空艇が、バハムートが、」と
     意味のわからんことを繰り返していたが?
    Cid : なに!?
     武装した飛空艇が!? 黒衣の研究者が!?
    Cid : それはおそらく、ジュノの研究者達。
     その武装した飛空艇とやらは、20年前の大戦時に
     開発を進めながら、戦争終結と同時に封印された
     戦闘用の飛空艇だ。
    Cid : わしは20年前の大戦時、
     技術者としてジュノに招待され、あの戦闘艇の
     開発に携わっていたからよく知っている。
    Cid : そこで待っていたジュノの研究者たちは、
     みな黒衣を羽織っていた。彼らは決して表舞台に
     出ようとはしない。
    Cid : しかし、わしらが想像だにしない
     高度な技術を隠し持っているのだ。
    Cid : 特に彼らが用意した、
     「クリスタル推進機関」は特別でな。
    Cid : あれを動かすには、
     8つの属性のクリスタルを超えた、
     とてつもなく強いエネルギーが必要だった。
    Cid : そのエネルギーをどこから得たのか、
     得ているのか、はたまた質問は式を遡って、
     そのエネルギーとはいったいなにか?
    Cid : それは、今も解けない謎のひとつ。
     だからわしは、彼らの動きには注意してきたのだ。
    Cid : そして近頃、彼らがデムの岩まわりで
     怪しい動きをしていると知り、その原因を
     探っていたのだが……
    Cid : とうとう、あの戦闘艇を繰り出したとは!
     しかし、いったいなぜタブナジアに?
    Prishe : やつら、
     バハムートを捕らえに来たんだ!
    Cid : !?
    Cornelia : シドおじさま。
     この方、プリッシュさんとおっしゃるんですって。
     お話できるくらいにまで落ち着いたようですから、
     連れてきましたわ。
    Cid : おお、ありがとう、コーネリア。
     プリッシュさん、手荒な真似をして悪かったな。
     ……それで、そのバハムートというのは……?
    Prishe : ああ、真龍のでっかい王様さ。
     突然タブナジアの近くに現れて、タブナジアの
     まわりを飛び回ってるんだ。
    Prishe : だから俺たち、そいつに会いに行ったら、
     その戦闘艇ってやつと鉢合わせしちまってよ。
    Prishe : あいつらとやりあってるうちに、
     気がついたらここに飛ばされちまってたんだ。
    Cornelia : まぁ、なんてこと。
     あなたジュノとやりあってしまったの!?
    Prishe : しょうがねぇだろ。
     あいつらから襲ってきたんだから。
     あいつら、バハムートをぶっ殺しに
     きやがったんだぜ?
    Prishe : バハムートが
     「世界の終わりに来る者」だとかなんとか、
     気になることをしゃべってたってのにさ。
    Cornelia : 世界の終わりに来る者……?
    Cid : ……ふぅむ。
     世界でなにかが起きているのはたしかだ。
    Cid : 少し前、デムの岩などにあるテレポイントが
     原因不明の衝撃で壊れた。それと同じ頃、ジュノの
     沖合いに巨大な竜が現れたという報告がある。
    Cid : それが真龍の王バハムートだとすれば、
     ふたつの事件は繋がっているはずだ。
    Prishe : ……そうか、やっぱり俺、
     バハムートにもう一度会いに行くために
     タブナジアに戻らなきゃ。俺、ジュノに
     行ってみるぜ。
    Cid : なに?
     ジュノに行ってどうするつもりだ?
    Prishe : ジュノの天晶堂ってとこに、
     古い知り合いがいる。あいつに頼めば、
     タブナジアへの船を出してくれるはずだ。
    Prishe : じゃあな、世話かけたぜ!
    (ジュノへ向かって?走り去るプリッシュ)
    Cornelia : ちょっと、ジュノにどうやって行く気!?
     ジュノがどこだか、ジュノまでどれくらいあるか
     知っているの!?
     
    Cid : 真龍の王バハムート、
     そしてタブナジア、か。
    Cid : いやまったく、
     あのお嬢さんの勢いにも驚かされたが、その
     内容もまた驚くべきことばかりだったな。
    Cid : しかも、彼女は
     ジュノの天晶堂へ向かったようだ。
     本当にあそこに知り合いなどいるのかな?
     また問題を起こさなければいいのだが……。

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