14章

Last-modified: 2022-03-15 (火) 17:01:52

第14章「星舞い踊る湖」

実装時期:2021/2/25
推奨レベル:LV72~

ついに邂逅したアガーテとカロルとブルド。
一体彼らの関係性はどうなってしまうのか。
そして若人たちを見守るドンガは、突然不思議な提案をしてきた…。

セイルン湖

エリア1

ネタバレ注意

前章の続き…イーセリでブルドとアガーテが町を巡っていた。それを見つけたカロルは愕然とした。
カロルは「どうして何も言ってくれなかったんだよ!」とアガーテに言った。
アガーテとブルドが一緒に理由はブルドと友達になりたかったから一緒に行動したから。
アガーテがカロルに「ダメだったかな?」と言うと、カロルは「別にダメとか言えないけど心配するだろ。」と言った。
初対面のドンガとカロル。カロルはドンガのことをブルドの親と推理。
ブルドは「違う。断じてこいつは(ドンガ)は俺の親じゃない。」と言った。
するとドンガはカロルに向かって「少年。嬢ちゃんとどういう関係か知らねえがブルドのこと多めにみてやってくれないかあいつあんな感じで不器用な男だからよ。」と言った。
カロルはドンガに「不器用だからとかそういうの関係あるのかな?それに僕は少年じゃない!」と怒る。
それを聴いてドンガは「ん?あ~背伸びしたいお年頃ってことか。」と言って、カロルは「そうじゃない!」と言った。
そしてドンガは「要は少年(カロル)とブルドは赤髪の嬢ちゃんが大好きってわけだ。くーっ、いいねぇ。一人の女を取り合うと男二人の構図ってのはよ!太古の昔から語り継がれてきた修羅場っていうやつはいつだって甘美なもんだ。」言い、カロルとブルドは「は…、はぁ!?」とハモり、カロルはブルドに「おい、何でハモってるんだよ!やめろ!!」と言い、ブルドは「お前こそ言い掛かりをやめろ!ドンガも飛躍してこじつけるな!!話がややこしくなるだろ!!」と怒った。

・ドンガは話がややこしくなるほうが好き。人間関係がこじれるのが面白いとのこと。

アガーテはどういうことか分からなかった様子。
アガーテは「ブルドもカロルも好きだけどそれじゃダメなの?」と言った。
カロルはアガーテに「いや、別に…ダメとかそういうんじゃ…ほんとにないんだけどさ…!!」と言い、その後疲れたカロル。カロルは「ほっといてくれない?僕はちょっと飲んでくるから!!」とストレス発散に酒場で飲みに行く。
それを聴いてドンガは「まっ、飲むってなら俺もちょっとばかしひっかけてくるかね。」と言いカロルについていく。カロルは「なんでついてくるんだこの大男!一人にさせてよ!!」と怒る。
保護者的立場の人間として役目をしたいドンガ。
カロルはドンガに「お守りなんていらないから!!多分僕はお前と同じくらいだと思うけど!?」と言う。
ドンガにはカロルのことを若く見えすぎと思いさらについていく。
ほんとに酒場までついてきたドンガ。カロルは「僕に何か用でもあるの…?」と警戒する。
一方…イーセリでアガーテとブルドはお互いに家族の話をする。
ブルドに兄弟はいない。ブルドにとって家族は呪いの象徴とのこと。ブルドの父親は冒険者で母親はタクラカン。ブルドは母の影響を強く受けて生まれた。だが、そのせいでブルドはタクラカン達の間で肩身の狭い思いばかりしてきたとのこと。
アガーテは「ブルドの父親はブルドの生まれに頓着してなかったよね?」と疑問に思った。
ブルドは…「ブルドの父親は「はぐれタクラカン」でタクラカンとは考えが違う。タクラカンの大半は血の濃さに重きを置く。その考えを特に強く持っているのがエンデ島にいるタクラカン達。俺は多くの者達の例に漏れず、幼少期はエンデ島で暮らしていたが…冒険者の血が混じっていることを良く思われなくなかったから孤立していた。親族に憐れみを向けられている母親に対しても俺はどうすることもできず、訳も分からず疎まれる毎日だった。俺は自然と、こんな状況に陥らせた俺の父親を嫌うようになった。本当に俺の父親が俺のことを大事に思っているなら、なぜ母のそばにいなかったのか。親族は俺の父親を卑劣漢だったと罵ることを俺は鵜呑みにしていた。だから自然と俺に対して望まれて生まれた命ではないと思うようになった。エンデ島にいるタクラカンは基本的に性格が悪い。ストレスを感じている環境から抜け出したくて、剣の腕を磨いて、エンデいちの剣士になった。結局それが原因で余計にエンデ島に居られなくなった。そして俺はエンデ島の連中も浅ましい連中とばかりだと思った。だが、憂き目にあっているのは侵略者である俺の父親の存在のせい。俺は誇りを失ったエンデ島のタクラカンも侵略者たちも憎いと思うようになった。結局のところ今は、人次第だと思うようになってきた。何かをひとまとめにくくって判断するのは…あまり意味がないのかもしれない。」と語る。
そしてアガーテは「ブルドのお父さんって、ほんとに親族の人が言うようなひどい人だったの?」と言った。
ブルドは「…いいや、あとあと母親から聞いたが、父親とは愛し合っていたと言われた。その上で親族連中に無理やり破局させられて引き裂かれたのだと。俺は父親の憎しみでなんとか耐えて生きていたから、すぐには受けいられなかった。
…正直、今でも父親のことを思うのは抵抗がある。」と言った。
その話を聴いてアガーテは「あたしもさ、子供の時の刷り込みで何となく敬遠してるものってあるんだよ。」と言った。

・アガーテが敬遠しているものは苦い草。その理由は親族で胸を悪くした人が苦い草をバクバク食べて死んでしまったから。

ブルドは「なんでまたそんなことを…。」と疑問に思った。
アガーテは「その草には強心作用があるって言われてたんだよね。沢山食べれば治るはずだって思ったその人はつい食べすぎちゃったんだ。それで草の作用が効きすぎちゃってぽっくりいっちゃったの。それから家族には苦い草は危ないと言われ続けて、今でもあんまり食べたくないんだ。」と語る。
その後ブルドからアガーテにすすめられセイルン湖へ移動する。
一方…ドンガとカロルは酒場でゲームをしていた。
カロルがゲームに勝っている。負けたドンガはつまみ代を支払うのであった。
その後ドンガは酔い覚ましにセイルン湖へ移動する。カロルも同行。
ということで、一日で二回目の偶然の合流。
ドンガがセイルン湖に行った理由は目的があり、モンスターの綺麗なニンフを拝んでみたかったからだった。

・ニンフは踊りが好きで美人とドンガは思っている。

アガーテもニンフに会ってみたい!と言い、ニンフを探すことに。
ドンガが聞いた話ではニンフが一番澄んでいる湖は星鏡の湖とのこと。
道中でグルグルに遭遇しバトルすることに。

エリア2

ネタバレ注意

道中でスフィンに遭遇しバトルすることに。

エリア3

ネタバレ注意

ムアンがセイルン湖でディナーのモンスターを探している。
その後、道中でミミカサゴに遭遇。ミミカサゴがムアンに襲う。
ムアンがディナーの一品目をミミカサゴに決めてバトルすることに。
カロルは「ムアンはどんなモンスターでも口に入れようとするから食あたりで死んじゃうよ…。」と心配している。
ドンガはムアンにニンフを刺身にされちまうと思い、ムアンを止めることに。

エリア4

ネタバレ注意

湖のニンフに遭遇。ブルドになついている。
ニンフを刺身にして食べないか心配し、ムアンを止めるドンガとアガーテとカロルとブルド。
ムアンは食事の邪魔をするなら容赦はしない主義。
ムアンは麗しき水霊のアンディーンと燃え盛る火霊イフリータを召喚し、バトルすることに。
バトルに負けたムアンは「チッ!仕方ねぇ…今晩のディナーはミミカサゴまでで我慢してやるよ…。」と約束した。
ムアンは本当にニンフを刺身にしてしゃぶしゃぶにしようと思っていた。
アガーテがブルドに「ニンフを連れて帰っちゃえば?」と言うが、ブルドが「ニンフは自分の力場から離れたら息絶える。連れていくのは不可能だ。」と言い、湖のニンフとは星鏡の湖でお別れした。
…こうして、星踊る湖セイルン湖での長きに渡る冒険は幕を閉じる。一行は心行くまで祝宴を楽しむのであった。