5章

依頼を受けようと訪れた冒険者ギルドが騒がしい。ヒルダによれば現在キリーク峡谷のエーテルスポットが活動期に入っており、その影響で多くの魔物が集まり、そのうちの1体であるガルーダのせいで峡谷越えができなくなってしまっているのだという。君は商人に「峡谷越えを手伝って欲しい、報酬は弾むしイングニーまで送る」と言われる。ヒルダには止められるが、アガーテが名乗り出たことで流れで同行することになった君は、キリーク峡谷でブルドと再会する。

ガルーダを倒した先にはエーテルスポットがあり、ブルドはそれを回収しにきたのだという。君たちがエーテルを回収しなければガルーダ討伐に協力するというブルドに、君は頷いた。ガルーダが纏う風は食事をする際には消えるそうで、一行はガルーダの餌を調達することにする。

ガルーダはカルネワームという1種類のモンスターしか食さない。ブルドの案内でカルネワームを発見し、倒して体液を入手した君たちだったが、罠を作る暇もなくカルネワームの体液の匂いにつられてガルーダが襲来する。

ガルーダの強烈な風に吹き飛ばされそうになる一行だったが、ガルーダがカルネワームの捕食を始めた隙に翼の根を狙う。ガルーダとの戦いを制した一行は、ブルドの案内でエーテルスポットへと向かうことになった。エーテルはこの大陸で大地へ還った命の結晶であり、死せる者たちは等しく大地の血液となり、張り巡らされた龍脈を通って再び地表に放出される——エーテルをただの万能物質だと思ってくれるな、命は流転すると語るブルド。それぞれ思うところを抱えながら、君たちはギルドに帰還する。