注意
本項では北日本旅客鉄道の小沼駅について説明している。豊原市営地下鉄南北線?の小沼駅に関しては、小沼駅(豊原市営地下鉄)?をご覧ください。
小沼駅(こぬまえき)は、樺太道豊原市小沼南区?小沼中央?2丁目にある、北日本旅客鉄道(JR北日本)の駅である。駅番号はS05。電報略号は、コヌ。事務官コードは▲150124
乗り換え路線
樺太本線を所属線としていて、川上線を加えた2路線が乗り入れている。川上線の多くの列車が当駅で折り返すが、一部列車は、樺太本線に乗り入れ、豊原駅まで運行される。また、豊原市北部の交通の拠点で、多くのバス路線が乗り入れるほか、樺太本線も一部列車が当駅で折り返す。
歴史
1911年(明治44年)
7月20日-樺太庁鉄道東海岸線豊原駅-当駅間(8.7km)開業により設置。
9月10日-当駅-富岡駅*1間(8.9km)延伸開業。
1914年(大正3年)4月10日-川上線当駅-奥川上駅?間(13.1km)が開業。接続駅となる。
1925年(大正14年)8月11日-樺太行啓に際し、皇太子裕仁親王(当時摂政、のちの昭和天皇)一行が乗降
1943年(昭和18年)4月1日-南樺太の内地化により、鉄道省(国有鉄道)に編入。
1945年(昭和20年)
7月15日-豊真線当駅-奥鈴谷駅間が開業。同時に同線豊原駅-奥鈴谷駅間廃止。接続駅となる。
8月-ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
2030年(令和12年)4月1日-日露平和条約?に基づき、日本の管理下に置かれる。所属事業者がロシア鉄道から、北日本旅客鉄道になる。所属線がユジノサハリンスク - ホルムスク線から、樺太本線になる。
駅構内
3面6線で、豊原市内でも屈指の大きさを誇り、折り返し設備も設けられている。橋上駅舎で、小沼南区?役所や小沼中央公園?がある側が東口で、イオンモール豊原小沼?や小沼ステーションビルがある側が西口である。ホームの有効長は10両分であり、特急列車が繁忙期に増結された場合でも対応することができる。終日社員配置駅で、みどりの窓口を備える。Kitacaチャージ機、自動券売機、指定席券売機、話せる券売機、自動改札機、デジタル公衆電話、AEDが設置されている。管理駅として樺太本線の南小沼駅?-深雪駅?間と川上線の全駅を管理している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
1 | ■樺太本線 | 上り | 豊北・豊原・大泊方面 | 普通列車や折り返し列車が使用。 |
2 | 下り | 大谷・落合・栄浜方面 | 普通列車や一部の区間快速ハーバーライナーが使用。 | |
3 | 上り | 豊原・豊原空港方面 | 快速列車や特急列車が使用。 | |
4 | 下り | 落合・真岡・敷香方面 | 快速列車や特急列車が使用。 | |
5 | ■川上線 | 川上・川上温泉方面 | 樺太本線直通列車が使用。 | |
6 | 多くの折り返し列車が使用。 |
隣の駅
北日本旅客鉄道(JR北日本)
■樺太本線
■快速「エアポートライナー」・■■区間快速「ハーバーライナー」
豊北駅(S05) - 小沼駅(S03) - 落合駅(S13)
■普通
南小沼駅?(S02) - 小沼駅(S03) - 新大島駅?(S04)