ゲット小説 風六編2

Last-modified: 2013-09-11 (水) 23:08:42

風六編2です

小説

第17話の続き






…ん
…私…どうしたんだろ…
起き上がろうとしたが起き上がれない
目を開けると自分は床に鎖で結ばれていた、しかも口も塞がれている
必死にもがくが取れる気がしない
辺りを見ても、誰もいず…鉄でつくられ扉に何重の鍵が掛かった部屋であった、まるで監獄だ
(どうにか…どうにかしないと…)
風六は弾符ノ幕紙を出そうとしたが、なかった
(あれ…あれ!?ない…ない…)
風六はあのスーツを来た集団に取られたと思った
ジャラジャラ!
鎖が激しく動く
(どうにも…できないよ…)




ドカッ

第18話

「誰だと思った?TKだよ!」
目の前にいたのはTKだった
「TK!何故ここに…それに風土…」
「多分、同じだと思うよ。ここに来たのは」
「スーツの?」
「的中」
とりあえず鎖を物理で壊して助けた
「とりあえず今はここから脱出するぞ」
風六達はとりあえず部屋から出たが
「…サイレン?」
「サイレンです、見事にバレてます」
「駄目じゃん…」
風六達は急いで通路を走った
「…足音がする」
「俺達の音じゃないのか?」
「…違う…」
「そこに隠れれば?一回は大丈夫なんじゃない?」
「え、それ。どういう意味」
とりあえず空き部屋に入って隠れた
……

……こっちだよな?
…いやー、絶対そうですよー
…いや、違うんじゃない!?
…だって足音聞こえたし!
…いやいやいや、だからって可笑しいでしょう!
…馬鹿いってんじゃないよ!足音は結構大事な役割なんだぞ!
…んなこた言ったって足音は足音だろ…んなこと言われたって……
……
………


「…行った?」
「…足音が…消えた」
それと同時に行こうとした、そのときであった
「やっぱり、ここだったのね」
「…!」
「なっ…お前は…」
『幽香!!』
「ふふふ…驚いている様ね」
最初までは一緒に歩いてくれていた人だった…優しい人だった、でも今では全然違う…何か殺気が…
「…何故…幽香さんが…」
「そうね…教えられないわね」
「…それに…コピーじゃないようだな」
確かに腕にはコピーの印がない、どうやら本物のようだ
「…しかし、何故…」
「あなた達に報告することがあって…」
「…報告?」
「あなた達は、もう『スペルカード、弾幕、能力』が使えなくなったわ」
「…何」
「それと、もう一つ」
「『あなた達にはコピー妖怪の事件解決は無理』」
「…何故そんなことまで知…!」
バタッ
「TK!」
TKが急に倒れた
「…あなた達もこうなるわよ、急に倒れて…何処かに消える…」
「…どういう事…だ!?」
バタリッ
風土までも倒れた、そのあとTKと風土が消えた…足からどんどんと…
「TK!?風土!?」
「…とうとう貴女の番ね…最後の一人だから何か与えようかしら…」
「…与える…?何を…」
「そうね…『ゲットという人に会いなさい』かしらね…」
「…ゲット…?」
確か、何処かで…!
バタッ
「…どうすればいいのかしら」



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