sentoの小説

Last-modified: 2016-05-12 (木) 11:38:12

神秘の混合世界

遊戯王OCGを題材とした小説です。

1.クロスするデュエル

「デュエルモンスターズ」
そのカードゲームはペガサス・J・クロフォードによって生みだされ、海馬コーポレーション、レオ・コーポレーションによってソリッド・ビジョン・システムや、ライディング・デュエル、アクション・デュエルなど、様々な発展を遂げてきた。

「M・HERO 闇鬼でダイレクトアタック!」
″ヒュッ″
「うわあぁー」
竜巻 LP0
「また負けた…」
タン、タン、タン…と音を立てながら誰かが近づいて来る…
「ほんとセンスないわね。」
「て、遊歌!何度も言うけど、俺はこれでいいんだよ。いつか九十九遊馬みたいな人になってやるんだ!」
やってきた彼女の名は「立川 遊歌」
デュエルではプロに近い実力を持つ
「九十九遊馬なんて存在していたかもわからないのに、よくそんなこと言えるわね」

「今回の対戦者は…黒矢竜巻 対 鉄意陣!」
「また竜巻か…つまんねーな」
「そうだな…帰るか…」
会場では退場していく人もちらほら
(あいつらの言うことは間違ってない…竜巻、また負けるのかしら…)
遊歌は1人見守っていた
「おや、お前は有名な敗北王か。不運か幸運か」
「敗北王?!ま、見てやがれ!」
「それでは、デュエルを開始します!」
デュエル!
・ターン1
ターンプレイヤー 竜巻
「先行は俺だ!俺のターン!」
竜巻は手札を見ると、少しだけ考えた
「(これなら…)俺は手札から、XRギガを召喚!そして、効果でXRクロスバードを特殊召喚!」

XRギガ
星4
攻400守300
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。手札からレベル4以下の「XR」モンスター1体を特殊召喚する。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札からレベル6以下の「XR」モンスター1体を特殊召喚する。

XRクロスバード
星4
攻1700守1000
①:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り自分フィールド上の「XR」」モンスターの攻撃力は300アップする。②:このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。

「さらに、俺は2体のモンスターをリリースし、手札からXRライジングクロスを特殊召喚する!」

XRライジングクロス
星8
攻2500守2000
①:このカードは自分フィールドの「XR」モンスター2体をリリースして特殊召喚できる。②:お互いのスタンバイフェイズに発動する。このカードの攻撃力は200アップする。③:このカードを手札から捨てて発動できる。デッキからレベル6以下の「XR」モンスター1体を手札に加える。

竜巻のフィールドには1ターン目ながら切り札らしき戦士が現れる。
「よし!」
竜巻はこれが成功する事が少ないらしく、喜ぶが普通の決闘者にこれはできて当然なのだ
(竜巻にしては頑張ったな…)
「俺はカードを1枚伏せてターンエンド!」
竜巻 手札2枚
・ターン2
ターンプレイヤー 陣
「俺のターン!ドロー!」
「この瞬間、ライジングクロスの効果で、攻撃力が2700にアップ!」

XRライジングクロスATK2500→2700

「それがどうした!俺は手札から融合を発動。手札のエッジインプ・DT・モドキ3体で融合!」
陣の手札に同じモンスターが3体。いわゆる「手札事故」なのだが、陣は竜巻相手ならこれくらいでいいだろう、とこの手を取ったのだろうか
「エッジインプ・DT・モドキはデストーイとして扱う!」
「デストーイだと?!」
「融合召喚!現れろ!全ての玩具の結合魔獣!デストーイ・マッド・キマイラ!」
陣のフィールドには早速竜巻のモンスターの攻撃力を超えるモンスターが現れた。このままではライジングクロスは戦闘破壊されてしまう。
「くっ、攻撃力2800」
「バトルだ!マッド・キマイラでライジングクロスに攻撃!」
マッドキマイラは3つの首からそれぞれの攻撃を放ち、竜巻のモンスターは破壊されてしまった…
「ぐぁっ!! 何?」
陣のフィールドには何故か竜巻のライジングクロスが存在する。
「マッド・キマイラの効果で、破壊したモンスターの攻撃力を半分にし特殊召喚できる!」
「くっ!」
「ライジングクロスで攻撃!」
「ぐぅぅーー」
竜巻 LP2150
「お前のモンスターが俺の場にいることにより攻撃力が300アップ」

デストーイ・マッド・キマイラATK2800→3100

「カードを1枚伏せてターンエンド」
陣 手札1枚
・ターン3
ターンプレイヤー 竜巻
「俺のターン、ドロー!」
竜巻の切り札、ライジングクロスはわずか1ターンで破壊されてしまった。しかし、竜巻の手札にこの状況を逆転できるカードは存在しなかった。
「俺は手札からXRエスパーを守備で特殊召喚し、効果でクロスバードを手札に加える」

XRエスパー
星6
攻2000守2000
①:相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚に成功した場合、デッキから「XR」カードを1枚手札に加える。

「さらに、クロスバードを召喚!ターンエンド」
竜巻 手札2枚
・ターン4
ターンプレイヤー 陣
「俺のターン、ドロー!バトルだ、マッド・キマイラでエスパーに…」
「罠発動!守るべきモノ!攻撃対象をクロスバードに移す!」
クロスバードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない効果がある。破壊されない為、デストーイ・マッド・キマイラのコントロール奪取効果も発動しない。
竜巻 LP1050
「くっ、ターンエンド」
陣 手札2枚
・ターン5
ターンプレイヤー 竜巻
「俺のターッン!ドロー!」
聖なるバリアーミラー・フォース
「このカードは…」
まるで脳内に″カンコン″と響き渡るようなカードを竜巻は引いた。このカードは…遊歌に貰ったカードである。

「このカードは使うタイミングをマスターすれば、竜巻を勝利へ導く…」

「俺は、エスパーとクロスバードをリリースしXRウルギガムをアドバンス召喚」
XRウルギガム
星8
攻2500守1800
①:このカードがアドバンス召喚に成功した次の相手エンドフェイズまでにこのカードが効果で墓地へ送られた場合、このカードを墓地から攻撃力を700アップして特殊召喚できる。
「カードを1枚伏せ、ターンエンド」
竜巻 手札1枚
・ターン6
ターンプレイヤー 陣
「俺のターン!ドロー!さあ最後のターンだ。マッド・キマイラでウルギガムに攻撃」
「うあぁ」
竜巻 LP450
罠は発動できない罠か…、と陣は思った。だがそれは竜巻の作戦の内だった。
「ウルギガムを特殊召喚し、攻撃!」
「…今だ!罠発動、聖なるバリアーミラー・フォース!」
「何!なぜマッド・キマイラの攻撃を…」
陣はミラー・フォースに焦る。このカードが誰もが知る強力な汎用カードであり、沢山のデッキに投入されている。
「それは、このためさ!墓地へ送られたウルギガムの効果発動」
地面に沈んだはずの巨龍が地面に舞い戻ってくる。
「墓地から自身を特殊召喚し、攻撃力を700アップする!」
「攻撃力3200…ふ、神の宣告発動!その特殊召喚を無効にする」
(神の宣告…ここまで使ってなかったのか)
「何だと?!」
最後の手を封じられた竜巻にもう手は無かった… 次のドローまでは…
「俺はターンエンド」
陣 手札3枚
・ターン7
ターンプレイヤー 竜巻
「俺のターン!ドロー!こいつがきたって事は、勝ちたいならそれなりに頭を使えって事か!」
「引いたようだな」
相手が良いカードを引いたはずなのに、陣は笑顔だ
「ああ!手札からXRライジングクロスを捨て、デッキからXRクロスムーンを手札に加える」

XRクロスムーン
星4
攻1500守1000
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「XR」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

「俺はクロスクロスXRを手札に加え、発動!」

クロスクロスXR
通常魔法
①:相手フィールドにモンスターが存在せず、自分フィールドに「XR」モンスターが存在する場合、自分フィールドのモンスター全てをリリースして発動できる。お互いの墓地のモンスターをそれぞれ1体ずつ持ち主の相手となるプレイヤーのフィールドに特殊召喚する。

「クロスムーンをリリースし俺のフィールドにマッド・キマイラ、お前のフィールドにウルギガムを特殊召喚」
「俺のフィールドも?!」
「バトルだ!ウルギガムに攻撃!効果でウルギガムを特殊召喚!」
「しまっ…」
「ウルギガムでトドメだ!」
「ぐううあー」
陣 LP0

(ふ…)
遊歌は少し笑みを浮かべた…

「勝者は…なんと、黒矢竜巻!」
「た、竜巻が勝ったぞ……」
会場は騒ついた

「竜巻ー」
「お、遊歌」
「竜巻、勝ったは勝ったが、偶然のようなものだ」
「そんな言い方すんなよ…」
「でも、ミラー・フォースの使い方は良かった」
「ありがとう!」
「それで浮かれない事。じゃあね」
「また明日ー」

感想など


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