概要
対応艦種 | 戦、巡、駆、空 | 目標 | 対艦 |
---|---|---|---|
重量 | 5.11t | 装填速度 | 5.0秒/発 |
耐久値 | 566 | 発射初速 | 680m/s |
砲弾 | 76.2mm弾 | 最大仰角 | 42.0度 |
AP弾薬最大威力 | - | 最大俯角 | -10.0度 |
HE弾薬最大威力 | 338 | 旋回速度 | 6.0度/秒 |
対空射程 | - | 弾薬庫 | - |
対艦射程 | 2726m | 俯仰速度 | 8.0度/秒 |
購入ダイヤ | 2 | 購入ゴールド | 25,000 |
グリッド | 1×1(2×2) | 開発技術 | 開発済み |
英国アームストロング社によって製造された速射砲。 毎分12発という高い連射速度と当時の魚雷を上回る射程を有し、対水雷艇用の兵装として用いられた。 敷島型戦艦、薩摩型戦艦、金剛型戦艦など大型艦に搭載例が多い。 |
解説
- 4.7cm砲と同じく最初から所持している兵装。
- 性能は4.7cm砲の上位互換で、序盤はお世話になる。しかし所詮は豆鉄砲で、序盤の周回のほかに役目はない。
- レベル4にて40口径安式12cm砲が開放されるため、必要な価格は跳ね上がるが威力を求めるならそちらに載せ替えよう。
- 5-1周回艦のひとつに、これを2時方向(敵旗艦の方向。つまり右下)に向けて96基搭載するものがある。14cm砲を十数基載せるより投資額も必要レベルも少ないのでけっこうオススメ。
搭載可能艦
駆逐艦 | 磯風 | 峯風 | 睦月 | 初春 | 吹雪 | 陽炎 | |
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巡洋艦 | 天龍 | 球磨 | 長良 | 古鷹 | 青葉 | 妙高 | 高雄 |
戦 艦 | 敷島 | 薩摩 | 河内 | 金剛 | 扶桑 | 長門 | 大和 |
空 母 | 鳳翔 | 大鷹 | 祥鳳 | 龍驤 | 加賀 | 赤城 | |
注釈 | 未検証 |
搭載した完成艦
ドロップ海域
作戦1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
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作戦2 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦3 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦4 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦6 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦7 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦8 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦9 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦10 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦11 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
作戦12 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
※ドロップが確認された海域のみ表示
史実での扱い
正式名称はアームストロング QF 12ポンド 12cwt艦砲(QF 12 pounder 12 cwt naval gun)
1894年に開発された対水雷艇用の軽量速射砲。
イギリスのアームストロング社が開発した本砲は英海軍にて実用的な後装式として採用された。
これに先立ってイギリス海軍は1858年にそれまでの前装式(火縄銃のように砲口から火薬と弾丸を装填する方式)から後装式のアームストロング砲にしたものの当時は黎明期だったこともあり技術面で苦戦し、貫徹力や命中精度・信頼性の面で前装式を越えられなかったため1864年に前装式に回帰した。
その後、大型・長砲身化する砲に前装式は実用的ではなくなり、また後装式も研究が進み実用性が高まったという理由から本砲の採用に至った。
対水雷挺用の速射砲として設計された本砲は駆逐艦の主砲として搭載されたほか、大型艦でも採用された。
日本海軍でも本砲を輸入して戦艦や駆逐艦に搭載され、1908年には国産化された。
後継の10.2cm砲が開発されると威力不足からから陳腐化。
第一次世界大戦で旧型となってしまい、主力艦からは取り外されることが多くなった。
一部は高射砲として転用され、日本海軍でも同様の顛末となっている。
敷島型戦艦の補助砲としても搭載された本砲は神奈川県の記念艦三笠にて展示されており、戦後に作られた複製ではあるものの実際に動かすことが可能。結構楽しい。
本ゲームにも高角砲として登場する40口径三年式7.62cm単装高角砲は、本砲のライセンス生産版をもとに75度まで仰角を増したものである。