航空関連

空母について

そもそも空母は強いのか

まず船体の性能や補助艤装、艦載機搭載数、搭載艦載機によって別れます。ちゃんと準備している空母では大演習では化物となります。
ですが初期の空母は艦載機搭載数や母艦性能がちゃんと運用できるような性能をしていないので解放したらすぐ買うとかはオススメしません。まともに使えません。
演習では、味方の盾になるどころか空母は速攻で撃破される為、空母はいません。（演習の編成等はここでは触れません。）
戦役ではゴールドの収支を悪くする要因であることや打たれ弱いこともあって、非常に弱いです。
従って演習と戦役では空母を運用しないことをおすすめします。

航空機スロットの仕様

4機×5スロットが基本的な積み方です。空母の艦載機は1隻あたり同時に5編隊までしか出撃できませんので注意。
1スロットあたり4機を超えた分は補充機となり、艦載機が撃墜された時に次回の発艦で補充されるだけの存在です。
大演習でも敵艦の対空砲火が苛烈になってきたのである程度は補充機を積みたいところです。しかし天山は高いので手持ちのゴールドと相談しながら搭載数を決めてください。
ちなみに造船画面では「編隊数は4機搭載毎に1増えます」と書いてありますが、別に1スロットから同時に2編隊出撃してくれるようになったりはしないので"編隊数"を気にしても意味がありません。

エレベーターの積み方

「使う艦載機の発艦準備時間－2秒」より大きな数値の"発艦時間"になるようにエレベーターを積みます。
天山なら発艦準備時間8.2秒-2秒=6.2秒以上になるようにします。組み合わせは自由ですが、パーツ数などを考えるとエレベーター(6×6)を3基で6.6秒というのが定番かと思います。
ただし発艦時間が数秒長くなってもあまり大きな影響はないため、龍驤以下の空母では搭載機数とのバランスを考えてエレベーターを減らしても問題ありません。
なぜ上記のような計算になるのかは次章をご覧ください。

発艦の流れ

艦載機の発艦は「①発艦準備」→「②発艦」という順序で進みます。
①は「機体のスペックに記載された"発艦準備時間"－空母の"発艦時間"」という計算で決まります。ただし2秒未満にはなりません。
②は編隊の機数と機種で決まる固定値で短縮はされません。4機編成の艦攻なら12秒です。
また、1編隊目の②と同時に2編隊目の①が進行します。
そのため発艦時間を最小値の2秒にできていなくても、影響を受けるのは1編隊目のみということになります。
例えば天山(8.2秒)にエレベーター(6×6)1基(2.2秒)の場合は、作戦開始から天山1編隊目が発艦し始めるまでの時間は6秒、1編隊目の発艦完了が18秒、2編隊目の発艦開始が18秒、2編隊目の発艦完了が30秒となります。
この4秒の差を大きいと見るか小さいと見るかは難しいところですが、割と妥協しても構わない値ではないかと思います。
ちなみに②のプロセスに入ってさえいればその後に火災が発生しようが空母が撃沈されようが発艦は続きます。

航空訓練は上げるべきか

絶対に上げてください。最低でもLv12くらいにはしたいところです。基本はLv20(MAX)のつもりで行きましょう。とは言え龍驤などの訓練レベルを上げすぎると加賀以降の空母を入手した時に教本が足りなくなると思うのでその辺のバランスは各自の進行度合いで考えてください。
艦攻の場合は航空訓練を上げると魚雷を投下する距離が短くなります。
戦役のNPCにせよ演習迎撃でのプレイヤー艦にせよ航空訓練が低い空母の艦攻からの雷撃だとあまり命中しません。

AI空母のスロット選択

AI操作の空母はスロットの順番を無視して艦載機を発艦させます。
最初は戦闘機を全部発艦させます。
次は旗艦→その他で近い順に敵艦を狙い、戦艦なら艦攻を、巡洋艦駆逐艦なら艦爆を向かわせます。空母の場合についてはまだ不明です。
この時、同じ艦攻であれば機種などは考慮せずスロットが若い方から順番に発艦させるようです。
ただし確実に旗艦を一番最初に狙うというわけでもないようで詳細なアルゴリズムは不明です。
また、敵艦1隻つき1編隊を向かわせてその攻撃で敵艦を撃沈できなかった時だけ追加で編隊を出すようです。演習では敵艦が5隻以上いるのが普通なので気付きませんが任務などではこの影響が出ます。

ゴールドで買えるおすすめ空母

圧倒的に赤城です。「加賀が艦載機数で強いやろ」っていう意見があるかもしれないですが、繰り返しにはなりますが、艦載機は補助艤装がなければ使うことは難しいです。
また、加賀だと中口径砲も置きづらいため消去法で赤城です。ですが、赤城は性能空母としてのスタートラインでしかありません。パック販売やイベント等で順次他の空母に換装されることをおすすめします。

艦載機

航空母艦の攻撃の要とも言える艦載機。機種ごとの特徴、それに付随することをまとめてみました。

機種

艦載機にはそれぞれ艦上攻撃機、艦上爆撃機、艦上戦闘機の3つに分類されています。（以下それぞれ艦攻、艦爆、艦戦と呼称。）
基本は艦攻と艦爆を混載することですが、どの機種を載せて、どの機を載せるかのバランスは個人の自由。
艦戦は艦戦の欄でも取り上げているように艦攻爆に比べると一段劣るため、載せるとしても一編隊までにしておきましょう。
それぞれの欄で取り上げられている艦載機は、すべての艦載機について触れると記事が膨大になってしまうので,
実戦でよく使用されるものを列挙しています。

艦攻

敵艦真横から魚雷を投下し、魚雷によって敵艦にダメージを与えます。
その性質上対空兵装の攻撃をもろに喰らいますが、当たったときのダメージは馬鹿にできないほど大きいです。
艦爆とは異なり、艦攻を落としても投下態勢に入っていれば魚雷を投下して来ることもあります。

• 天山一一型

  重量	5.20t	最高速度	464.9km/h	運動性能	C	魚雷威力	5,697	被発見距離	5,000m	発艦準備時間	8.2s

  ゴールド内で買えて、実戦でも使える艦攻。これと艦爆の彗星を揃えられるようになってからが大演習のスタートライン。
• 天山一二型

  重量	5.06t	最高速度	481.5km/h	運動性能	C	魚雷威力	5,697	被発見距離	4,993m	発艦準備時間	7.8s

  天山の姉妹分。ダイヤ販売のみとなっている。　天山の上位互換で軽い、速い、準備時間も短いといい事ずくめ。
  このあとの流星のほうが高性能なのでこちらが採用されることは少なめ。
• 流星(攻撃機)

  重量	5.75t	最高速度	539.0km/h		運動性能	C	魚雷威力	7,979	被発見距離	4,892m	発艦準備時間	10.2s

  現状艦攻で最強の性能を誇る。重かったり、準備時間が長かったりするが、一度空へ上げてさえすれば無類の強さを誇る。
  価格はものすごい高い。(四機で700ダイヤ)

艦爆

艦爆は敵艦上空で爆弾を落とすため、甲板装甲の影響を受けやすいですが、攻撃態勢に入ると急上昇→急降下と言う挙動をするので、
追従できる対空兵装がないと落とせない特徴があります。仰俯角速度が遅かったり上限が90°ないやつでは防げません。避けてしまえば問題ないですが。
またプレイヤーが比較的操作しやすい機種でもあります。

• 彗星一一型

  重量	3.96t	最高速度	546.3km/h	運動性能	D	爆弾威力	3,124	被発見距離	3,737m	発艦準備時間	11s

  ゴールド内で買えて、実戦で使える艦爆。これと艦攻の天山を揃えられるようになってからが大演習のスタートライン。
  発艦準備時間は何故か長め。
• 零式艦上戦闘機六二型

  重量	3.15t	最高速度	543km/h	運動性能	C	爆弾威力	3124	被発見距離	3441m	発艦準備時間	7.4s

  艦爆内ではなかなかに良い性能を持つ。なんといっても現行艦攻爆内で一番発艦準備時間が速い。(同着、九九式艦上爆撃機二二型,7.4秒)
  ダイヤ艦爆ではかなり使い勝手がいいので流星(攻撃機)とともにおすすめ。

艦戦

敵機を落とす役目を担います。史実みたいに攻撃後の艦攻や艦爆で対空をすることもできないので事実上の艦載機の中で唯一対空できる機種でもあります。直接敵艦に攻撃することはできません。
簡易的な敵機のお掃除をやってくれることこそあれど、戦闘機専用補助艤装(高精度射撃照準器,大型機銃弾倉,増加燃料タンクのこと)をつけてやっと仕事をし始めるレベルです。　
専用艤装を載っけてかつ、詳しくは後述しますが、航空機は生存率アップ艤装(いわゆる介護セット。防弾板,防弾タンク,自動消火装置のこと)をつけないと対空兵装の餌になってしまうので、
五枠しかない補助艤装艤装枠を戦闘機のためにすべて埋める必要があります。(介護艤装はまだしも他の艦載機に恩恵を与えますが、あと2枠を戦闘機専用にしなければなりません。)
従って艦戦をわざわざ頑張って運用せずとも、艦攻や艦爆に置き換えたほうが総合的な火力も上がります。
これを入れるなら、一スロットのみとしましょう。(明らかにものすごい格上の大演習中盤、条約演習などは除きます。)

艦載機が撃墜された時の支出

艦つくでは艦載機が海戦中に撃墜されても買い直しなどは必要ありません（そこは鋼鉄の咆哮とは違うので安心です）。
ただし戦役のみ戦闘支出に撃墜された航空機の分の損失が加算されます。96式艦攻で2000ゴールド、天山で3万ゴールドくらいのようです。

航空機関連の補助艤装

艦載機用には以下の補助艤装があります。
どの艦載機でも使える汎用のものと、戦闘機専用の2種に分類できます。

汎用に分類される3つの補助艤装はいわゆる介護艤装、介護セットとも言われている必需品です。効果は一緒ですが、それぞれ異なる装備のため重ねがけができます。
またどの艦載機でも効果を得ることができます。最低限工廠販売の星2のもので構いませんから、空母を運用する分だけ購入しておきましょう。
戦闘機専用に分類されるものは、戦闘機のみに効果が適用されます。先述した通り戦闘機をまともに運用するには必須とも言える艤装です。

対空概要

• 戦役10から空母が登場します。また大演習では対空兵装は必需品です。この項は空母の艦載機への対抗手段である機銃や高角砲、噴進砲についてざっくりまとめています。
  戦闘機も対空能力を持ちますが、それについては艦載機の欄ですでに取り上げているのでここでは記載しません。

航空機撃墜率とは

• 各対空可能な兵装にはそれぞれ航空機撃墜率という数値が設定されています。
  • 航空機撃墜率が数値として明記されているのは機銃・噴進砲の2つの系統の兵装だけで、高角砲・主砲は数値としては存在していると思われますが、プレイヤーからは見えないマスクデータとなっています。
    公式より発表されている撃墜判定の仕様は以下の通りとなっています。
• 砲、高角
  対空攻撃が可能な砲/高角砲は対空攻撃時、対空射程範囲内に存在する/近い未来に対空射程内に敵航空機が侵入してくる場合、航空機の進路を予測して攻撃を行います。
  目標座標に砲弾が到着時、砲弾ごとの着弾座標を中心として『被害半径』内に敵航空機が存在した場合、確率に基づき撃墜判定を行います。
  敵航空機が進路変更を行うなどして『被害半径』内に敵航空機が存在しなかった場合、撃墜判定は行われません。
  ※『被害半径』の大きさは「HE弾最大威力」、すなわちその砲が使用する砲弾内の炸薬量によって異なります
• 機銃
  対空射程内に敵航空機が存在/近い未来に対空射程内に敵航空機が侵入してくる場合、
  対空機銃はその方向に、航空機が対空射程外へ離脱する前に旋回/射撃可能かの判定を行います。
  可能だった場合、旋回待機時間を経て航空機へ射撃し、確率に基づき撃墜判定を行います。

撃墜判定に関しては不明なことだらけですので、検証された方はwiki付属ディスコードより検証のところにお寄せください。

対空兵装

対空できる兵装の特徴についてにまとめてみました。
それぞれの欄で取り上げられている対空兵装は、すべての兵装について触れると記事が膨大になってしまうので実戦でよく使用されるものを列挙しています。

機銃・機関砲

• 対空専門兵器。高角砲で落とせなかった分のお掃除役をしてくれます。
• 艦つく独特とも言える仕様として同時稼働数に上限があり、同時に動くのは16基までとなっています。
  この上限は設備に付属している機銃も含みます。
  それ以上になりますと、リロード(機銃は一定時間射撃すると一瞬だけ射撃をやめて動かなくなります。)の際に撃つ位になってしまいます。
• ちなみに機銃のエフェクトは全部一緒です。

• 25mm三連装機銃(三連装)
  射程1000m、発射速度0.5秒/発、航空機撃墜率：6%。
  ゴールドの中では一番有用で、とりあえず載っけておいて損はないもの。

• 3.7cm/L83 SK C/30連装機関砲
  射程1295m、発射速度2.0秒/発、航空機撃墜率：10%。
  ダイヤ購入限定だが、恒常的に購入できる機銃の中では一番強いです。連射速度が遅いものの、撃墜率と射程に優れています。
  ただ少し重いのと装填時間が長いことが弱点。

• ボフォース40mm機銃(連装・四連装)
  射程1523m、発射速度0.5秒/発、航空機撃墜率：8%・12%
  射程は機銃の中で最長であり、撃墜率も40mm相応に高く設定されています。現行入手できる機銃の中では一番強いのではないでしょうか。
  ですが若干重たく駆逐艦などの重量を気にする艦種への配置は気をつけたいところです。
  なお、連装は戦役/作戦032 避け得ぬ戦いの5ステージ目で落ちることが確認されています。(ドロップまとめページも参照ください。)

高角砲

• 魚雷や爆弾投下前後で近距離で落とそうとする機銃と比べて、接近中に比較的中距離で落とそうとするのが高角砲の特徴です。
  仕様にもあった通り、被害半径はHE最大威力に比例し、その範囲(爆風)に入っていなければ撃墜判定は起こりません。
• 機銃とは異なり、同時稼働数に制限はありません。
• また自動兵装に入れると戦闘開始時に対艦モードとなり、前方(進行方向)へ向きます。
  その後戦闘中に敵艦が射撃可能ではない状態かつ敵機が射程内に入った時に対空モードに切り替わり,その際に装填と旋回が始まるので、場合によっては機銃よりも発砲が遅くなるケースもあります…

• 7.62cm連装高角砲
  対空射程2006m　装填速度2.3秒/発　旋回速度16.0度/秒 HE弾 威力338
  ゴールド高角砲の中では装填速度、旋回速度ともに優秀です。ただ他の高角砲と比べるとHE最大威力が小さい(=被害半径が小さい）のが欠点です。
  また若干当たり判定が大きいため少し配置しづらいです。

• MK.10単装高角砲
  対空射程1744.1m　装填速度3.0秒/発　旋回速度18.0度/秒　HE弾 威力831
  装填早い、旋回速度早い、無駄な構造物がないので載せやすい、HE最大威力でかい(=被害半径も大きい）と高角砲の中ではトップクラスの性能を誇ります。
  ただ大きな欠点として対艦/対空射程ともにゴールド高角砲より短いことが挙げられます。

主砲(対空)

• 小/中口径砲のなかには、対空射撃が出来るものがあります。(今のところ、対空射撃ができる最大口径の砲は試製55口径20.3cm連装砲。)
• 比較的遠くからこちらに向かって直線飛行している時を狙うため、編隊ごとを落としてくれることも。
• ただし装填時間が高角砲より長いのと、旋回、仰俯角速度等の追従性が悪いのが難点。
  また対空用に砲のリソースを割くと、本来の仕事である対艦能力が劣ってしまうという本末転倒な状況を招きます。
  あくまで砲は対艦がメインということを忘れないようにしましょう。
• またAIだと目の前の敵艦を無視して、勝手に対空に入ることもあるので対空機能付きの砲は僚艦には載せないことをおすすめします。(mk12は除く。)

• MK12連装両用砲
  対空射程2124.8m　装填速度4.0秒/発　旋回速度10.7度/秒 HE弾 威力831
  12.7cm台で800を超える威力を有し、装填速度もデフォルトで4秒でと比較的早く、対艦対空どちらも非常に優秀なの、小口径砲で最強と言っていい性能をしています。
  対空射程は約2000mと図体は小さいのに長めの射程を有しているため、対空用としても運用ができます。

設備/主砲(機銃)

• 大口径砲や、前/後艦橋、煙突、マストにおまけで付いている機銃。
• 附属する機銃の性能自体は、既出の機銃と同じです。
  (ただこの謎の機銃のように機銃の単独展開をしていないことも。実装から1年経ってるけど何なんだこいつ...)
• これも機銃の同時稼働数に含まれます。

噴進砲

• 機銃と同じで対空専用です。必要レベルが非常に高く、購入時のゴールドもかなり高価。
• 恒常入手可能な二八連装とパック販売のみであるが、三〇連装,UP AA Mk.Ⅰ 二〇連装対空ロケット砲がある。
• カタログ性能はこそ優秀なのですが、射程と装填速度から射撃回数が限られるため戦果に波が出やすくなっています。
  ただこれ艦攻相手には弱いものの、艦爆相手には大きな戦果を上げるため艦爆対策として使われるケースもあります。
• コレも同じく機銃の最大稼働数に含まれます。

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