テマリ(うみたまご)

Last-modified: 2021-11-25 (木) 12:55:23

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(画像)日本 動物園・水族館 カワウソ Wiki公式。2019年9月5日うみたまごにて撮影。

プロフィール

名前:テマリ
性別:メス
種類:コツメカワウソ
生年月日:2008年3月27日
命日:2020年12月26日(土)朝(享年12歳)
出生施設:海遊館
移動:海遊館(2008-2009)→大分マリーンパレス水族館うみたまご(2009-2020/12/26)
父:ナスビ(鳥羽水族館)
母:コウメ(海遊館)
兄弟:イブキ、ツバキ(ニフレル)?ヨツバ(のとじま水族館)ゴマ(あわしまマリンパーク)ムツキ(市川市動植物園)ナツ(海遊館)ハチ(ニフレル)?キク(虹の森公園おさかな館)イロハ(宮島水族館)
ペア:トオル(うみたまご)ヨモギ(新江ノ島水族館)
子供:コマリ(うみたまご)マモル(うみたまご)サラ(南知多ビーチランド)王子(桂浜水族館)ピース(つくみイルカ島)ケンピ(うみたまご)あずき(うみたまご)まっちゃ(うみたまご)キナコ(越前松島水族館)
孫:ワラビ(越前松島水族館)ポキ(越前松島水族館)プリン(越前松島水族館)キッシュ(越前松島水族館)

経歴

2008年3月27日に海遊館で5つ子として誕生。
10(テン)からテマリなのでナスビ(鳥羽水族館)コウメ(海遊館)ペアの10番目の子としてカウントされている。

 

晩年は糖尿病を患い闘病を続けていた。

 

死亡する2020年にうみたまごでおこなわれたクラウドファンディングでは「かわうその手形」を返礼品として用意しており、少なくとも最初の80枚はテマリのものである事が明言されている。
(マスコミ向けのPR映像では娘のあずきがでており、その時に披露していたものは後ろ足拓であったため、正確には足型である可能性が高い)

 

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※テマリの手形の実物写真

 

 

コツメカワウソの「テマリ」が天国へ旅立ちました

2009年に海遊館からうみたまごにやってきたテマリはまだ体が小さく、初めての場所に不安げな様子でした。

しかし、慣れてくると飼育員の手や長靴に噛みつくなどやんちゃな一面もあり、私たちをよく困らせていました。

その後は、2頭の雄との間に、計11頭の子供を授かり、お母さんとして子供たちを立派に育てあげました。

母となったテマリは体をなめてやるなどの世話をよくし、一方では嫌がる子供を咥えてプールに入れ、泳ぎの特訓をするなど厳しい一面もあり、私たちの子育てのお手本になるようなところもありました。

ここ数年は娘の「あずき」と一緒に過ごしていましたが、昨年から糖尿病を患い闘病の毎日でした。

時には歩き辛そうに体をひきずることもありましたが、飼育員と共にリハビリと治療に取り組むなかで、獣医も驚くほどの回復を見せていましたが、12月26日早朝、あずきに見守られながら息を引き取りました。

12年9か月の間、私たちに元気や笑顔をくれました。

そして、「家族の絆」の大切さを伝えてくれたように思います。

これまでテマリを応援してくださった皆様、温かい眼差しで見守って下さった皆様、本当にありがとうございます。

テマリに代わってお礼申し上げます。

これからは、息子の「けんぴ」娘の「あずき」の成長と活躍を応援していただければと思います。

 

特徴

娘のあずき(うみたまご)と共に展示されているが、あずき(うみたまご)が巨体であるのに比べ細身であるため区別がつきやすい。

 

ごはんの時間になり、飼育スタッフが近くによってくるとあずき(うみたまご)と共にドア部分の壁を高速でかりかりしている可愛らしい様子を見る事ができる。

 

半端ない身体能力でいつも脱走を試みる。

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