ケンピ(うみたまご)

Last-modified: 2023-12-07 (木) 19:27:23

s-DSC02006_R_R_R.jpg

プロフィール

名前:ケンピ
性別:オス
種類:コツメカワウソ
生年月日:2013年8月27日
命日:2023年12月5日17時24分(享年10歳)
出生施設:大分マリーンパレス水族館うみたまご
父:ヨモギ(新江ノ島水族館)
母:テマリ(うみたまご)
兄弟:コマリ(うみたまご)マモル(うみたまご)サラ(南知多ビーチランド)王子(桂浜水族館)ピース(つくみイルカ島)あずき(うみたまご)まっちゃ(うみたまご)キナコ(越前松島水族館)サクラ(アクア・トトぎふ)カシワ(アクア・トトぎふ)オモチ(新江ノ島水族館)

経歴

ヨモギ(新江ノ島水族館)テマリ(うみたまご)ペアの最初の子として誕生。

2018年11月頃からうみたまパフォーマンスというアニマルショーに出演し、くす玉を割り人気を博していた。

第二回カワウソゥ選挙では総合34位で九州地区1位を獲得した。

2022年に京急油壺マリンパークから移動したマリン(うみたまご)と同居を始めたが、興味なさそうにしている模様。

 

2023年12月1日前後から体調不良でバックヤードだったが、2023年12月5日17時24分に死亡した。


12月5日17時24分、私たち飼育員が見守るなか息をひきとりました。
10年3か月と10日の生涯でした。
 
ケンピは2013年8月27日、父獣:ヨモギ(現在、新江の島水族館)と母獣:故テマリとの間に生まれた最初の子供で、父獣が高知県の水族館から来たこともあり、高知県でなじみのお菓子「芋けんぴ」に由来し、名付けられました。
下あごにあるハートのあざがトレードマークで、そのあとに生まれた弟や妹たちの面倒を父獣、母獣と共にこなす良きお兄ちゃんでした。
小さな頃からスタッフの事が大好きだったこともあり、独り立ちしてからは私たちと一緒に沢山の新しいことに取り組んできました。
その一つが2018年11月ごろからの、うみたまパフォーマンスへの出場でした。
最初は部屋から出るのもおっかなびっくりでしたが、一つ一つ一緒に課題をクリアしていくことでお互いの絆と信頼が深まりました。
また、普段の何気ない仕草が人気を集めていました。
うみたまパフォーマンスに出た時には必ず最後にはくす玉割りに挑戦しました。
風が強い日にはなかなか紐が掴めなかったり、引っ張ってもくす玉が割れなかったり、時々起こるトラブルにもめげずに、懸命に紐を引っ張るその姿、そして割った後の決めポーズをもう見ることは叶いません。
ただ、その小さく健気な姿はいつまでも私たちの思い出の中に生き続けます。
 
これまで、ケンピに多くの拍手と応援をくださった皆様。この場をお借りしてお礼申し上げます。

[[コツメカワウソのケンピが亡くなりました>umitamago.jp/2023/12/07/kenpi/]]

特徴

名前の由来は実父のヨモギ(新江ノ島水族館)が異父兄の王子(桂浜水族館)とトレードで桂浜水族館から来館した事から高知のお菓子のケンピ(堅干)からとったと言われている。

 

ハーネスをつけてショーに登場してくす玉を割る。
くす玉に書かれている内容は「はじまるよ」→「俺、かわいいやろ」→「俺が一番かわいい!」とどんどん自己主張が激しくなっている。

20190905_umitamago_0026.JPG
(画像)日本 動物園・水族館 カワウソ Wiki公式。2019年9月5日うみたまごにて撮影。

comment