KHI、COM、BbS、Re:coded、3D、KH0.2の主題歌。
- codedはハードが携帯電話のため主題歌は設定されていない。
「光」として流れるのは主にエンディングであり、オープニングムービーにはアレンジである「光 -PLANITb Remix-」が、オープニングデモの方はオーケストラ版の「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」が使用されることが多い。
- 「PLANITb」はイギリスにある収録スタジオの名前のようだ。
Days以前の時間軸ではこの曲が、Days以降、KHIIIより前の時間軸では「Passion」が主題歌になるという解釈がある。
- ただしRe:coded、3D、MoMは例外である。
- Re:codedに関してはKHIやCOMのジミニーメモのデータ世界の物語であるし、ソラも彼本人では無い上に初期の服装だったためだろうか。
- 3Dのオープニングで「光」のアレンジが使われているのは、ソラたちがKHIの時の姿・時代に戻された&彼らがKHIの時に眠りに閉ざされてしまった世界を旅するからだろうか?
- MoMのオープニングで流れるのも操作するソラがKHIのものであることからだろうか?また、エンディング曲もKHIのエンディング曲を意識しているように思われることから、原点に帰るなど、何らかの意味があるものと考えられる。
主題歌以外でも要所要所のイベントシーンに使われていることがあり、KHIのテーマ曲にしてKHシリーズ全体のテーマ曲ともいえる。
作詞・作曲は宇多田ヒカル。
宇多田ヒカル自身のアルバムでは「Deep River」に収録されている。
英語版は「Simple And Clean」で、シングル「COLORS」のカップリングとして収録。
なお当楽曲のミュージックビデオは、宇多田ヒカル本人がキッチンでノリノリで食器を洗いながら歌っている様子を固定カメラで一発撮りしたもの。公開当時から洗い方がやや雑という指摘も。
- 曲に合わせなければいけなかったためやむを得なかったという本人談はあるようだ。
現在はYouTube上で4Kにアップグレードされたものも公開されており、プレミア公開時のコメントには宇多田ヒカルstaffアカウントより楽曲や当時の撮影時の経緯などのちょっとした裏話が投稿されている。
- それによると、野村氏から「どうしても宇多田ヒカルでいきたい」という熱いラブコールがありKHのテーマソングが決まったとのこと。
余談ながら、光では「真夜中に」というフレーズが印象的だが、KHIのパッケージイラスト「予感」の場面も夜である。
それに対応するかのように、「Passion」のキーフレーズは「青空の下で」だが、KHIIのパッケージイラスト「ハート」には青空が描かれている。
KHIIIのパッケージイラストでは様々な空が描かれているが、「誓い」では「朝日」「日が昇る」などのフレーズが含まれている。
KH
オープニングデモが「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」、オープニングムービーは「光 -PLANITb Remix- (Short Edit)」。
エンディングが「光」。
HIKARI -KINGDOM HEARTS Instrumental Version-
ホロウバスティオンでソラがカイリの心を解放するために自身の心を解き放つシーンで流れる曲。
こちらは「光」のサビ部分のアレンジとなっている。
- 「光」と海外版の主題歌「Simple And Clean」とではサビのメロディが違うが、海外版でも同じ曲が使用されている。
- ちなみに、英語版での名前は「Sora's sacrifice」。意味は「ソラの犠牲」。流れるシーンの状況を端的に表している。
COM
エンディングが「光」。
- COMのROMカートリッジはGBA最大の容量とはいえ256メガビット(=32メガバイト)しかないのだが、しっかりフルで流れる。
Re:COM
リメイクにあたり新規で制作されたオープニングムービーが「光 -PLANITb Remix- (Short Edit)」。
KHII
エンディング前、ソラが闇の海岸に届いた手紙を読み、光への扉が出現するシーンで「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」が流れる(イントロのみ)。
「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」は主題歌が「Passion」に決まる前、最も開発初期のPVでも使用されていた。
BbS
オープニングデモが「光 -PLANITb Remix- (Short Edit)」。
テラ編、ヴェントゥス編、アクア編のスタッフロールが「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」。
ラストエピソードのエンディングが「光」。
Re:coded
オープニングデモかつオープニングムービーが「光 -PLANITb Remix- (Short Edit)」。
エンディングが「光」。
3D
オープニングデモが再び「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」に。
- 映像中で指揮をとるのはなんと王様。
シルエットからして「魔法使いの弟子」スタイル。ミッキーで指揮といえばまさに、というものである。 - 上画面で過去作のシナリオをなぞる美麗な3Dグラフィックのムービーが流れ、それと連動するように下画面で2Dアニメーション風の王様が躍動する前半。そして2画面を活かした驚きの演出と、音楽の盛り上がりに合わせてシリーズファンには堪らない夢の光景が実現する後半。
様々な要素が完璧に調和した本作のオープニングデモはシリーズ内でも非常に評価が高い。
KH0.2
エンディングが「光」。
光 -Ray Of Hope MIX-
オープニングムービーで流れる、オリジナルの発売からおよそ15年の時を経て新たに作られたアレンジバージョン。
わざわざこのためにアレンジしたそうだ。(※お墨付きいただいています)
- そのためか配信ジャケットには、アルバム「宇多田ヒカルのうた」発売記念に野村哲也氏が描いたイメージイラストが採用されている。
「希望の光」というサブタイトルの通り、PLANITb Remixに比べて弾むような明るいアレンジになっている。
また、原曲にはない英語のフレーズがいくつか挿入されているようだ。1番わかりやすいのは「Let's go!」だが、一部には同氏の「Traveling」内にあった「Let's go for a ride!」が含まれる。
KHIII
光 -KINGDOM Tres Orchestra Instrumental Version-
エンディング前半の、ソラがカイリを救うために旅立つシーンおよびその後の皆の様子が描かれたシーンで流れる。
タイトルが違っていることからわかるように今回のために新録されたバージョンであり、これまでの「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」から若干アレンジが加えられている。
- KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres-で上演された際でもそのように説明されていた。
MoM
FIELD BATTLEとMEMORY DIVEの2パターン収録。
MEMORY DIVEの映像はKHのMVとなっている。
- MEMORY DIVEはフルで収録されており、5分弱と全曲の中でも最長クラスの長さを誇る。
また、MEMORY DIVE形式でオープニングでも流れる。こちらはKHIIIまでの振り返りのムービーで、長さも短い。