闇と狭間の世界の境界線にあたる場所。
アナザーレポートによると、海側が闇の世界、砂浜側が狭間の世界に位置する。
KHFM
シークレットムービーにて初登場。
闇の回廊から現れた男に対し、先にこの海岸にいた男が語りかけるシーンがあった。
KHII
上記のKHFMでのやり取りのイベントがオープニングムービーが終わってすぐに流れる。
このイベントはプロローグであるロクサス編の終盤でも少し形を変えて登場する。
狭間の世界でゼムナスと決着を着けたソラとリクは、当てもなく歩き続け、この場所に迷い込む。
光の世界へ帰る手段を持たない彼らはここに留まる決意をするが、そこへカイリがソラへ宛てた手紙が海から流れ着く。
手紙を読んだソラの前に光の扉が出現し、二人はデスティニーアイランドへ帰還することができた。
- これはKHIでソラがアンセムに言い放った「闇の奥には光がある」ことを象徴したシーンでもある(アナザーレポートより)。
またこのシーンはリアルタイムレンダからプリレンダのムービーに切り替わるため、スタッフはグラフィックに違和感が出ないように苦労したそうである。
Days
KHII冒頭で流れるイベントのさらにその後が描かれる。
BbS
シークレットムービーにて、KHIIのキングダムハーツ分解の余波で飛ばされてきた賢者アンセムが海岸で佇んでいる。
そこへ砂浜側からアクアがやってくる。
闇の世界に堕ちた彼女が狭間側であるはずの砂浜からやってきたこのあたりから、アナザーレポートで明かされた設定があやふやになってきている感が否めない。
- 長年彷徨う内に闇の世界と狭間の世界を行き来していたと捉えることもできなくはないが、明らかにBbS以降この海岸が闇の世界扱いされているため、やはり設定の変更があったと考えるのが妥当だろう。
3D
シークレットムービーにて、アクアが晴れやかな顔で海を眺めている。
KHIII
リクと王様がアクア捜索のために序盤と中盤に訪れる。
初回はアクアの気配を辿ってここまで来るが、直後にデビルズタワーに襲われてしまい、それまでの闇の世界での戦闘を含めた激しい戦いで二人のキーブレードが傷付いてしまったことと、アクアが落ちていったであろう闇の深淵に向かう手段を持たなかったことから捜索を中断し、イェン・シッドの待つ不思議な塔に帰還する。
アクアは闇の海岸で賢者アンセムと共に救助が来るのを待ち続けていたが、そこに賢者アンセムを連れ去りに来た闇の探求者アンセムが現れる。
アクアはキーブレードを失っていたため体術のみで闇の探求者アンセムを迎え撃つが敗れ、吹き飛ばされて海に落とされてしまう。
暗い海へ沈んでいく中、これまで10年以上放置された孤独から闇に染まってしまった。
二人が新しいキーブレードを携えて戻ってきた際、闇に染まったアクアとデビルズタワーと遭遇。王様がデビルズタワーに囚われリク一人での戦闘になるが、激闘の末にデスティニーアイランドに出現した扉を使って現れたソラとの連携技によってデビルズタワーを撃破。アクアもソラの手によって救い出され、四人は光の世界へと帰還する。