- 中日・立浪和義元監督の蔑称。
- 日本ハムバッテリーコーチ・山田勝彦(元阪神→日本ハム)の別称。
1の概要
2023年6月16日、交流戦の対日本ハム戦で苛立ちからかベンチ内においてあるゴミ箱を蹴り上げる姿が目撃され、対戦相手の日本ハム・新庄剛志監督の2022年の登録名「BIGBOSS」(ビッグボス)*1からもじって「キックボス(KICKBOSS)」が誕生した。
2024シーズンを以って立浪監督は退任。立浪中日は新庄日ハムに1勝8敗、勝率.111という驚異的な成績を残した。シーズン成績も、ともに1,2年目をリーグ最下位に甘んじつつも3年目でチームを2位に浮上させファンの支持と留任を勝ち取った新庄に対し、立浪は3年連続の最下位という屈辱とともにチームを去ることとなり、多くの解説者に2人の監督適正の差だとバッサリと切られた。
試合詳細
1-1の同点で迎えた4回表、2死一・三塁で打席には江越大賀。カウント1-0の場面で中日先発左腕・小笠原慎之介は飛び出した一塁走者の上川畑大悟を牽制。この際、三塁走者・万波中正がスタートを切るいわゆるフォースボークを仕掛け、ホームに投げることはできず上川畑をアウトにする前に万波が本塁に生還。結果的にこの1点がそのまま決勝点となり1点差で敗戦となった(試合詳細)。
フォースボークは高校野球などではまま見かけるプレーだが、昨今のプロ野球ではなかなか見かける事が少ないプレーだけに新庄監督にしてみればしてやったりだった。
一方このプレーを見つめていた立浪監督がチェンジとなり早々とベンチ裏に引き上げていくのだが、このときベンチに置いてあったゴミ箱を蹴り飛ばす姿と、それに驚き監督を見つめる中日の選手たちの姿が観客のカメラに捉えられてしまった*2。
2の概要
山田は2022年6月19日、試合後にベンチ裏で壁を蹴って骨折してしまう。28日に復帰すると、その約3週間後の7月19日に新庄(と選手・コーチ陣)の新型コロナ感染に伴い監督代行を務めることになったことから山田は一部で「キックボス」と呼ばれるようになった。
しかし翌20日に自身も感染が判明し離脱となったことから、山田の別称としてはあまり浸透はしていない*3。なお山田は中日の本拠地である名古屋市の出身である。