現中日ドラゴンズ監督・立浪和義をPL学園の先輩や同級生、後輩達が評した(とされる)コピペ。
素晴らしい元コピペ 
桑田…かわいい後輩、話してて面白い
清原…どうもアイツには何も言えん、とてもいい奴だとは思う
片岡…戦友 時々怖くて話かけられない時もあった
野村弘…なにもしてなくてもなにか考えてそうな奴だった
橋本清…先輩でも後輩でもなく同級生でよかった
宮本…素晴らしい先輩
福留…素晴らしい先輩
松井稼…素晴らしい先輩
前川…怖かった
小窪…雲の上の存在
マエケン…素晴らしい先輩
※桑田と■■が先輩。片岡・野村・橋本が同級生。宮本以降が後輩。
素晴らしい概要 
立浪はPL学園3年時の1987年に主将・遊撃手として春夏連覇を達成*1。その名声は高く、同年秋に中日にドラフト1位で指名され*2入団すると、新人ながら遊撃レギュラーに大抜擢。そのまま1年間ポジションを守りきり新人王を獲得した。
その後もチーム事情からポジションを転々としながら中日一筋で名手・巧打者として活躍を続け、通算2480安打・NPB史上最多の通算487二塁打*3・一塁を除く内野3ポジションでゴールデングラブ賞獲得と数々の記録を打ち立て、PL・中日だけに留まらず記憶・記録共に残る球界の「レジェンド」の一人となった。
こうした長きにわたる活躍が認められ、三代目「ミスター・ドラゴンズ*4」と呼ばれ、2019年には野球殿堂入りを果たした。PL時代を知る後輩達、高校在学期間の重ならない後輩達だけにとどまらず、先輩の桑田真澄や■■■■、同期の片岡篤史や野村弘樹、橋本清からも一様に高い評価を受けている。
その一方で、立浪の真摯に野球に取り組む姿勢は鬼気迫るものがあり、野球選手としては小柄な部類*5ながら引き締まった凛々しい表情に独特の威圧感があるため、怖い人物という誤解を受けることがある。実際にそのような誤解をした週刊誌が、「女性を強姦した上に暴力団幹部を使って被害者側を脅迫して揉み消した」(週刊ポスト)だの「某有名タレントと不倫」だの「デリヘル嬢に薬物を嗅がせて意識を朦朧とさせて本番を強要しようとした」(週刊アサヒ芸能)だのと捏造記事*6を掲載してダーティーなイメージを植え付けようとしたこともあるほど*7。
このような事情を背景として出来たのが前述の「素晴らしい先輩」である。後輩たちは怖い立浪に逆らえずテンプレ通りに素晴らしいと言うしかない*8というイメージをネタにしたこのコピペが誕生した。
なお、これら発言のほとんどはソースが無くあくまでネタであることに注意が必要である。またネタ抜きに立浪を「素晴らしい」と評価する人物も多い。
ただし、PL学園では先輩後輩間の上下関係が非常に厳しかったことは当の立浪自身をはじめ多くのOBが証言しており*9*10、テレビなどでも時折PL時代の上下関係をうかがわせるような場面も見られる*11ことから、どちらにせよ後輩は先輩に逆らえないムードがあったものと思われる*12。
また2015年春にPL学園は野球部の部員募集を停止、2016年7月から休部、2017年には部員が消滅して高等学校野球連盟からも脱退し、以降は硬式野球部の募集は行われていない。
ちなみにコピペには無いが、2019年、オリックス・中川圭太*13がPLの大先輩で当時楽天に所属していた今江年晶(敏晃)に挨拶した事を記者に問われ「緊張しました。雲の上の存在なので」とまるでこのコピペの小窪のような感想を述べた事があった*14。
また中日ドラゴンズも球界内では非常に上下関係が厳しいチームと言われており、立浪自身も他のチームのOBであっても目上の人物には礼儀正しいことからその場に立浪がいるとPL学園の後輩がピリピリしだすという。
なんJでもこの通例に倣い、多くの後輩達から圧倒的な評価を得ている立浪に敬意を表し「立浪さん」「素晴らしい先輩」などと呼んで彼を怖れている慕うのがマナーである。呼び捨てや暴言などを吐いたものには「パァン!」の音と共に素晴らしい銃弾が打ち込まれ、立浪のどんな発言に対しても「素晴らしい○○」と称賛するのはお約束である*15。
なんJで立浪が話題に上がった際には、上記のコピペのうち「先輩」「後輩」などの部分が改変されて投稿されることもある。
素晴らしい慧眼 
2019年のドラフト会議では奥川恭伸(星稜高)、石川昂弥(東邦高)、佐々木朗希(大船渡高)の3人が大きな注目を集めており、事前に指名を公言する球団も多かった。
実際に奥川と石川には3球団、佐々木には4球団が1巡目指名をした*16のだが、立浪はなんと競合で3人を引き当てる球団*17を全て言い当てる神業を披露*18。
一見彼の予見力を表す素晴らしいエピソードなのだが、「NPBの闇」「さすがヒットマン」などとまるで彼に裏の顔があるかのような反応であふれたようだ。
当初のソースはCBCスポーツのTwitterだったが、のちにCBCの中日の応援番組『サンデードラゴンズ』内で全容が放送された。ドラフト放送を若狭敬一アナと共に視聴しながら予想を的中させていく姿に若狭アナが怯えた表情を見せるのも無理はない。
素晴らしい監督爆誕 
2021年10月、中日は立浪が来季から監督に就任することを発表。
これによって「素晴らしい監督」が誕生した。