Top > ブルガリア事件


ブルガリア事件

Last-modified: 2019-08-20 (火) 18:30:37

元ダイエー/ソフトバンクホークス→読売ジャイアンツの杉内俊哉がダイエー時代の2004年6月1日、対千葉ロッテマリーンズ戦で起こした事件のこと。


経緯 Edit

杉内はこの試合に先発したが、2回7失点でKO。そしてベンチに戻ったら怒りにまかせて、帽子とグラブをベンチに叩きつけ始めた。
しかし怒りは収まらず、ついには右手でベンチを殴り始め、さらには利き腕の左手*1でも殴りつけてしまう

 

これにより両手小指付け根の骨折で全治3ヶ月。年内復帰もできず、結局これが同年最後の、そしてダイエー最後の先発登板となってしまった。球団からは罰金100万円・謹慎10日を科せられるが、今季絶望の事態を重く見た球団は後日罰金を600万円に増額した。
また、当時監督の王貞治は「戦列を離れなければいけない。悔しさは誰にでもある。だが、何の為に選手としてやっているのか。絶対にやってはいけないことだ」と苦言を呈した。


ブルガリア Edit

この事件はスポーツ紙で大々的に取り上げられ、当時のベンチ内の様子について当時正捕手を務めていた城島健司が「利き手はやめろ!」と叫んだことを各社が報道していた。しかし日刊スポーツがネット上に掲載した記事には

利き手はやめろブルガリア!ブルガリア

と記載。ブルガリアの部分はしばらくして削除されたものの、事件の深刻さと唐突に出た単語が意味不明というギャップから当時のネット上で瞬く間にネタにされ、「杉内=ブルガリア」という代名詞を決定付けられたのである。

 

「ブルガリア」が何だったのかは明らかではないが、以下のような説が語られた。

  • 日刊スポーツの誤植
  • M社ヨーグルトのステマ
  • 城島は別の言葉を叫んだが、記者や関係者の聞き間違えでブルガリアに置き換わった*2
  • 杉内はチームメイトに「ブルガリア」のあだ名で呼ばれていた*3

しかしこの事件は杉内本人や関係者の黒歴史となっており、当時について説明・言及されることが殆どないまま杉内・城島の両選手が引退してしまったため、現在でも闇に包まれている。


再来(パットン将軍御乱心事件) Edit

ブルガリア事件から15年以上経た2019年8月3日、横浜DeNAベイスターズ対読売ジャイアンツ戦(横浜スタジアム)で同様の事例が発生。
8回表、DeNA2点リードの状況でスペンサー・パットンが登板するも、1アウトも取れず2失点としなお無死二塁として降板。そしてベンチに戻ると怒りのあまり、備え付けの冷蔵庫を両手で殴りつけた。
この様子はテレビ中継でも映し出され実況スレで「利き手はやめろ」と大合唱され、また解説の槙原寛己は名前こそ伏せたものの杉内の事例に触れた。
試合後パットンは右手に包帯を巻いた姿で球場を後にし、翌4日も腫れが残っている状態だったため登録を抹消。そして5日に検査を受けた*4結果、第5中手手根関節脱臼骨折と診断。もちろん今季絶望であり、球団からも500万円の罰金とリハビリ中の野球振興活動への参加という処罰が下されており、本当にブルガリア事件の再来となってしまった。

GIF

後日談 Edit

後日パットンは一連の騒動について報道陣を通じて謝罪文を発表し、自身のTwitterにも投稿している
なお冷蔵庫は無事だった模様。

DeNA・パットンは負傷&処分でトホホだけど… 殴られた冷蔵庫は無事
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/190805/bas1908050002-n1.html
一方、パットンに殴られた冷蔵庫は、パナソニック製の「SSR-DX170N」型で、販売価格は27万8640円(税込)と高額。
500ミリリットルのペットボトルを105本収納できるが、右、左、右とパンチ3発を浴びても壊れることはなかった。
この猛暑で冷蔵庫まで故障となったら目も当てられなかっただけに、チーム内からは「頑丈な冷蔵庫でよかった」と安堵の声が挙がっていた。


関連項目 Edit



Tag: ソフトバンク 横浜 報道機関






*1 普段は右利きだが、投球は母親の意図から左投げに矯正させられている。
*2 「ぶん殴るな」の聞き間違え説など。
*3 「ブルガリアヨーグルトが好物だった」という説や、「(投手として)前年10勝→明治十勝(とかち)ヨーグルト→明治ブルガリアヨーグルト」の連想でそう呼ばれていたという説がある。
*4 4日は日曜なので病院が閉まっていた。