小笠原慎之介(中日→WSH)の別称。うなカッスとも表記される。
概要
東海大相模時代に、その名字と名前のそれぞれから小笠原道大(通称カッス)と阿部慎之助(通称うなぎ)を連想させたことから、両名のなんJでの通称を組み合わせ、命名された*1。
好調時などには小笠原道大の愛称「ガッツ」を使い「ウナガッツ」(うなガッツ)と呼ばれることもある。
中日入団後は2015年オフに引退した道大が二軍監督に就任、さらに小笠原孝(通称やる夫)二軍投手コーチもおり、道大が退団する2019年まで同一球団に3人の小笠原が在籍していた。
なお小笠原慎之助本人はネット上でそう呼ばれていることを把握しているという。
【わかやま国体】東海大相模・小笠原 ネット上のニックネーム「うなカッス」に戸惑う
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/132302(東京スポーツ)
少々、戸惑っていることがあるという。それはネット上でつけられた自身のニックネーム。「小笠原慎之介 ニックネーム」で検索すると上位でヒットする「うなカッス」というものだ。
小笠原は中日・小笠原道大内野手の「おがさわら」と、字は違うが、巨人・阿部慎之助内野手の「しんのすけ」を足した「おがさわら・しんのすけ」。そこに着目され、巨人・阿部がネット上で天才バカボンのキャラクター「ウナギイヌ」似と言われていることと、同じくネット上での中日・小笠原の巨人時代の蔑称「カッス」が“合体”して、「うなカッス」となったわけだ。
これに小笠原は「俺は俺。言わせとけばいいという感じ」と話しつつも「そもそもプロの選手に比べられるのも、その方たちに失礼な話。自分はまだ、全然そこまでのレベルに達してないんで」と、むしろプロに迷惑がかかる可能性を心配しているのだ。
「これって名前だけですよね。プレーで覚えてもらえるように頑張ります」と小笠原。「うなカッス」も発奮材料にするしかない!?
余談
そして慎之介の入団から1年経った2016年二軍秋季キャンプでは以下の珍事が発生、なんJでは「カッスレのようだ」と話題になった。
【中日】小笠原と小笠原が小笠原をしごいた!?
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20161029-OHT1T50141.html(スポーツ報知)
小笠原と小笠原が小笠原をしごいた!? 中日の小笠原道大2軍監督(43)が29日、秋季キャンプ中のナゴヤ球場で、小笠原孝2軍投手コーチ(39)とともに小笠原慎之介投手(19)にノックの雨を降らせた。
土曜日ながら200人程度しかいなかったネット裏のファンが、レアな光景を目撃した。練習メニューは、投手陣が両翼のポール間を走りながら飛球をキャッチするアメリカンノック。投手コーチが小笠原コーチしかいなかったため、急きょ小笠原2軍監督もノックバットを握った。
武藤らが先に引き揚げたため、最後は小笠原だけが2人のノッカーの球を代わる代わる追いかけた。黄金ルーキーの入団から1年。ついに“トリプル小笠原”のそろい踏みが実現した。
小笠原投手コーチ「僕自身、監督と一緒にノックするのは初めて。気づいたら(小笠原ばかり)3人になっていたので『監督、“小笠原アメリカン”ですね』って(笑い)」
小笠原「(トリプル小笠原?)チームが一緒ならいつか絶対起きることでしょ(笑い)。(小笠原2軍監督のノックは?)初めてです。うれしかったですね。テレビで見ていた人だし。(子供の時の印象?)ヒゲのないイメージ*2です。モノマネやってたッス」
小笠原2軍監督「珍しいことだけど、狙ってやったわけじゃないよ。(小笠原が喜んでいた?)励みにしてもらったらいい。まだまだ19歳。どんどん吸収して、いろんな糧にしてほしい」
11月上旬に左肘の遊離軟骨除去手術を受ける小笠原。現役時代同様のフルスイング・・・というわけにはいかなかったが、ガッツ指揮官が浴びせたのは、単なる白球ではなく「焦らずしっかり治してこい」という愛のエールだったのかもしれない。
AA画像*3
関連項目
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