有力選手が移籍した際に、移籍先の球団を非難するために使われる言葉。
概要
FAを行使した選手や実績のある外国人選手が年俸などを理由に移籍した場合、「○○を強奪された」という形で移籍先球団に対して元々の在籍球団のファンのヘイトが向かうことが多い。そして「強奪した選手で勝って嬉しいの?」「金銭による獲得は正当な権利」「引き止められるほどの条件を提示できなかった移籍元球団に問題があるのでは?」などとレスバトルが繰り広げられる。
またトレードや自由契約など所属球団が納得の上で放出した選手が、ネタとして強奪扱いされることもあるほか、引退した選手やOBが所属球団以外の系列メディアに野球解説者や野球評論家として就任することも、強奪扱いされる場合もある。
球界関係者による使用
2025年に催された巨人を応援する有志で構成する「燦燦会」総会にて、阿部監督による冒頭のあいさつでほぼこの用語の意味で「略奪」という言葉が使用された。
【巨人】阿部監督、大補強に「素晴らしい補強、略奪をしていただきまして」燦燦会であいさつ(日刊スポーツ)
財界人を中心とした巨人を応援する有志で構成する「燦燦会」総会が3日、都内のホテルで行われた。
首脳陣、選手が一堂に会した。阿部監督は冒頭のあいさつで「素晴らしい補強、略奪をしていただきまして、日本一にならなくてはいけないんだという、また重責を担った次第であります」と中日からマルティネス、ソフトバンクから甲斐、楽天から田中将らの大補強に触れ「巨人軍がずっと強くあること、これが一番大事だと思っています。33回、燦燦会、節目の年でもありますので、必ず日本一になることを約束して、あいさつに代えさせていただきます」と誓った。
山口オーナーが補強した戦力に自信を見せた。燦燦会に出席。12年を最後に日本一から遠ざかり、その間、3度の日本シリーズ進出も頂点には届かず。13年の楽天との同シリーズは3勝3敗で迎えた7戦目で屈し「そのときの最終戦の最終回、抑えに出てきたのが田中マー君でした」。19、20年の同シリーズはソフトバンクに惨敗し「主戦の捕手は一貫して甲斐選手でした」とし「その田中将大君と甲斐拓也君が、今年、ジャイアンツに来てくれました。セカンドチャレンジに貢献してくれることを確信しております」と話した。
巨人 渡辺恒雄元オーナー死去後、初の燦燦会開催 13年ぶり日本一へ巨人・山口オーナー「今年こそは何としてもの思いが募る」(デイリースポーツ)
「第33回燦燦会」が3日、都内ホテルで開催され、巨人の山口寿一オーナー(67)、阿部慎之助監督(45)を始め、日本代表に合流した吉川尚輝内野手(30)、岸田行倫捕手(28)を除く選手、首脳陣らが出席した。
会の冒頭では昨年12月19日に死去した読売新聞グループ本社主筆で巨人のオーナーなども務めた渡辺恒雄氏(享年98)へ、約190人の出席者が黙とうがささげた。山口オーナーは「日本一から遠ざかっている間、渡辺さんが今年こそ日本一と言い続けたことを思い返しますと、今年こそは何としてもの思いが募ります」と話した。
阿部監督も13年ぶりの日本一へ向け「素晴らしい補強、略奪をしていただいたので、日本一にならなくてはいけないんだという重責を担った次第であります」とした上で「33回、“燦燦”会、節目でもありますので必ず日本一になると約束して私のあいさつに代えさせていただきます」と力強い言葉を残した。
なお、御用紙であるスポーツ報知の記事では略奪という発言がしれっと削除されている。
「必ず日本一になることを約束します」 巨人・阿部監督「燦燦会」で決意語った(スポーツ報知)
山口オーナーは壇上で「燦燦会は今年ちょうど33回目です。結成以来、毎年出席してきた当社の渡辺恒雄が昨年暮れに亡くなりました。日本一から遠ざかっている間、渡辺さんが『今年こそ日本一』と言い続けてきたことを思い返しますと、今年こそ何としても、という思いが募ります」とあいさつ。
阿部監督も登壇し「素晴らしい補強をしていただき、日本一にならなくてはいけないんだと重責を担った次第です。必ず日本一になることを約束します」とリーグ連覇と13年ぶりの日本一を誓った。
関連項目
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