大正義巨人軍

Last-modified: 2024-11-06 (水) 05:28:51

このページでは、実在の人物と同じ名前を持つ架空のネタキャラクターについて、記載しています。
このキャラクターの特徴は実在の人物のそれと少なからず異なるため、これらの混同には十分にご注意ください
混乱を避けるため、実在の人物は肩書き(所属球団など)・氏名・敬称を略さずに表記しています。

【例】

読売ジャイアンツの別称(蔑称)。
カッスレ等においては、巨人小笠原などが所属するとされる読売ジャイアンツとは無関係な架空の球団の名称である。


概要

ジャイアンツが「球界の盟主」という自称を永らく崩していないことなどの「なりふり構わぬ傲慢な状況」を揶揄する*1ように名付けられたのが始まり。
字面的には尊称のように見受けられるが、実態は皮肉の意を込め蔑称として使われているパターンの方が多い
また「巨人軍」の部分を改変して、「大正義」のフレーズのみを強大な戦力や政治力の持ち主*2に使用するパターンも多い。

元ネタは、野球ch時代に存在した、巨人敗戦時に立てられることが多い「今日巨人は何十対0で勝ちましたか?」という煽りスレに「大正義巨人軍 1384855900 ー 0 下痢味噌」などのありえない試合結果が書き込まれ、ネタスレとして流行したこと。
このネタスレ自体はカッスレの隆盛により下火となったが「大正義巨人軍」という言葉は語呂の良さもあり廃れず現在に至っている。


大正義○○の一例

  • NPB(日本)
  • MLB(アメリカ)
  • 高校野球
    • PL学園(大阪、1970年代後半~1980年代*5
    • 大阪桐蔭(大阪、2000年代後半~*6*7
    • 作新学院(栃木、2021年まで夏地方大会10連覇)や聖光学院(福島、2019年まで夏地方大会13連覇)など都道府県大会レベルで大正義扱いされる学校も存在。
  • サッカー
    • 鹿島アントラーズ(日本、Jリーグ*8
    • FCバルセロナ、レアル・マドリード(スペイン、リーガ・エスパニョーラ*9
  • ラグビー
  • バスケットボール男子におけるアメリカ合衆国*11や、卓球競技における中華人民共和国*12など、オリンピック競技でもお家芸を持つ国が存在する。

関連項目



Tag: なんJ 巨人 カッスレ 蔑称


*1 事実、別所毅彦の引き抜きや、いわゆる「空白の1日」など仕出かした悪事は数知れずである。
*2 傲慢さや強奪要素を兼ね備えていると尚良し。
*3 アメリカン・リーグにおける優勝回数は「41」であり、リーグ内の他球団を圧倒している(2位のオークランド・アスレチックスは15である)。
*4 ナショナル・リーグにおける優勝回数は「25」でリーグ内最多。2013年以降は2021年を除き西地区の優勝を果たしている。2024年には同都市のロサンゼルス・エンゼルスから大谷翔平、更にNPBのオリックス・バファローズから山本由伸をそれぞれ獲得し、球界トップクラスの日本人選手両取りに成功。圧倒的な金満ぶりを見せつけたことで話題となった。
*5 2024年時点の通算成績はセンバツ出場20回・優勝3回(81年、82年、87年)、夏の甲子園出場17回・優勝4回(78年、83年、85年、87年)、春夏通算96勝。1982年には史上2校目の春連覇、1987年には史上4校目の春夏連覇を達成。
*6 2024年時点の通算成績はセンバツ出場15回・優勝4回、夏の甲子園出場13回・優勝5回、春夏通算78勝。
*7 2012年(藤浪晋太郎、森友哉などが所属。春夏共に決勝で青森・光星学院を撃破。)及び2018年(根尾昂、藤原恭大などが所属。春は智弁和歌山、夏は吉田輝星擁する秋田・金足農業を破り優勝。)に春夏連覇を達成しており、春夏連覇を2回以上達成したのは大阪桐蔭高校が唯一である。また3度も東北勢の甲子園初制覇(メディアからは「白河の関越え」と呼ばれており、2022年夏に宮城・仙台育英が優勝するまで実現しなかった。)を阻止していることもあり、その点でも大正義っぷりを見せている。また、2022年春のセンバツでも1回戦を除いた準々決勝から決勝まで全試合で対戦相手を大差でねじ伏せる馬鹿試合を連発し、「大正義大阪桐蔭」とネタにされた。
*8 リーグ優勝8回など、成績が飛びぬけて優秀である。
*9 この両チームの対戦は「エル・クラシコ」と呼ばれる。
*10 ラグビーW杯を2連覇した2011年と2015年は全ての対戦相手に勝ち越していた。NZの他では南アフリカ共和国の「スプリングボクス」やオーストラリアの「ワラビーズ」などが大正義級の強さを誇る。
*11 1992年のバルセロナ五輪にてNBAのスター選手を並べた「ドリームチーム」を結成し、対戦国に平均44点以上の大差をつけて勝利し続け金メダルに輝く。以降夏季五輪は2004年のアテネ大会(この年のみアルゼンチンが金)を除き、2024年パリ大会までアメリカ代表が対戦国を圧倒しながら金メダルを獲得し続けている(パリ大会終了時点で2008年北京大会から5連覇)。
*12 1988年に卓球競技が五輪に導入されて以降、中国はシングルス・ダブルス・団体の全てにおいてほとんどの金メダルを獲得しており、個人では金銀銅総ナメというケースもあったほどである。大正義っぷりが本格化した2000年大会から2024年大会までで、中国選手以外が五輪卓球競技で金メダルを獲得したケースは2004年アテネ大会の男子シングルス・柳承敏(韓国)と2020年東京大会の混合ダブルス・水谷隼&伊藤美誠ペア(日本)の2例のみ。