救済

Last-modified: 2021-10-27 (水) 00:16:00

金満による大物FA選手の大量獲得や、有力な新人選手の囲い込みの多さを「強奪」と批判をされることの多い巨人に対し、巨人ファンが反論するために作り出した概念。
「奪ったのではなく、(FA元)なんかでプレーさせられている可哀想な選手を救ったのだ」という大正義論法であり、大半のケースではネタとして使われる。
一方このネタとは別にガチで選手を救済したFAやトレードもあり、本項では巨人が関与していない案件も含めて紹介する。

ネタではない救済例

NPB

  • 小久保裕紀(ダイエー)
    2003年、高塚猛球団社長の跳梁*1ぶりから対立。そして高塚が報復のため小久保の自由契約放出を強固に主張したことから、中内正オーナーも高塚に従う形で巨人へ無償トレードとなった*2*3。後2006年オフ時のFA宣言時にはMLB移籍もあり得る中で新しい親会社であるソフトバンクの孫正義オーナーが王貞治と共に小久保復帰を熱望したため、事実上の奪還を果たし村松、工藤も指導者としてホークスに復帰している。
  • 藤井秀悟(日本ハム)
    2009年に国内FA宣言するも他球団から連絡がなく日本ハムも宣言残留を認めない方向であったため行き場を失い、紆余曲折あって巨人が獲得。
  • 平野恵一(阪神)・高宮和也(オリックス)
    2012年、出番を求めて国内FA宣言。しかし補償の発生するBランク故に移籍先はなかなか見つからず、12月25日になって古巣であるオリックス復帰が発表される。だが移籍先の決定に時間を要したことと、人的補償が当時戦力外も噂されていた高宮だったため、阪神ファンからは「補償まで含めて裏で話をつけていたのでは?」とオリックスとの出来レースを疑われたが結果的には高宮の救済にもなった。
  • 平石洋介(楽天)
    球団創立から楽天一筋で過ごし、2018年途中に球団史上最年少&初の生え抜き監督として緊急登板。翌19年には前年最下位から3位に押し上げる殊勲を見せた。にも関わらず石井一久GMに監督を解任され退団*4。その後ソフトバンクが一軍打撃コーチに招聘されたことで就任している*5

独立リーグ

  • 倉内凱之、二宮衣沙貴、松尾大河*6(琉球)
    2021年8月、琉球球団は一部選手・コーチによる規律違反の会食に端を発する新型コロナウイルスのクラスターを引き起こしてしまい活動が凍結になり、会食に参加していなかった選手達が巻き添えになってしまった。そのため、BCリーグ・茨城アストロプラネッツが若手3選手を期限付きで引き受けることを琉球球団に提言し、3選手の救済が実現した。

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*1 ファンサービス充実に固執するあまり試合中に選手にサインボールを書くよう強要、部外者であるはずの女性ファンをベンチに入れて選手のハイタッチに参加させたことを小久保に批判されたのがキッカケ。小久保のみならず工藤公康や村松有人も高塚の専横が原因でFAでホークスを後にしている。
*2 「無償」トレードとなった理由は不明だが、「当初金銭トレードが予定されていたものをダイエー側が無償トレードにして金銭トレードで発生する支払いを全て小久保の年俸に上乗せするよう委託した」という説がある。これは、小久保にとって青山学院大の先輩でもある中内オーナーが希望したものとも言われている。
*3 なお小久保と揉めた高塚は、翌年に親会社のダイエーが本業不振で身売りに至った際に無断で「ダイヤモンド社」の社長に就いていた事などの不祥事が発覚して孫から蹴落とされ、ダイエー本社と対決する構えを見せた矢先のオフにわいせつ事件を起こし逮捕された事で完全に失脚した。なお主力だった井口資仁にはオーナーが変更になった場合、自由契約を選択できる契約を前年にしていたため、これを利用する形でオフにMLBへ移籍、井口の政治力を端的に示すエピソードの1つとされる。小久保を慕う松中信彦も「このチームは勝ちたくないんでしょうか?」と憤りのコメントを出す、優勝旅行ボイコットが発生するなどホークスフロントは選手にも突き上げを食らう散々な結果になった。
*4 当初は二軍統括という肩書を提案しているため、石井なりに配慮を示したとみる向きもある。しかし平石、といった生え抜きを放出し、後任監督である三木肇を筆頭に、由規浅村涌井牧田など首脳・先発投手陣を石井の古巣であるヤクルト&西武OB中心で固めているため、石井の「お友達チーム作り」と扱われることが多い。なお、平石が拒否した二軍統括の座には先述のサブローこと大村三郎が就任した。
*5 翌2020年、ソフトバンクは3年ぶりの優勝と日本シリーズ4連覇を達成。対する楽天は前年の順位を更に下回る4位で終わったことから更なる批判を浴びることとなった。シーズンオフには三木が一軍監督を解任され、その責任を取る形で石井がGM兼務で監督に就任している。
*6 2017年から3年間、「大河」の登録名でDeNAでプレーしている。