必死のパッチ

Last-modified: 2023-09-23 (土) 20:32:31

関西圏において一生懸命・精一杯頑張っていることをアピールする慣用句。「パッチ」は単なる押韻とリズム感の良さから用いられる言葉のため、特に意味を持たない。野球では阪神タイガースの一部選手がヒーローインタビュー等で使用する決め台詞として知られる。

概要

使い手として矢野燿大関本賢太郎、原口文仁、近本光司がおり、2008年から矢野が使い始めたのが最初。2010年に矢野が引退してからは関本が使うようになったため、矢野が「元祖必死のパッチ」、関本が「本家必死のパッチ」と言われたこともある。2015年の関本引退後は原口*1、2019年のオールスター以降は近本も用いるようになっている。過去には藤浪晋太郎西岡剛が単発で使用していた。

とはいえ現在でも元祖の矢野のイメージが強いため、「矢野ガッツ」と共に矢野を象徴する言葉として扱われる。2019年にはそれを表すように、サンケイスポーツ紙上で『矢野監督の必死のパッチトーク』なるコーナーも開始された。

もっとも使用されるシチュエーションはほとんど関西限定である模様*2。一例として2020年以降、リアル野球BANに出場している原口は番組内ではこのフレーズを使用したことがない。

関連項目


*1 2019年から自身の名字(及びあだ名)とも掛け合わせた「必死のグッチ」も使用。
*2 阪神タイガースの選手ではないが、京山将弥(DeNA)は2023年のベイスターズ公式イヤーマガジンで自身の目標を「必死のパッチ」と書いている。なお京山は滋賀県出身である。