グラティ

Last-modified: 2020-01-20 (月) 16:24:15

かつて阪神タイガースの選手たちが2013年シーズンにおいて、本塁打を打ったり得点した時に行っていたパフォーマンスの名称*1

概要 Edit

2013年、2年ぶりにNPBへ復帰し阪神へ入団した西岡剛が発案*2
いつの間にかチーム中に浸透し、やがて得点時のパフォーマンスに発展した。その西岡のムードメーカー的活躍もあり、この年の阪神は絶好調で6月には一時首位に立つ程の勢いがあり、このパフォーマンスを行っている様子も試合中継のみならずスポーツニュースなどで度々放映された。
 
しかし、この「プレー中にスタンドやグラウンドの中を指差す」という行為を含んだパフォーマンスに対しての反応はあまり芳しいものではなく、「相手チームに失礼」「挑発・侮辱行為に当たるのではないか」と疑問を呈する声が外部からのみならず一部の阪神ファンからもあった他、阪神OBの掛布雅之氏も8月4日放映のサンデーモーニングにて「相手に対して尊敬の念が感じられない。挑発する行為であり、アメリカだったら報復される」と批判している。

だがそれにもめげず西岡は、首位である読売ジャイアンツとの3連戦を控えた8月26日に記者会見を行い、正式名称がなかったこのパフォーマンスを「グラティ」と命名することを発表。

西岡G倒決意!ポーズ命名「グラティ」
http://www.daily.co.jp/tigers/2013/08/27/0006285260.shtml

阪神・西岡剛内野手(29)と関本賢太郎内野手(35)が26日、今季から始めたホームラン後のパフォーマンスを「Gratiii(グラティ)」と名付けたことを発表した。感謝の意味があり、ファンへの思いが込められた言葉。27日からの巨人3連戦(東京ドーム)でも、ファンと一体となる「グラティ」を連発し勝利をつかみ取る。

球団も公式HPでこれを取り上げ、グラティグッズを販売する告知まで行なわれた。この時点で首位巨人とは5ゲーム差であり、気勢を上げて奪首への弾みをつけようという狙いもあったと思われる。

喜びのポーズのネーミング決定!その名も「Gratiii(グラティ)」
http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2959.html
 
しかしその巨人との直接対決で、阪神はあろうことか3タテを食らってしまう。この3連敗により5ゲーム差は8ゲーム差に広がり、事実上息の根を止められた阪神は首位を狙うどころかズルズルと後退。巨人に独走での優勝を許すにとどまらず、シーズン終了までカード勝ち越し0、あわや3位転落というところまでチーム状態は落ち込み、勢いにのる広島とのCSでも低調を引きずったままストレート負けを喫し、あえなくシーズンは終了。派手なパフォーマンスの代償か、西岡は「グラ岡」などと失笑を買う羽目になってしまった。
結局、命名自体が黒歴史扱いとなり、翌年にはグラティに批判的だった掛布がチームに復帰したこともあり、敢えなく封印された*3さらに翌年西岡は日本シリーズで特大級のやらかしをしてしまう。

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*1 感謝を意味する「Gratitude」にちなんだもの。
*2 関本賢太郎が挨拶する西岡に対してピースサインに親指を加えた3本指サインで対応、西岡が出塁した際に関本へそれで応えた事が始まりとされる。
*3 阪神の球団サイドはグラティがファンに好評でグラティグッズの売れ行きも良いことから、「大量リードの時は自粛などルールを決める」「掛布を球団が説得する」などの条件の上での継続を望んでいた。ただ西岡自身が上述の経緯もあってか継続に乗り気でなく封印となった。