モルガント
Last-modified: 2023-12-10 (日) 21:15:11
モルガント【もるがんと】(NPC)
- 彼もまた魔族ではなく魔族の側についた人間だという話だが……。
- トリアナの父親らしいが、その扱いはまるで召使いのようである。
直血の娘か義理の娘かは現時点(C4/G16)では不明。
- 基本的に何をやってもダメな人。
そのダメな例がこちら(ネタバレ注意)
- 近接と魔法に対する防御は固めていたにもかかわらず、弓への対処を怠ったために屈辱的な負け方を喫する。
- しかもその弱点を克服しないどころか、ミレシアンとのアルベイの女神D戦では全種類のダメージが通ることや、バオルダンジョンでは通用しなかったはずのタルラークの魔法攻撃に一撃でノックアウトされるなど、強化されるどころか逆に弱体化の一途を辿っている。
- 自身は戦わず、ゴーストアーマーに任せることが多い。
- そのため、ポウォールでの彼自身の手柄はほぼ皆無に等しく、そのサボり癖のせいで驚異的な防御能力を衰退させてしまい、今後の主な敗因となってしまう。
- 三戦士を最終的に撃退したのもゴーストアーマーである。
- 多くのイベントシーンではモルガントが加わらなかった戦闘はポウォールが圧勝するが、彼が加わったとたんにほとんど負けるか引き分けになる。
現時点(C4/G16)で判明しているモルガントの戦果。
- 記念すべき初登場であるG1のマウラスRPでは、登場してすぐに戦闘の中止を申し出た。本来はゴーストアーマーを使って力尽くでマウラスを仲間に入れようとしたようだが、大魔導師の二つ名は伊達ではなくあっさりと5体のうち2体を瞬殺された。戦闘に参加しなかったからよかったものの、途中参戦していたら完膚なきまでに負けていただろう。
- G1のアルベイの三戦士RPではたった一人の弓使いのために不覚を取る。
- 彼にとっての不幸はその弓使いが年端もいかない少女だったことに尽きる。大の男二人はほぼ封殺していたというのに。
- しかし、4年後には弓使いでなくてもダメージが通るようになっており、少女だろうと大の男だろうと戦いの心得えがある者であれば誰にでも負けるようになってしまっている。
- G1最終グラスギブネン戦前に2体のゴーストアーマーを連れて、侵入してきたミレシアンを撃退しようとするが、さすがにゴーストアーマー2体だけでは全く歯が立たずに敗北した。いったい何のために出てきたんだ。
- G2では目覚めたばかりで怪我も完治しておらずアタックしかできないルエリにカウンター待機してニヤニヤしながら反撃していた。続けていれば、これが最初のソロでの勝利シーンになるはずだっただろう。しかし、戦闘を中断したので引き分け扱いである。
- G2のルエリとトリアナを助けるシーンでは、ウィンドミルでパラディン騎士団たちを蹴散らし遠ざけてすぐに2人を連れてすぐに逃げた。
- ちなみにルエリが攻撃したパラディン騎士団は倒れたままだったり、ネクロマンサーの心得があるエスラス自ら復活の処置を施さなければいけないほどのダメージを受けているが、モルガントのウィンドミルで攻撃された騎士団は一人も倒れていなかった。むしろ、何事もなかったかのようにモルガントに反撃をしかけようとした。あとちょっと脱出に失敗していたら助けようとした2人も含めて全滅していただろう。よって、この戦いも引き分け扱いである。
- G2のリダイアの回想では、彼との戦いでは勝っているかのように見えるが、実際は相手の剣にめがけて攻撃して吹っ飛ばしただけで、リダイア自身に攻撃が当たったわけではないので勝利とは到底言えないものである。その後、留守中にお持ち帰りされていた娘を返してもらい戦闘が中断され、引き分けとなった。
- 吹っ飛んだ剣は当時のイメンマハ領主に命中し、しばらくして死亡した。エスラス曰く、その罪は剣の持ち主であるリダイアのせいだということにされて、モルガントが殺したことにはならなかったため、領主の命を奪ったという実績はなかったことにされた。
- G3のアルビダンジョンとバオル潜入クエでは自身は戦わず、ルエリやゴーストアーマーに任せっぱなしで、たとえポウォールで一番偉い人が前線に出ていても後ろで見ていただけで何もしなかった。
- G3最終のダークロードとしての最後の戦闘では、相方のルエリはほとんど無傷なのに対して、モルガントの方はぼろ負けだった。
- タルラークが援護に入った後でもミレシアンとの戦いは続いていたようで、キホールがモリアンにエリンの秘密の話題に切り替えた時点までは互いの位置が変わっていないことから、少なくともその時点までは持ちこたえられていたようである。
- G9のファロンRPで、パラディンだった頃のモルガントが彼を助けに来るシーンがあるが、よく見ると多くの兵士を連れてきている。しかも、肝心なモルガント自身が戦闘する場面はなく、兵士に命令したそぶりを見せてムービーが終わっている。
- この頃から人を使うのには長けていたようだが、同時にサボり癖もこの頃からあったようだ。
- ちなみにG9のPVでは兵士は連れずたった一人で登場する。そして敵もブラックウィザードたった一人である。
- G16の序盤でようやく初の勝利シーンである。しかし、動揺している相手に不意打ちをしてやっとの勝利である。
- かつて馬鹿にしていたどこぞの領主も同じことをしており、彼と同じことをするほどモルガントが堕落してしまっている様子が伺える。
- 後で調子に乗って、エレモンと共に現れたミレシアンに蹴りを入れる。しかしモルガントよ、相手は第一次モイトゥラ戦争で暴れまわったグラスギブネンを2度も倒している上に、劣化しているとはいえ性能はオリジナルとほぼ同格の知識の門番タバルタスを倒したり、石像だったとはいえ女神すら怯えるドラゴンには違いないクロウクルアフも倒し、かなり形は変わってしまっているが歴とした神の剣であるクラウソラスを破壊したり、神と同等の力を手に入れたり、カリバーンの守護者であるウロボロスをソロで倒したり、果てには神にケンカを売った経歴を持つとんでもないミレシアンだぞ、本当に大丈夫か?
- もちろん大丈夫なわけがなく、たとえ全ての死の軍勢を引き連れても彼が戦闘に関わっているという時点で既に負けフラグが立ってしまうようで、どんなにガストたちが頑張って護衛しても、どんなに姿や使う力を変えても、たとえどんなに優れた勝利の女神が彼についても、すぐに待ってましたと言わんばかりに笑いの神が降臨して最後の最期まで敗北の烙印を押してくる。
- G16最終戦にて、初の勝利シーンと引き換えとでも言わんばかりに命を奪われて敗北した。
- 神々の王ヌアザすら破ったエリン最強のミレシアンに敗れるというのならば、英雄と呼ばれていた彼にふさわしい壮絶な最期であったと評することもできる。
…が、この戦闘における彼は、一介の軍人に過ぎないオーウェン提督1人に取り巻きもろとも一蹴される程度の強さである。プレイヤーがもたもたしていると、彼は不死身でもなければ光の騎士でもない、ましてや神の力を持っているわけでもない一般の人間に対して手も足も出ずに敗れるという屈辱的な最期を迎えてしまう。
何とかとどめくらいはプレイヤーがさしてあげたいところである。彼の名誉のためにも。
- 戦績:12戦中 勝利1 敗北4 引分3 不参加3 不明1
- 一応ロード(爵位を持つ封建領主=高位の騎士)ということで、ポウォールとしての地位はとても高いようだが、シャドウコマンダーやダークコマンダー(司令官)などの地位があることから、戦闘での活躍は期待されていなかった模様。
- モルガントの祖父は先代ポウォールの王であるため、実力ではなく血筋でその地位を与えられた可能性がある。(常識的に考えれば、敵側の司令官をあっさりと受け入れるのはまずありえないため)
- G3最終でのミレシアンとの戦闘以降、G10のエラサRPにてキアダンジョンで引きこもり生活をしていることが判明する。
- G16では何を血迷ったのか、ダークナイトの力もパラディンの力も借りず、単身でペッカ中級に挑んだり、マスターリッチと契約して町の人を生贄にささげたり、王様を暗殺して自分が王になろうとしたり、明らかに別人なのにその人物を自分の娘だと思い込んだりと、引きこもり生活が長引いたのか完全に頭のねじが吹っ飛んだ様子。
- 未来を予知する能力はどこに行ったのやら。
- 勝ち知らずな彼がペッカから生きて帰ってこられたのは、恐らくポウォールに所属していた時の知人がいたのだろう。そうでなければマスターリッチほどの人物と契約を交わせることは永遠になかったであろう。
正体ネタバレ
- 正体はかつて光の騎士と謡われた英雄ルー。
なぜ彼がダークナイトとなったのかはルーの項を参照。
G1ネタバレ
- G1では、あるとき三戦士の前に現れて戦闘を行い、不吉な予言をして去っていく。
しばらくの後、初めてティルナノイを訪れた三戦士の前に再び現れ、キホール扮する偽モリアンの命令で三戦士を一閃。
その結果マリーは死亡し、タルラークは重傷を負いマナを司る器官に後遺症が残る。
残ったルエリは匿いつつ、彼に人間の醜さを見せつけていくことにする。
さらに時が流れて現在、一連の真相を知ってグラスギブネンの完成を妨害しにきたミレシアンと戦闘になる。
結局敗北するも、グラスギブネン召喚までの時間稼ぎには成功し、その場を離脱する。
G3ネタバレ
- G3では彼の娘であるトリアナの中に眠る、破壊の女神マハを覚醒(復活)させようとしている。
ストーリー終盤ではすっかり人間に絶望してダークナイトとなったルエリと共に、
クロウクルアフ復活を阻止するためにバオルダンジョンへと突入してきたミレシアンの前に立ちふさがる。
結局倒された挙句、石像クロウクルアフまでも破壊されてしまい、さらにはルエリも本物のクロウクルアフに連れ去られてしまい手駒を失う。
最後にミレシアンの前に現れ、名を覚えたこと、彼(女)の歩みを遠くから見ていることを告げていずこかへと去っていく。
- ちなみにこのエンディング時は兜が割れており、隙間から素顔の一部を見ることができる。
隙間から覗く大変暗い目が印象的。
- 別れの際に、プレイヤーに対して未来予知を試みるが、彼(彼女)が不死であるミレシアンであるせいなのか、見ることができなかったようだ。
- ルエリと一緒に出てくる戦闘では、彼のほうが強さが低い。
弟子が師を超えたのか、あるいはネクソン的にどうでもよかったのかはわからない。
G10ネタバレ
- G10ではキアのエラサRPやエンディングの2つのみの出番で、ストーリーには直接関係しない。
ただし、エンディングでモルガントが赤ん坊のエラサを抱いている画像があるため、彼こそがエラサの父親ではないかという説がある。が、真相は定かではない。
- この説が本当だとするとエラサはトリアナの同母兄弟(または異母兄弟)ということになる。
G16ネタバレ
- その後長らくメインストリームには登場せず、同じ予言能力を持つシェイクスピアとの同一人物説も取り沙汰されたが、G16にて思わぬ形で再登場。
詳細はルーラバダの項を参照。
- 前述の「シェイクスピアとの同一人物説」についてだが、G15終了時にもらえる「シェイクスピアの日記」に第2次モイトゥラ戦争で共に戦ったという記述があるため、否定された。
またG16のストーリー展開も「シェイクスピア≠モルガント(ルー)」という事実を裏付けている。
G22ネタバレ
- 久しぶりに彼の本名であるルー・ラバダの名が出るも、このとき既に世間でも「偽りの英雄」という悪名として広まってしまっており、かつての光の騎士の栄光すら地に落ちてしまったことが改めて確認された。ただ人間を助けるために戦ったルーが人間を見限った理由が人間たちの裏切りに有る事を考えると反省する事も無く都合が良い英雄を欲して使い捨てているエリン住民とも見えるために複雑である。
G25ネタバレ
- ミレシアンが見た過去で登場。G3での敗北後、死が近いトリアナを女神の運命から解放するために、神の力の残るイリアの祭壇*1で自身のすべてをハイミラクに捧げた。自身の過去の栄光なども含め全てを捧げても解放の代償としては足りなかったらしく、女王の祝福なども含め捧げ未来の自身をも捧げ、ルーとしての終わりと引き換えにトリアナを運命から解放したようだ。G16でルーラバダとして現れた時点ですでに彼自身ではなくハイミラクの操り人形になっていたこともわかる*2。ただ、女神の運命からの完全な解放は無理だったらしく「他の器に移すことでも満足」と言っているため、これがきっかけで女神の運命はミリアに移ったものと思われる。後にルエリが見たトリアナの墓もモルガントが作ったのだろう。
- この記憶はベインも先に見た事があるらしくこの行為に対して強い不快感をもち、自分の望みを叶える別の相手が必要だと言うような感想を漏らしている。
関連:ダークナイト トリアナ エラサ ゴーストアーマー